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追悼 ピエール・ヴィネ

2010年03月06日 23:33

映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の筋金入りのファンを自負する皆さまでも、おそらくピエール・ヴィネ(Pierre Vinet)の名を聞いて氏の仕事が思い浮かんだ方は、そう多くはいらっしゃらないことと思います(勿論、私もそうでした)
でも、我々ファンの誰もが、間違いなく彼の撮った写真を目にしています。まずはこちらで、彼が遺した作品の数々をご覧下さい。
これらのスチールを見ながら、完成した映画を思い描き、撮影現場の活気溢れる様子に心弾ませ、また、格調高いアーティスティックなポスターの美しさにため息を漏らしたのではないでしょうか?

スチールカメラマンのピエール・ヴィネ氏が、一年半の闘病生活の後、ガンのために逝去されました。

氏はピーター・ジャクソン監督の『ブレインデッド』から『キング・コング』まで、監督の気心知れたスチールカメラマンとして、長年の間一緒に仕事をしてきました。また、『ナルニア国物語~ライオンと魔女』や、『 ヴァージン・スーサイズ』などの映画にも携わっております(IMDbのFilmographyより)

DSCF0012.jpg
■Pierre Vinet氏の写真を使った『王の帰還』前売りチケット。懐かしい…。

ヴィネ氏と個人的に交流のあったAIN'T IT COOL NEWSのウェブマスターであるQuintさんが、同サイトに心のこもった追悼記事を書いておられます。
その中で、スチールカメラマンを雇う充分な予算すらなかった当時のサー・PJのもとで、『ブレインデッド』本編のショートエンド(*必要なカットを撮るのに充分な長さがないなどの理由で、ロールの終わりに出たフィルムの未現像部分を集めたもの)を使って作業を完結させた話や、『キング・コング』の主演女優、ナオミ・ワッツに惚れ込んだ氏が、彼女を写した沢山の写真を内緒で見せてくれながら、ワッツが如何に古典的映画女優としての美しさに溢れているかを語ったエピソードを、「まるで女教師に恋した12歳の少年と話しているようだった」と感慨深く回想しております。
(■立体写真用カメラをのぞくPJとピエール・ヴィネ氏の写真:Herr Der Ringe Film.deのギャラリーより)

かなりの映画好きであっても、普段スチールカメラマンの存在を意識することは、そんなにはないでしょう。
個人的には、『旅の仲間』のスチールが初めてネット上で公開された時の驚きと感動を忘れることが出来ません。
あれから10余年、人生のどれだけの楽しみを彼の写真から得てきたかを思うと、深い悲しみを覚えると共に感謝の念に堪えません。
『ホビットの冒険』映画化とはそれ程関係はありませんが、3部作のファンの皆さまの一人でも多く、彼と彼の仕事に思いを馳せて頂きたくこの記事をUPした次第です。
ピエール・ヴィネ氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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