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『ホビット』今月の動き〜 2013年6月後半〜

2013年06月30日 23:52

6月29日(土) *エヴァンジェリン・リリーとオーランド・ブルーム、『ホビット』撮影終了。
 ジャクソン監督はfacebookにて、タウリエル役のエヴァンジェリン・リリーとレゴラス役のオーランド・ブルームも登場シーンの撮影が全て終了したことを報告しました。
「ガンダルフとタウリエルにさよならを言った翌日、レゴラスと別れる時間となった。なんて素晴らしい日だったろう。オーランドの重要なオークとのバトルシーンは計12時間に及んだ。3番目の『ホビット』映画のための五軍の合戦の部分だ。一日が漸く終わったとき、ぼくたちはオーランドにさよならを言って、ビールを少し飲んだ…そして、これをやるのを抗えなかったんだ!」 【facebook(Peter Jackson)】
---という訳で、何をしたかというと、その動画がコチラ↓
かつてネットで大評判になった『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』のMAD、「They're taking the Hobbits to Isengard」を、10年の時を経てオーリィが歌い(?)ます!
  *ケイティ・ジャクソン、『ホビット』ビデオブログ新作はあと2日以内に公開と発言。
 ピーター・ジャクソン監督のお嬢さんで、『ホビット』にも若いホビット女性役で出演している(EE登場予定)ケイティ・ジャクソンさんが、Twitterでファンの質問に答えて、『ホビット』プダクション・ダイアリー(ビデオブログ)はあと2日以内に公開とツィートしています。 【Twitter(Katie Jackson)】
6月28日(金) *ピーター・ジャクソン監督、ガンダルフの登場カットを全て撮り終えたことを報告。
 ジャクソン監督は6月28日夜、サー・イアン・マッケラン扮するガンダルフの最後のショットを撮り終えたことを、サー・イアンとのツーショットと共にfacebookにて報告しました。
「ちょっと前に、ガンダルフの最後のショットを撮り終えたよ。1999年に始まった驚くべき冒険の終わりだ。ぼくは今、とても悲しく感じているよ」
サー・イアンの額に傷のようなメイクが見えますから、最後のショットは五軍の合戦の一場面だったのかもしれませんね。LotR3部作と『ホビット』3部作、ガンダルフの出演シーンを全て演じきったサーの、感極まった表情に目頭が熱くなります。 【facebook(Peter Jackson)】

6月26日(水) *第39回サターン賞発表。『ホビット 思いがけない冒険』は映画部門の美術賞受賞。
 映画、TVドラマ、ホームビデオ等の優秀なSF、ファンタジー&ホラー作品に送られるサターン賞の第39回受賞作品の発表が6月26日にありました。
『ホビット 思いがけない冒険』は映画部門において、ファンタジー映画賞、主演男優賞(マーティン・フリーマン)、助演男優賞(イアン・マッケラン)、監督賞、美術賞、音楽賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、特殊効果賞の計9部門にノミネートされていましたが、美術賞(ダン・ヘナー)のみの受賞となりました。 【Saturn Awards】
6月25日(火) *イライジャ・ウッド、『ホビット』第2部、第3部に出番なしと語る?
 フロド・バギンズ役で『ホビット 思いがけない冒険』のプロローグに登場したイライジャ・ウッドが、『ホビット』3部作の残り2作には登場しないと語ったとiamROGUE.comが伝えています。
記事によれば、『ホビット』続編のどちらかに参加しているかどうかをイライジャに尋ねたところ、彼は「いいや、参加していないよ」と答えたとのこと。
更に、既に撮影済みのシーンは全て第1部に使用されたのかと尋ねることで、記者が念押ししたところ、「 拡張シーンを作る予定でない限り、ぼくの出番は最初の映画(第1部)の中だけだった筈だよ」と答えたとのことです。
しかし、「親愛なるフロド」と、『ホビット』3部作の主人公であるビルボから、LotR3部作の主人公であるフロドへの呼びかけで始まるこの映画が、冒頭でビルボ111才の誕生日の2人を描いたのなら、結末に再び“現在”に戻って、何らかの形でフロドの運命を示唆しないのは、物語の構成上とても不自然だと思われます。
イライジャがどう答えていようが、少なくとも第3部には出演シーンがあることを(希望的観測でもって)信じております。 【iamROGUE.com】
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『ホビット 思いがけない冒険』エクステンデッド・エディション新情報〜EMPIRE最新号から

