スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ミニチュアリリースから『ホビット』3部作を推理する(その2)

2012年09月07日 01:22

先月、ゲームズ・ワークショップのリリースプランとされるリストが、テキスト共有サイトPASTEBINにUPされ、拙ブログでも紹介させて頂きましたが(*8月12日の記事をご参照下さい)、9月1日になってかのTORnが、ゲームズ・ワークショップのスタッフから、「このリストは非常に巧妙でよく研究されたものではありますが、“いたずら”です」との報告を受けたとの記事をUPしていました。Hrum、Hoom。

僭越ではございますが、LotR3部作のクランクイン前から映画化情報収集のためにネットの海を徘徊していたワタクシめの感触と致しましては、「本物じゃないけれど、あながち偽物でもない」だったんですよね。つまり、映画制作のかなり早い段階で大ざっぱな材料を提供された中で作成された最終案ではないリストか、あるいは本物のリストの中に(だから部分的には本当の箇所もある)フェイクを混ぜたか、どちらかじゃないかと。
例えば、全品目に素材(PLはプラスチック、REはレジンですね)や形状を示す記号がきちんと入っていたり、バイン少年に特別に見せ場を用意しているシナリオが垣間見えたり、ロアークと対をなす大ガラスにスウォープ(Swoop:鳥などが空から舞い降りて獲物に飛びかかる様子を表す自動詞)なんて名前が付いていたりと、偽物と片付けてしまうには手が込み過ぎ&センスあり過ぎなんですよね(だからこそ「この上なく巧妙ないたずら」ってことなのかもしれませんが)

2010年1月という早い段階でSpoilerTVがリークした、主要登場人物のキャスティングのプロット詳細も、当時TORnは関係者情報として「根拠なし」と報じましたが、蓋を開けてみたらイタリルやアルフリードといった映画のオリジナルキャラを含む9割方が本当だった…なんてこともありますから、ただちに「ゴミ箱行き」とせず、記憶の「一時保存」ファイルにそっとストックを決めた管理人です。


以上、長過ぎる前置きでありました。
さて、件のリストから遡ること1ヶ月前、ドイツのWebサイトSF-Fanが、別のアクションフィギュアのリストを掲載しました。ドイツのトールキンファンサイトHDRFはこのリストについて、「ワーナーの公式テキストと確認した」と言っておりますが、如何せんドイツ語テキストなので指をくわえて見ておりましたら、TORnのフォーラムに英訳をUPしてくれたファンがおりました。どんなときでも頼りになるのはファンの情熱。有り難や有り難や…。

という訳で、こちらも紹介してみたいと思います。ただし「公式」と言うだけあって、登場人物のリストに目新しい名前はありません。
それでも、それぞれのキャラクターに添えられた説明文が映画における人物設定になっており、映画化する上で差別化を図る為に付加された性格やオリジナルの設定などは、ストーリー展開を予想する上で大きなヒントとなるような気がします。
そんな興味で訳してみました。ドイツ語→英語→日本語と翻訳を繰り返した、宛ら「伝言ゲーム状態」で、いつにも増して精度の保証はありませんが、宜しければご覧下さい。

【注意】以下、『ホビット 思いがけない冒険』の登場人物やストーリーに関するネタばれがあります。映画をなるべく白紙状態で楽しみたい方は、読むのをお控え下さい。

*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

1.ビルボ・バギンズ
多くのホビットたちと同様、ビルボ・バギンズは彼の快適な人生を享受しており、完璧な食料庫と良い書物とに囲まれて完全に満足しています。魔法使いのガンダルフが13人のドワーフたちと共にいきなり現れて危険な旅への同行を頼んだ時から、彼の人生は根本から変わることになりました。
ビルボは最初こそ懐疑的でしたが冒険好きでもあったので、トーリン・オーケンシールドのグループに加わって、恐ろしい竜の裏をかいてドワーフの奪われた財宝を取り戻す為に、ドワーフたちが必要とした「泥棒の達人」になります。驚いたことに(それは彼自身も含めて)ビルボは見かけよりもずっと頭が良くて勇敢であることが次第に分かってくるのです。

