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エンパイア誌による、ジャクソン&デル・トロ監督インタビュー詳細:その1

2009年05月09日 18:05

ゴールデンウィーク中は、「日本のはなれ山」と呼びたくなるような山深い故郷でネット落ちしておりました。
その間に、『ホビット』映画化におけるすっごい特ダネを逃すのではないかと内心ヒヤヒヤしておりましたが、さほど進展はない様子で安心するやらちょっぴり残念やら。
各国のトールキンファンサイトでは、先日来話題になっておりました英『エンパイア』誌6月号の記事の書き取り誌面の画像が出揃ってきましたので、その詳細(と言っても“なんちゃって意訳”ではございますが)をお届け致しますね。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

The Two Towers <二つの塔>
(*映画界の巨匠二人と、LotRのサブタイトルを引っ掛けているのでしょう)

ピーター・ジャクソンとギレルモ・デル・トロ。初めて「エンパイア」に集った 『ホビットの冒険』の制作者と監督とが、脚本、秘密の数々、サウロンのこと、それに水着…!? についても語ります。

一人は、自身のキャリアの上で最大の挑戦に乗り出そうとしているギレルモ・デル・トロ。そしてもう一人は、脚本と制作を担当し、現在かのスピルバーグと共に『タンタンの冒険旅行』の仕事をしているピーター・ジャクソンです。彼らは驚くほどリラックスしているように感じられます。
3月も終わりのこの日、「エンパイア」はスカイプ(*インターネット電話サービスの一つ)回線の先、ニュージーランドはウエリントンにいる二人に、彼らが『ホビットの冒険』の脚色に取り組んでいる最中かどうかについての質問から始めました。

「それ程大変という訳でもないさ。僕らは浜辺でビキニ姿で寛いでるよ」とジャクソン。
「僕はボラット水着(>自己責任でご覧下さ~いv)を持ってるよ!」とデル・トロ。
「皆、僕たちはシナリオに取り組んでいるものと思っているけどね」と更にジャクソンが付け加えます。
勿論、これは二人の冗談です。でも、彼らがまだハードワークに至っていないというのは本当のようです。
J・R・Rトールキンの物語---若き日のビルボがドラゴンが蓄えた財宝を得るために、灰色のガンダルフと13人のドワーフたちと冒険旅行をする話(途中で件の指輪を見つけることになる)---のクランクインまで、あと1年以上あるのですから。しかしそれは、デル・トロとジャクソンが何も話すことがないことを意味するものではありません。


エンパイア「現在、どこでシナリオを書いているのですか?」
GDT「僕たちはこの数ヶ月間、毎日ピーターの家で6~7時間働いていたんだ。僕は食料庫に忍び込んでたね!」
PJ 「フィリッパ(ボウエン)は隣に住んでいるんだ。朝8時半になると、彼女は寝ぼけ眼で芝生を横切ってやってくる。フラン(ウォルシュ:PJの伴侶)は身支度をして、僕はもう起きて待っている。それからギレルモが到着して、皆で仕事に取りかかるんだ。通常朝から午後3時頃までね。時にはWETAでの会議に身が入らなかったり、うっかり眠ってしまうこともあったよ」
GDT「両方同時に起こることもね」
PJ「ロサンゼルスにいるスティーヴン・スピルバーグが『タンタンの冒険旅行』のモーション・キャプチャーに取り組んでいた間は、毎朝5時にiChatでやり取りしていたんだ。そんな6週間をちょうど終えたところだったんだよ。だけど、『タンタン』は終了した。それに、『ホビットの冒険』の主な粗筋と、2本の映画の扱いについてもかなりの部分が決まったよ。
実は今、ワーナー・ブラザーズとニューライン・シネマはニュージーランドに来ているんだ」
GDT「今日もいるよ」
PJ「そう、昨日の朝、彼らを前にプレゼンをやったんだよ。二人ともすごくナーバスになってしまって、まるで悪さをした男子生徒みたいだったね。
2本の映画について、ごく細部まで通しで説明したんだ。彼らはとても喜んで、基本的にその路線でシナリオを書き始めるよう言ってくれたよ。厳密に物語の粗筋について、分析と構成を重ねていたからね。
スタジオ側の了承を得た今、僕たちは明日からでも本格的にシナリオに取りかかっていると思うよ。同時に、キャスティングもすぐに始まるだろう」
GDT「さっきは話そびれたけど、(朝5時起きの)ピーターが寝入ってしまう頃、僕は毎日クリーチャーの研究開発の為にWETAへ行っていたんだ。
ジョン・ハウとアラン・リーのデザインチームは断続的にスタジオへ来ていたけど、すぐに継続して長期間仕事をすることになるだろうね。マイク・ミニョーラとウェイン・バーロウも来ているよ。僕たちはおよそ6~7人の新しいアーティストからなるデザインチームで最大限の力を発揮するつもりなんだ。今から2~3週間後には作業も開始されるよ」