2013年06月25日 07:41

6月24日、イギリスの映画誌EMPIREは、6月27日に発売される2013年8月号の表紙をネット公開しました。
最新号の表紙を飾ったのは、『ホビット スマウグの荒らし場』から、タウリエル(エヴァンジェリン・リリー)、レゴラス(オーランド・ブルーム)、それにスランドゥイル(リー・ペイス)の3人のエルフたち。それぞれが凛々しい姿を披露しています。

 
 *通常版  *予約購読者用のコレクターズ版

雑誌の記事に逸早く目を通したRichardArmitageNetが伝えるところによれば、EMPIRE誌は、第2部『スマウグの荒らし場』と第3部『ゆきて帰りし物語』の現在進行中の撮影をレポートするため、今月初めにウエリントンのストーン・ストリート・スタジオを訪問したとのこと。
記事は主に、3人のエルフ役のスターたちを取り上げているとのことで、闇の森のエルフ王の岩屋から逃げ出す“樽の群れ”の撮影シーンのスチルなども紹介しています。



更に、『ホビット スマウグの荒らし場』が世界同時公開されるおよそ1ヶ月前に、DVDとブルーレイとでリリース予定の『ホビット 思いがけない冒険』エクステンデッド・エディションについて、ピーター・ジャクソン監督と、脚本家のフィリッパ・ボウエン、それにフラン・ウォルシュの3人によるインタビュー記事が掲載されるとのこと。
同サイトがUPした記事のスキャン画像をざっと邦訳してみましたので、宜しければご覧下さいませ(以下、強度のネタばれ含みます)


「裂け谷のエルフたちに対する、ゆゆしきドワーフの無礼を目にすることになるよ」とピーター・ジャクソンは明らかにしました。
「ホビット村のシーンも増えるのよ」とフィリッパ・ボウエンは言いました。「いつだって、もっとゆっくりホビット村の中を進みたかったの。結局はビルボは彼のドアから駆け出すことになるのだけどね」
「ゴブリン町ももっと見られるわ。それに、ゴブリンの王が彼の歌を歌うのよ」とフラン・ウォルシュ。「それは素晴らしい歌よ。だけど、物語に沿っていくという観点からは進行の妨げだったの」
「ゴブリンの王のナンバーワン・ヒットさ!」そう言ってジャクソンは笑います。「バリー・ハンフリーズはヒットチャートを駆け上がるよ」

「第2部の映画に直接繋がる拡張カットも入れているんだ」とジャクソンは説明しました。
「スマウグに対して、黒い矢を使って谷間の国を守るギリオンという登場人物のようにね。黒い矢は進行中の物語で役割を果たすことになるんだ。何故ならドラゴンの皮膚を貫くことが出来る唯一のものだからね。ギリオンがうまく狙いを定められなかった黒い矢が、スマウグの下腹部に穴をあけられずに鱗にはね返されるのは、拡張版のプロローグで見られるよ」

それに、スランドゥイルの件もある」とジャクソンは付け加えました。
「彼とドワーフたちとの不和の理由が幾らか明かされることになるんだ…それには白い宝石(these white gems)が関係しているんだよ…。ぼくたちはエルフの視点で、何故彼らがドワーフたちの救助に来なかったのかを知ることになるだろう」

「とてもユニークだね」と、物語が2つの段階で作用することについて、監督が結論付けました。
「他の多くの映画はこんな融通さを持たないからね」


ゴブリン王の“ジャイアン・リサイタル”はともかく、バルドの祖先で、かつての谷間の国の統治者だったギリオンのエピソードまで入るとは驚きですね。そして何より「白い宝石(white gems)」とは…。
PJたち脚本家陣は、シルマリルとナウグラミーアを巡るドワーフとエルフの確執まで遡って触れるつもりなのでしょうか?『シルマリルの物語』の映画化権をもっていない彼らがどこまでそれを描けるのか分かりませんが、スランドゥイルのドリアス居住説を始め、彼の謎めいた半生を映画ではどう設定しているのか等と合わせて、大変興味深いところです。これは本当に発売が待ち遠しいですね。

『ホビット スマウグの荒らし場』第1予告編吹替え版比較

2013年06月17日 23:24

6月11日に公開になった『ホビット スマウグの荒らし場』第1予告編(teaser trailer)ですが、ヨーロッパを始め吹替え映画が主流の国々では、その数日後(早い国では当日のうち)には自国語版が公開されました。
それぞれ聞き比べてみたくて集めてみましたよ。

