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An Unexpected Party で語られたあんなことこんなこと!~Part4~

2008年06月08日 23:58

たまには前置きナシで、ちゃちゃっと参りましょうか(笑)

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

質問5「私は最近子供と一緒に『ホビットの冒険』を読み直したのですが、この物語は多分に直線的で、所謂“3幕構成”(*Three Act Structure=ハリウッドメソッド(映画作法)におけるドラマ展開の基本形)の公式に当てはめるのは難しいのではないかと感じました。どのようにして『ホビットの冒険』を映画向けのドラマにするのですか?」
GDT「僕は小説が持っているあらゆる特異性を保ったまま映画化することに賛成だし、映画化不可能とされている物語を映像化することに、スリルを憶えているよ。
あなたが最初に思ったより、この小説は非常に工夫され、物語の配置を変えられている(五軍の合戦で、ビルボが岩に打たれた時のこととかね)。だから、博物館に詰め込まれた古典作品のように扱うことも、生きて呼吸する物語としてその場で展開することも出来ると思うよ」
PJ「構成は映画にとって重要なものだ。でも、ギレルモが言うように、多くの場合構成というものは、ありそうもないところで見つかるものだよ!物語を構築しながら特異性を保持することは全く可能なことだし、そのことはシナリオを書くことの楽しみの一つでもあるんだ」

Q「制作途中で、またこうしたチャットを開催してくれますか?」
GDT「そりゃもう、喜んで!!」
PJ「僕たちにとっても、すごく楽しみにしていることなんだよ!」

質問4「ゴラムはPart2に登場しますか?でなければ、アンディ・サーキスが演じる他の役の予定がありますか?」
GDT「勿論!みんな知っていると思うけど、(『ホビットの冒険』の後)ゴラムはモルドールへ渡ってシェロブと契約を交わしたり、スランドゥイルに監禁されたりする。
だけど、早すぎる段階にそれ以上曝け出して、自分たちを拘束するのも逆効果というものだからね。いずれにしろ、アンディはもう沢山だ!という事態にはならないよ」

質問3「LotRと比較して、『ホビットの冒険』と、それに続く映画では、制作上どんな挑戦がなされるのでしょう?」
PJ「いやぁ、あらゆる映画はみんな挑戦なんだよ!
僕はいつも、映画を作ることは映画学校で学ぶようなものだと言っているんだ。ただ、大概の学校と違って、終了することもないし、学ぶことが尽きることもない。
しばらくすれば、少しは問題を予測出来るようになるだろう。だけど、すぐに新しい問題が起こるんだ。やがて解決方法を学ぶようになるけど、決して推測できない極端な問題が常に持ち上がってくるんだよ。だから、僕はこの経験を楽しむつもりなんだ。問題とその解決とを予測して、より良い状況に出来るようにね。
監督は現場でいつも疲れ果てて、感情的になることも度々あるだろう。そんな時、距離をおいていくらかの明瞭な手助けが出来るのを楽しみたいと思っているんだ。
先の3部作で監督としての時間を過ごして、順調にことが運ぶようギレルモを助ける術を多く学んだのさ」

質問2「多分同じ質問を沢山の人から受けたと思いますが、『ホビットの冒険』に続く第2部のために、どんな題材が扱われるのでしょうか?」
GDT「アイデアとしては、『ホビットの冒険』と『旅の仲間』とをつなぐ説得力のある方法を見つけるのと、5つの映画の世界観を視覚的に強化することを考えているんだ。省略することと、利用可能な充分な量の公認の題材の中から試してみることでね。
とはいえ、第2部は他との関連性と、命を吹き込むのに充分な情緒的な強さがなくてはならないとも思っているんだ。それが出来なければ、『ホビットの冒険』一本に収まるよう努力すべきだからね」
PJ「僕は本当に第2部を作りたいんだ。(中略)トールキンが展開する危険な出来事を創作する感覚において、『ホビットの冒険』はとても面白い!その出来事はガンダルフの心を占領している。そして60年の間に、凄まじい出来事が沢山起きるんだ。
現段階では、その60年間を伝記やドキュメンタリーのようにカバーする映画は考えていないんだ。我々はその60年間に何が起こるかを理解して、映画のために脚色する短いセクションを選ぶんだ。
僕は、その出来事が『ホビット・・・』でどのように描かれるかに、本当に興味を持っているんだ。ガンダルフが留守の間、彼の旅で何が起こったかを示すことが出来るかどうかをね。第2部のために、『ホビットの冒険』の中に巧妙に種を蒔いておくつもりだよ」
PJ「最後の質問に答える前に、いくつかランダムな質問を聞いておこうか?」

Q「『ホビットの冒険』では、ギレルモの独特な美意識のために、LotRと比べてビジュアルスタイルに大きな変更がありますか?もしそうだとしたら、例えば袋小路屋敷や裂け谷などの場所は、完全に新たなイメージでデザインし直されるのでしょうか?」
GDT「もう設立されている基本デザインでいくよ。時代違いで“アップデート”されるだけだよ。中つ国の半世紀は、我々が生きる21世紀の半世紀と違って、そんなに変化がないとは思うけどね。
新しいセットやデザインは、完全に違う世界になってしまわないよう充分ブレンドされなくちゃいけないんだ。尤も映画というものは、その文体に区別の目安となる印を持たなくちゃいけないものでもあるのだけどね」

Q「映画はフィルムで撮るのですか?それともHDですか? スコープ(*画面比2.35:1)ですか?それともフラット(*画面比1.33:1)ですか?」」
GDT「僕は通常1:85(*アメリカン・ビスタ)を使っているんだ。でも、3部作で使われたピーターのフォーマット(2:35:1)を尊重する予定だよ。でも、今のところは、HDではなくてフィルムで撮りたいと思っているんだよ」

Q「『ホビット・・・』のゴラムはLotRのゴラムとどう異なるのでしょうか?」
GDT「もう一度同じことを言うけど、違いは時間の経過(半世紀分若い)だけで、アンディ(サーキス)が確立したゴラムが雛型になるよ」

Q「闇の森のエルフは、裂け谷のエルフと異なりますか?」
GDT「僕はそうするつもりだけど、当面はこれ以上言えないね」

Q「ビヨルンはLotRでのトム・ボンバディルのような扱いをされず、ちゃんと出演すると思っていいですか?」
GDT「少数派なのかもしれないけど、僕は断然ビヨルンが大好きなんだ!勿論彼を映画に主演させるつもりだよ。ところで、僕はトム・ボンバディルも好きなんだけどね」

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

またも途中でスミマセン・・・!!
この先、ファンからのリクエストが一番多かった「質問1」に辿り着くまで、延々とこんなカンジでリアルタイムのQが続きます。あと1回で終らせられたらいいなぁと思っておりますが、何せ自分カメなので、どうぞ気長にお待ち下さいませ★
それから、もう4回に渡って連載しておきながら今更ですが、カッコ内の米印(※・・・)に続く文章は、かんりにんによる補記(または戯言)でございます(^_^;


*** 拍手&拍手コメントありがとうございます! ***
クリストファー・リー氏は、仮にLotRでの扱いでPJに遺恨があったとしても、数十年に渡るトールキン(超)マニアの自負がありますから、「私がやらないで誰がやる(私以上にトールキン・ワールドに精通している役者がいるもんか)!」という心意気なんだと思います。何にしても、イアン・マッケランとのイスタリ対決が再び実現したら、ホントに嬉しいですよね~♪♪♪
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