2.灰色のガンダルフ
ガンダルフは中つ国で最も強力な魔法使いの一人です。彼は炎を吐く恐ろしい竜のスマウグによって石造りの広間で守られている莫大な財宝を取り戻し、エレボールのドワーフの王国を解放する任務に参加します。
旅の途中でガンダルフは、世界が古(いにしえ)の悪に取り憑かれようとしている兆候に気付きます。ことの真相を見極める為に、ドワーフたちの旅は彼らの裁量に任せ、ガンダルフは仲間のもとから去らなくてはなりませんでした。
彼自身が歩む道は、中つ国の最も暗い場所へと彼を導き、ガンダルフはそこで、最悪の懸念が現実になったのをその目で確かめることになります。

3.トーリン・オーケンシールド
トーリンがエレボールのドワーフの王国の若き王子であったとき、炎を吐く竜が王国を蹂躙する恐ろしい光景を目撃しました。生き残ったドワーフたちに手を差し伸べる者とてなく、かつて栄華を極めた高貴な一族は亡命を強いられることになりました。
苦難の歳月の間に、トーリンは強く勇敢な戦士として、また尊敬される指導者へと成長しました。祖国を取り戻し、竜を滅ぼしたいという熱望は彼の心の中で大きく膨れ上がり、そのことは同時に、彼に従うドワーフたちの窮境の原因ともなっています。

4.バーリン
バーリンは高貴な血筋のドワーフであり、仲間の中で最年長のメンバーの一人です。生まれつき分別があり穏やかな性格で、しばしば生きるか死ぬかの瀬戸際にあって軍隊的生活にも慣れなくてはなりませんでした。
トーリン・オーケンシールドの近縁の従兄弟たちの中で、彼は最も親しく最も信頼された相談役の一人です。しかし、賢く誠実な彼の心の奥底では、はなれ山を取り戻すことが果たして賢明なことかどうかをいつも自問しています。

5.ドワーリン
古強者として名の知れたドワーリンは、自分の意見を自分の胸だけにおさめてはおけない性格です。誰でも彼におせっかいを焼こうとする者は注意しなくてはなりません。
強力で荒々しい戦士であり、大声で喚き散らし、ドワーフ以外の種族、特にエルフたちを疑う傾向があります。ドワーリンは誇り高く勇敢で、最も大柄なドワーフの一人です。彼が従うのは、尊敬出来る人物だけです。トーリンのリーダーシップに対する彼の信頼は揺るぎないものがあります。
6.フィーリ
フィーリはドゥリンの王族の血筋で、叔父であるトーリン・オーケンシールドが注意深く見守る中で成長しました。
フィーリとキーリ兄弟は、グループの中で最も年若いドワーフたちです。フィーリは殆ど旅をしたことがなく、エレボールの伝説的なドワーフの都市を見たことがありません。経験を積んだ戦士にとって、はなれ山への旅は刺激的な冒険です。彼は待ち受ける挑戦や危険の最も小さなものさえ想像することが出来ません。

7.キーリ
キーリはフィーリの弟で、トーリン・オーケンシールドの忠実な甥です。陽気で屈託のないキーリは、これまで保護され苦労知らずの生活を送ってきました。眉目良く強い筋力を持ち、若さ故の無敵の勇気を備えています。才能のある戦士、また優れた射手として、彼は幼い頃から武器に精通しています。ドワーフの仲間たちの中で最も若いキーリは、有名になって周囲に自分を強く印象付けたいと願っています。

8.ボフール
思いやりのあるボフールですが、分かりきったことを言うにも、考えなしにぺちゃくちゃ喋るという悪癖があります。彼は音楽に造詣があり、美しい歌声をもっています。美味しい食べ物と仲間たちとの親交を愛し、全ての状況において楽観的です。特に勇敢という訳ではありませんが、誰かが助けを必要としていれば手を差し伸べます。とりわけ友人たちには協力的です。ボフールは兄弟のボンブールと従兄弟のビフールと共に、一財産つくる目的ではなれ山への旅に参加しました(それに、無料でビールが飲めるとも聞いていましたので)

9.ビフール
西からやってきたビフールは、かつてオークに攻撃された時にうけたオークの斧の錆びた破片が額に入り込んだままです。それが原因で彼は話すことが出来なくなり、時々凶暴になります。仲間とのやりとりは、唸り声と手信号です。
仲間の他のドワーフたちと違ってトーリンの親戚ではなく、立派な血統でもない鉱夫と鍛冶屋の子孫で、単純な欲求をもった普通のドワーフです。

10.ボンブール
ボフールの兄弟でビフールの従兄弟のボンブールは、ドワーフたちのシェフです。彼の巨体と旺盛な食欲は、しばしば問題を引き起こしますが、彼の仲間たちは心からそれを笑うことが出来ます。
ボンブールは太っていますが、驚くほど機敏な戦士です。彼を夕食から遠ざけようとする者にとっては脅威となるでしょう!