【英語オリジナル版】
【ドイツ語吹替え版】
【フランス語吹替え版】
【イタリア語吹替え版】
【スペイン語吹替え版】
【ロシア語吹替え版】

フランス語版のスランドゥイルは、言葉の響きもあってか、色っぽくて背筋がぞくぞくします(wikiによれば、 Anatole de Bodinatさんという俳優&声優さんらしい、ふむふむ…)。ロシア語版のガンダルフは、ちょっとお声が若過ぎて「コレジャナイ」感が半端ないです。
本編公開後、台詞を覚える程繰り返し英語版(あるいは日本語吹替え版)を観たら、色んな国の吹替え版と比較してみるのも楽しいかもしれませんね。

『ホビット』今月の動き〜 2013年6月前半〜

2013年06月16日 22:32

6月15日(土) *『ホビット』オープンセットで火災発生。
 6月15日午後5時頃(現地時間)、ミラマー半島クロフォード山に建設されている『ホビット』のオープンセットで火災が発生しました。セット内の発電機トラックが発火し、照明用のクレーンを巻き込んで炎上。火は駆けつけた消防隊によっておよそ20分後に消し止められました。
この場所には『ホビット 思いがけない冒険』のプロローグでスマウグによって焼き払われた後の、荒廃した谷間の国のセットが組まれていました。TVNZでは、夜間撮影のために使われていたとも伝えています。また、怪我人は出ていないとのことです。
ピーター・ジャクソン監督のスポークスマンであるMatt Dravitzki氏によれば、消火後も撮影は継続して行われたとのこと。その日はセットでの撮影の最終日で、翌日からはスタジオでの撮影に戻る予定になっていました。
また、 Dravitzki氏は、「スマウグがセットに火をつけたと話す予定だったんだ」とも語ったそうですが、ジョークが言える程度の火災で何よりでした。 【stuff.co.nz(第1報)】 【stuff.co.nz(第2報)】


『ホビット』のオープンセット(火災前) photo: Fairfax NZ

*サー・イアン・マッケラン、「PJは『スマウグの荒らし場』はシリーズの最高傑作になるだろうと言った」と発言。
 2010年9月に発生したクライストチャーチの大地震で崩壊し、再建の為のチャリティー公演を行ってきたアイザック・シアター・ロイヤルの修復工事現場を訪問したサー・イアン・マッケラン。そのインタビューの中で、「PJは先日、『スマウグの荒らし場』が、LotRとホビットシリーズ計6本の中で最高になると言っていた」と発言しています。 【3News】
6月14日(金) *『スマウグの荒らし場』サントラのオーケストラ編曲に、コンラッド・ポープとクリフォード・J・タスナー参加の噂。 【The Music of LotR Films】 【Peter Jackson Spain】
6月12日(水) *予告編を見るファン動画と、それを見たエルフ役スターたちのリアクション動画が話題に。
 『ホビット スマウグの荒らし場』の第1予告編を、解禁時間前からPC前に待機して待つ、大のトールキンファンであるケリーとアレックス姉妹の自撮り動画がYoutubeにUPされました。
初公開映像に歓喜するリアクションが何とも可愛らしいこの動画は、ピーター・ジャクソン監督の目に留まるところとなり、PJは翌12日、撮影の休憩中にその動画を見たエヴァンジェリン・リリー(タウリエル役)とオーランド・ブルーム(レゴラス役)、それにリー・ペイス(スランドゥイル役)の3人のリアクション動画を、自身のfacebookにて公開しました。
姉妹の反応に、こちらも負けずに大喜びのスターたちの表情をとらえた動画は、姉妹の動画とともに大評判になり、ネットを賑わすことになりました。
また、スランドゥイル役のリー・ペイスの衣装は、今回の予告編でも『ホビット 思いがけない冒険』でも見ることのなかった鎧姿で、「五軍の合戦」のための衣装ではないかと、こちらも話題になりました。 【facebook(Peter Jackson)】 【stuff.co.nz】(姉妹の紹介記事) 【Daily Mail】(まとめ記事)
6月12日(水) *『ホビット スマウグの荒らし場』日本版予告編公開。
 ワーナーエンターテイメント ジャパンは、『ホビット スマウグの荒らし場』の日本版(日本語字幕入り)予告編を公開しました。また、公開日は2014年3月の春休みロードショーとなったことを伝えました。
2012年1月に正式決定された日本版のタイトルは『ホビット スマウグの荒らし場(原題)』とされ、邦題を再検討しているこを伺わせます。
公開時期をずらして他の話題作との衝突を避けると共に、原作を読んでいないと今ひとつ意味不明の邦題を、ストレートでインパクトのあるものに変更しようと考えているのかもしれません。 【Twitter(ワーナーエンターテイメント ジャパン)】
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『ホビット スマウグの荒らし場』第1予告編公開!

