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GDT 『ホビット』を語る~SDCC 2010から:DEADLINE編

2010年08月07日 16:44

GDTかく語りき---サンディエゴで開催されたコミック・インターナショナル2010のニュースの中から、引き続きギレルモ・デル・トロ監督の『ホビットの冒険』に関連したコメントをご紹介してまいります。
第2弾はDEADLINE.comから。 『ホビット』監督離脱発表から2ヶ月。手を引く決心に至った状況と、映画を待ち望むファンにはちょっぴり痛切な、監督の本音が垣間見えるインタビュー記事です。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

(*記事前半「Don't Be Afraid of the Dark」や「ザ・ストレイン」3部作他に関する紹介とコメントがあって)

---デル・トロは、『ホビットの冒険』2部作のシナリオの共同執筆をし、監督を務める予定でニュージーランドに滞在している間に(「ザ・ストレイン」3部作のうちの)最初の2冊の小説を書き上げました。
『ホビット』の監督から降板する決心をして、やがてその騒ぎも収まりました。しかし彼はそのことを後悔しておらず、もしその場に留まり続けたならば、高価な代償を支払わなくてはならなかっただろうと感じています。

『ホビット』の遅延は、ユニバーサルとの関係をこじらせるに至りました。スタジオは彼と大きな契約を交わしており、H.P.ラヴクラフト原作の『狂気山脈』や、カート・ヴォネガット原作の『スローターハウス5』のような高価なプロジェクトの映画化権を買い、古典的な怪物映画(「ドラキュラ」や「フランケンシュタイン」等)のリメイクの進行をデル・トロに任せました。
彼はまた、ディズニーとホラーアニメの新レーベル「Disney Double Dare You(DDY)」を立ち上げることになっていました。このディズニーとの契約は完全に穴が空くことになりました。デル・トロは今、ユニバーサルとの関係を、ゆっくり修復しているところです。

 「ぼくは全くの平安と、再び自分自身の人生を取り戻したことを実感しているんだ。一番深刻なことは、自分で全て担い切れなかったと感じていることだね。だから(今度の教訓を基に)ぼくが誓ったことは、ぼくが成す全ての仕事に対する制作の役割を守り、今後は何かを決定するにしても、スケジュールに慎重であるように、より日常的なレベルであるようコントロールしていくってことなんだ」

デル・トロはインタビューの去り際に、『ホビット』2部作のシナリオが完了しただけでなく、そのデザインについても、第1部については殆どが完成し、第2部も半分以上出来上がっていると話しました。しかし、たとえピーター・ジャクソンが監督する準備が出来ているとしても、撮影のGOサインは出ておらず、状況が変わりそうな様子は伺えません。

 「ニュージーランドは通りで出会う人々に至るまで、皆とても良い人たちだった。そこは楽園だったね。だけど、人生の時間は過ぎ去っていくばかりだったんだ。
ディズニー、そしてユニバーサルと交わした大きな契約の中には、猶予期限のうちに『ホビットの冒険』を撮り、それから再びそれらの契約を進めていけるよう、本当に急いで立ち回らなければならないものもあったんだ。
期限は過ぎ去って、結局ぼくたちはその間『ホビット』のカメラを回せなかった。「Disney Double Dare You」の契約はお流れになったよ。ぼくはドリームワークスとの交渉も進めているけどDDYのようなものじゃないんだ。ディズニーは素晴らしい機会だったけど、タイミングのずれや遅れ、あるいはその全てのせいで、ぼくはこのプロジェクトを起動させることが出来なかったんだ。

 『ホビット』からの撤退は最も辛い決断だった。だけど、ぼくに出来るただ一つのことでもあったんだよ。
タイミングのずれと年月の経過は、ぼくを苦しい立場に追い込んだし、それはしばらくの間鬱積し続けたんだ。
ぼくがそこに遅延や複雑怪奇な問題があったと言うとき、3つのスタジオの関係や、配役についても本当に(数々の問題が)あったという事実を含んでいるんだよ。論より証拠って言うけど、ぼくが去ってからの2ヶ月間はどうだった?状況に何の進展もないだろう?
それは本当に、実際この映画の制作が少しも急がれていないという事実の確認に他ならないよ。これが『ホビットの冒険』についてぼくが言える最後のことだね…」
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