11.グローイン
はなれ山を目指すドワーフたちの仲間の中で、グローインは最も大声で最も頑固で、また怖いもの知らずであり、どんな権力にも怯まずに疑問をぶつけます。短気ではありますが、力強く勇敢で誠実です。
グローインはグループの中で数少ない既婚のドワーフの一人です(基本的に、女性のドワーフが少数なので)。彼の妻は非常に素晴らしい顎髭をたくわえた有名な美人です。また、グローインはギムリという名の若い息子の誇れる父親でもあります。この息子は後に有名な“旅の仲間”の一人になります。

12.オイン
北からやってきたこの勇敢なドワーフは、弟のグローイン同様トーリン・オーケンシールドの遠戚です。親類への恩義を感じており、この計画に相当な額の金銭を投資しました。
オインは非常に博識で、質問をするのを好み、自分で調合した軟膏で仲間たちを癒します。

13.ドーリ
トーリン・オーケンシールドの遠い親戚で、ノーリとオーリの長兄です。ドーリは仲間たちのうちで最も強いドワーフですが、年若い弟のオーリが風邪を引かないか、オークに殺されはしないかと心配し、殆どの時間を末弟の世話を焼くことに費やしています。彼は永遠の悲観論者で、常に最悪の事態を覚悟しています。それでも常に任務を成し遂げる為に命を賭ける準備が出来ています。

14.ノーリ
ドーリ、オーリ、ノーリ3兄弟の2番目の兄であるオーリは、13人のドワーフ仲間のうちで一番分類が困難なタイプです。幾度となくドワーフの権威筋と衝突した結果、彼は家を出る必要があると考え、待ち受ける問題が現在彼が逃れたいと思っているものより遥かに深刻であるという考えには及ばず、はなれ山への旅の準備をすぐに整えました。誰もノーリの現在に至る経緯の本当のところは知りませんが、それは危険で、おそらく違法なことだったでしょう。
ドーリとオーリ、そしてノーリの兄弟は、互いに確固たる信義で結ばれています。お互い絶えず口論していますが、もし他の誰かが兄弟のうちの一人に危害を加えようものなら、激しく警戒します。

15.オーリ
3兄弟の末弟であるオーリは、芸術家としての才能があります。そのことは、彼が書く日記の文章と絵とに見ることが出来るでしょう。オーリは年代記として、荒れ地の国(ロヴァニオン)から「たての湖」、そしてはなれ山の大部分を記録することになります。
オーリは礼儀正しく教養があって、兄のドーリのせいで周りから無理強いされることに慣らされています。いつもはいたって従順ですが、時々その勇気と決断力とで仲間を驚かせます。


*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

これでほぼ半分なのですが(後半は次回)、キャラクターの性格付け---特に13人のドワーフにはちょっと感心しました。見た目(キャラクターデザイン)もとても個性的ですが、性格の区別や物語における役割分担がしっかりとなされていますね。これなら原作を読んでも13人の区別がつかなかった方も、名前と顔がすぐに覚えられそうですね。そしてそれこそが映画の長所、映画の映画たる所以ですもの。

ちょっと面白かったので、13人のドワーフキャラクター表を作ってみました。ただし、管理人の勝手な解釈入りw でも、これで結構覚えられる気がしませんか…?(し、しない?すみません)
ただし、あくまで「公式と思われる文章をベースに作成した人物設定」であって「公式発表された人物設定」ではありませんので、転載はなさらないで下さいね。宜しくお願い致します。


《追記》バーリンとドワーリンが兄弟なのは原作標準ですが、よくよく見直したら、このキャラクター設定では触れていませんね。当然兄弟だと思って下の画像にはそう書いてしまいましたが、ひょっとしたら映画版は兄弟設定ではないのかも知れません。
でも、ドーリ、ノーリ&オーリが兄弟設定で、原作では兄弟の2人が兄弟じゃないなんてアリかな?
この辺りも確認出来次第(映画公開後かもですが^^;)ご報告致しますね。
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://lazylob.blog35.fc2.com/tb.php/332-25d0e60c
    この記事へのトラックバック


    ■Recent Entries


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。