2013年06月12日 08:00

6月11日0AM PDT(日本時間12日午前2時)、待望の『ホビット スマウグの荒らし場』の第1予告編(teaser trailer)が公開となりました。
取り急ぎ邦訳してみましたので、毎度雑な意訳ですが、宜しければご覧下さい。





スランドゥイル(VO)「そなたの旅はどこで終わるのだ…?王国を統べる権利を授けるものを探し…」


スランドゥイル「祖国を取り戻して、ドラゴンを倒すための探求の旅(クエスト)か」


“暗闇を越えて”


レゴラス「わたしが殺さないなどと思わないことだな、ドワーフよ!」


タウリエル「いつ、悪がわたしたちより強くなることを許したというの?」」


レゴラス「我々の戦いではないのだ」
タウリエル「これはわたしたちの戦いよ」
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初スチル公開!エヴァンジェリン・リリー、タウリエルを語る

2013年06月07日 21:55


image Credit: James Fisher

6月5日(日本時間6日未明)、EW.comにて、『ホビット スマウグの荒らし場』からエヴァンジェリン・リリー扮するエルフの女戦士、タウリエルの公式スチル(上写真)が初お目見えとなりました。
同記事には、エヴァンジェリンのインタビューも紹介されており、タウリエルという登場人物についての解釈と、原作に登場しない映画オリジナルのキャラクターであることへの、彼女の思いも紹介されています。


12月13日(全米)公開の『ホビット スマウグの荒らし場』には、中つ国のニューフェイス、エヴァンジェリン・リリー扮するエルフの戦士タウリエルが登場します。
「彼女はほんの少し向こう見ずで、まったく無慈悲で、殺すことも躊躇しないわ」とリリーは言います。
彼女の役柄は、映画の原作となったJ.R.R トールキンのファンタジー小説の中には存在しませんし、ついでに言えば、トールキンのどの著作の中にも見つかりません。

監督のピーター・ジャクソンと、『ホビット』3部作の共同脚本家であるフラン・ウォルシュ、それにフィリッパ・ボウエンは、闇の森のエルフの世界を拡張するために登場人物を創作しました。あるいは、さもなければ男性優位である『ホビット』の物語に、女性の勢力をもたらしました。
「タウリエルはエルフの守備隊の頭(かしら)よ」とリリーは説明します。「彼女はシルヴァン・エルフなの。つまり『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで皆が知っているエルフたちより、ずっと身分は低いわ。アルウェンやガラドリエル、それにエルロンドやレゴラスと同じ高い階級にはなれないの。もっとずっと格下ね。それに、エルフの社会秩序にちょっとばかり反抗的なのよ」

タウリエルは獰猛な戦士であるだけではなく、ソフトな一面も持ち合わせています。
「確かに彼女にはラブ・ストーリーが用意されているわ。でも、そのことについてあまり漏らす訳にはいかないの。(物語上の)そんなに大きな焦点にはならないけれど重要な部分で、タウリエルとその物語を動かしていくことになるわ」
それはもしかしたら、オーランド・ブルーム扮するレゴラスとのロマンスでしょうか?リリーはどう転んでも決定的なことは言いません。しかし彼女は、これだけは教えてくれました。
「レゴラスとタウリエルの関係は重要(significant)よ。子供のときから彼らはお互いを知っているの。レゴラスの“お父さん”スランドゥイル王はタウリエルを可愛がっていて、彼女に特別な資質を感じているのよ。2人が並んで育って、父親が素晴らしい戦士であるこの若い女性を特別に気にかけているとしたら、彼女に注目しないでいるのは難しいと思うわ」と彼女は笑って言いました。「わたしに言えるのは多分このくらいね」