エンパイア「先程、キャスティングの話が出ましたが・・・」
PJ「粗筋が決まった今なら、かなり正確なリストを作成することが出来るからね。どんな人物が映画に登場するか分かっているから、もうキャスティングを開始出来るよ。それと、どんな種類のロケが必要になるのかをまとめて、再びロケ現場の調査をすぐにでも進めるつもりだよ。基本的に、来年3月にはクランクインするのが目標なんだ」
エンパイア「どの俳優たちが復帰することになるかは、決まっているのでしょうか?」
PJ「知っての通り、僕たちはイアン・マッケランに会って話したんだ。当然彼は出演者の候補だからね。
『タンタンの冒険旅行』で一緒に働いたアンディ(サーキス)も勿論候補になっているけれど、まだ彼とは何の話もしていないんだ。エージェントとも話していないよ。でも、すぐに交渉を開始する予定だよ」
エンパイア「2本目の映画については、何か決まりましたか?」
GDT「僕たちは、『ホビットの冒険』を2本の映画に渡って描くことに決めたよ。それには“白の会議”と、ドル・グルドゥアに対してガンダルフがとった行動とが含まれるんだ。きっちり原作に基づいてね」
PJ「僕たちは、原作のビルボとドワーフたちの冒険に留まらず、物語の世界をもっと発展させたんだ。この旅の外でガンダルフに起こっていることや・・・」
GDT「少しばかり、背景の物語をね」
PJ 「僕たちは『ホビット』以前のイベント、例えばトーリンの父親であるスラインのエピソードなどを『ホビットの冒険』に肉付けして拡張することなどを検討していたんだけど、全てを一つの映画に詰め込もうとすることが間違いだという結論に至ったんだ。本質部分を要約して、それがよしとされるならば、LotR3部作のようなスタイルで作るのもありなんじゃないかな」
GDT 「映画が3時間を越えないようにね」
PJ 「君は突っ走りそうだもの…」
GDT 「アイコニック(画像的)な瞬間を失いたくないからなんだ。アニメ版は偉大なキャラクターのビヨルンが出てこないし、闇の森の蜘蛛たちなんかも、(物語の進行上)要らないという人もいるだろう。でも、僕は原作のアイコニックな瞬間に重きを置いて、それを映画でも表現したいんだよ」
PJ「僕たちは、トールキン教授がこの映画を観たとしても、良しとしてくれることを沢山したと思っているんだ。『ホビット』のイベントを、LotRで表現されているより広いテーマに融合させたんだよ。だからと言って『ホビットの冒険』の持つ、愉快で若々しい、お伽話のような冒険を少しでも減らすような真似はしなかったしね」
GDT「原作同様、物語はビルボの人生の、より無邪気だった時点で始まるんだ。彼は2つのパートを通して、暗くてしんどい出来事を通り抜け、旅の終わりには世界の暗黒の側面を見ることになる。この旅の全ての経験が彼を変化させ、帰って(back again)からもビルボの内に留まることになるんだ」
PJ「本当に興味深いのは、ビルボが(ゴラムとの対決の間に)指輪を手に入れるという事実だ。
『ホビットの冒険』では、指輪は強大な支配力を示すには未だ時が満ちていないにも関わらず、登場人物にとって、この旅の本質の一部なんだね。だけど、ビルボが他の者たちからどのように注目され、どんなふうにドワーフたちの尊敬を勝ち得たのかは、また別の話によるんだよ」

エンパイア 「映画ではドワーフたちはどのように扱われるのでしょう。原作に登場する全員が“肉付け”されるのでしょうか?」
GDT 「LotRのギムリには特別な役割があったんだ。そして今回、ドワーフたちは技術的にも表現的にも今度の映画に適うものとなったよ。 彼らは勇敢で凛々しくて、時にコミカルな存在でなくちゃいけなんだ。そう、LotRではその役回りを全てギムリ一人が負わなければならなかったんだ。
ドワーフたちには非常に悲劇的か、あるいは信じられないほど感動的な瞬間がなくちゃならない。フィジカルでドラマチックで、血の通った三次元的なキャラクターとして皆を笑わせると同時に、死の恐怖をも共感しあうんだ。上手くいけば、感動の涙を誘うことだって出来る筈だよ」

PJ 「ドワーフたちの中から特に 5~6人を選んで、トールキンが原作で費やしたのと同様か、あるいはそれ以上にビルボとの興味深い関わりを進展させるつもりなんだよ。ドワーフたちが“トーリンと12人の喜劇の相棒”であって欲しくはないからね」

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長い記事ですので、後半は次回~(^-^
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