リリーは、一部の“トールキン純粋主義者”が新しい登場人物の導入について不信感をもっていることをよく知っています。
「すっかりタウリエルを憎んでいて、映画に登場するべきではない、これはトールキンへの裏切りである、わたしがどう演じるかに関わらず正しくない、そう思っている人々がいることは、全く疑う余地がないわね」と彼女は言います。
「でも、彼女が大好きで、これが映画の面白さを増したと思う人たちもいるでしょう。『LOST(ロスト)』に出演していたとき、番組や登場人物への印象について、本当に極端だった熱心なファンたちのおかげで、そのことを学んだの。でも、トールキンを崇拝する(作品作りの)方法を知っている人間がいるとしたら、それはピーター(・ジャクソン)とフラン(・ウォルシュ)、それにフィル(フィリッパ・ボウエン)よ。タウリエルを完全にその世界に適合させたのだから」
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ヴィゴは『ホビット』出演を「断った」のか?〜アラゴルン出演の可能性を考える

2013年06月02日 04:31

5月29日(日本時間30日)、国内外の複数の映画情報サイトが、「ヴィゴ・モーテンセンが、『ホビット』への出演を断った」と報じました。

その内容は、ムービースター誌がツイートした通り、“撮影に入る前に、プロデューサーから興味があるかどうかを訊かれたものの、ヴィゴは「アラゴルンは『ホビットの冒険』には登場しない。『指輪物語』との間には60年の開きがあるんだ」と答え、『ホビット』への出演を断った”というもの。
Twitterを通じてあっという間に日本のファンの間にも伝わり、落胆の呟きをあちこちで目にすることとなりました。

がしかし、ヴィゴは本当に『ホビット』への出演依頼を、けんもほろろに「断った」のでしょうか。
これらの記事の大元となった、The Guardianの5月28日付のインタビュー記事を見直してみました。拙い訳ですがご覧下さい。

ピーター・ジャクソンの映画『ホビット』では、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに出演した何人かは、彼らの役を再演しました。彼は出演を依頼されたのでしょうか?

ヴィゴ「いいや。撮影に入る前の2008年に、プロデューサーの1人がぼくに(出演に対しての)興味があるかどうかを尋ねたんだ。ぼくはこう言ったよ。“知ってるよね。アラゴルンは『ホビットの冒険』には登場しないんだ。原作との間には60年のギャップがあるんだよ”」

では、彼はもう新しい映画を観たのでしょうか?いいえ(まだのようです)。

ヴィゴ「ぼくは再びあの世界を見ること、そしてピーター・ジャクソンが成したこと---特殊効果の進歩や、前回とは異なる撮影方法をどのように生かしたか---を見ることに興味をもっているんだ。それは映像面の技能を高めただろうからね。音響だってそうだ。それに、分量としては比較的薄い『ホビットの冒険』の原作から、どのように3本の映画を制作したのかを見るのが楽しみなんだ。ジャクソンは才気ある男だからね、本当に面白いものを作ったと確信しているよ。
1999年から2003年までのニュージーランドでの仕事は、プロフェッショナルな面でも、また個人的にも、今も大切な経験なんだ。ぼくは時々、動物と人間両方の友人を訪ねるためにニュージーランドへ戻っているんだ。素晴らしい国だよ」

これを読んで分かる通り、ヴィゴの口からは決して「断った」とは言っていません。そして、殆どの派生記事では、赤フォントの部分がオミットされています。
つまり、このインタビューが行われた時点では、断るも何も、彼は正式な出演依頼を受けていなかったものと思われます。第一、ヴィゴが観るのを楽しみにしているPJの「新しい映画」とは、どの作品のことを指すのでしょうか?
第2部『スマウグの荒らし場』や第3部『ゆきて帰りし物語』のことならば、PJ本人だって「まだ観ていない」と言うでしょう。第1部『思いがけない冒険』については、ヴィゴは世界同時公開日の12月14日に(アルゼンチンの劇場で、ご贔屓サッカーチームのユニホームを着て!)鑑賞したことが報告されています(Source)。
恐らく、この記事の『ホビット』に関する部分のインタビューは、第1部公開の少し前、『偽りの人生』が出品された昨年10月末のロンドン映画祭の頃に行われたものと思われます。

そもそも、2007年末に『ホビット』映画化決定の発表があってからというもの、ヴィゴのみならずLotR3部作の主だった出演者たちは、折りに触れ『ホビット』への帰還をマスコミに訊かれ続けてきました。
ヴィゴは『ホビット』への出演をどう考えているのでしょう。本当に出演を望んでいないのでしょうか。
最近の記事から遡って、もう一度検証してみることにしました。

こちらは、今年4月末に発売されたTotal Film6月号に掲載されたインタビューの一部です。

「もう一度アラゴルンを演じるかって?勿論、そうすることが道理にかなったことだと思えばね。
アラゴルンは『ホビットの冒険』の原作には登場しないんだ。だけど、追補篇等も使って仕事をしているのなら、彼ら(PJや脚本チーム)は『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』の60年の間隙を埋めるつもりでいるかもしれないね。でも、仕事を引き受けるならば、今頃は(依頼の話を)聞いている筈だと思うんだ。
だけど、PJは再撮影をすることで有名だから、どう転ぶかは分からないよ!」

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『ホビット』追加撮影の現場から〜 キャストの声のまとめ

2013年06月01日 15:05

5月21日、ピーター・ジャクソン監督がfacebookで報告した通り、『ホビット』の10週間に及ぶ追加撮影が開始となりました。
関係者以外立ち入り禁止のスタジオやオープンセットで、現在どのような撮影が行われているのかは知る術がありませんが、何人かのキャストはTwitterやfacebookなどのSNSを通じて、現場での様子をわたしたちに伝えてくれています。
撮影再開から10日、彼らの声をいくつか拾い集めてみました(日時はニュージーランド時間です)


2013年5月21日(火)
  • 15:14 | ジェド・ブロフィー(ノーリ役)「さあ、いこう。追加撮影の始まりだ。ぼくたちみんな、すごく興奮しているよ」【Twitter】

  • 18:12 | ジョン・ベル(バイン役)「バインに戻ったよ」【Twitter】
バルドの息子バインを演じるジョン・ベルくん、金髪の地毛を黒っぽく染めて、役になりきる用意が整ったことをファンに報告です。後日スタントの訓練についてもツイートしていますが、PJは彼にどんな見せ場を用意しているのでしょうか?

2013年5月22日(水)
  • 14:13 | グレアム・マクタビッシュ(ドワーリン役)「現場に戻った初日、皆からのハグで痛いくらいだ。皆に会えて、そんな素晴らしい家族の一員であることがとても嬉しいね。まるで離れてなんかいなかったみたいだ」【Twitter】

2013年5月23日(木)
  • 12:04 | ディーン・オゴーマン(フィーリ役)「仲間たちと追加撮影のために戻ってきたよ」【Twitter】
  • 18:17 | アダム・ブラウン(オーリ役)「オーリとしての初日完了!」【Twitter】

2013年5月25日(土)
  • 21:54 | グレアム・マクタビッシュ(ドワーリン役)「イアン・マッケランの素晴らしい誕生日の夜と、そしてぼくたち全員がここウエリントンに戻ってきたお祝いだ。皆一緒に仲間たちと会えて嬉しいよ」【Twitter】

2013年5月26日(日)
  • 08:35 | アダム・ブラウン(オーリ役)「魔法使いの誕生日パーティーは実に素晴らしかった!そう、花火があったんだ。戻って来られて最高だよ」【Twitter】

2013年5月27日(月)
  • ウィリアム・キルシャー(ビフール役)「さて…、先週『ホビット』の映画の追加撮影のために戻ってきた。とても楽しいね。チーム全員が戻ってくるなんてすごく特別なことだよ。実際、映画撮影をストップしたことなど決してなかったみたいだ。
    先週、ぼくたちはスタント・チームと一緒に働いた。ぼくのスタント・ダブルのスコッティは、ビフールに素晴らしい戦いの振付けをしたんだ。沢山の武器を使ったトレーニングや回転等々…その後の2日間は身体が少し痛かったけど、それだけの価値はあったよ!
    今、トレーラーでセットに招集されるのを待っているところなんだ。気を付けろ、ほら、ビフールが来たぞ!…それじゃぁまた」【facebook】

  • 13:29 | グレアム・マクタビッシュ(ドワーリン役)「毛むくじゃらのドワーフ連中とランチ。彼らのテーブルマナーは改善されてない…!」【Twitter】

  • 22:02 | グレアム・マクタビッシュ(ドワーリン役)「撮影初日終了。正直、離れていたことを全く感じない!スティーヴン・ハンター(ボンブール役)はむしろとても良い調子だ」【Twitter】
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