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『ホビットの冒険』今週の動き 【2011年2月20日~26日】

2011年02月28日 00:05

2月26日(土) *エルフ役のエキストラオーディションに長蛇の列
ウエリントンのNational Dance and Drama Centreで行われたエルフ役のエキストラオーディションに、数百人(記事によっては1000人以上とも)の応募者が押しかけ、審査までに3時間待ちの大行列となる。中にはハイヒールで背丈をごまかそうとする女性や、米ミズーリ州からやってきたものの、身長が足りずに不合格になった男性も 【Dominion Post】 【Taranaki Daily News】

*アラティアティア・ラピッズで『ホビット』撮影テスト
「森の川」のロケ地と推測されていたNZ北島タウポのワイカト川上流、アラティアティア・ラピッズ(急流)に、ビルボとドワーフたちがエルフ王の岩屋からの脱出に使った“樽”の装置が運び込まれ、撮影テストが行われた模様。写真の樽がピンクなのは、CGによる合成処理のためと思われる。小さな樽もあるのはスケールダブル用? 【TORn】
2月24日(木) *WETA、NZ地震救援のため、ピーター・ジャクソン、リチャード・テイラー等のサイン入りミニチュアをオークションに出品 【Weta】

*カルガリー・ヘラルド紙、『ホビット』の武術&剣術トレーナー、スティーヴ・マクマイケル氏(40)のインタビューを掲載
元米海兵隊員で湾岸戦争時には「砂漠の嵐」作戦にも参加。スタントマンとして活躍中に『ファンタスティックフォー』の敵役ドクター・ドゥームのアクションで首を骨折。スタントコーディネーターに転身し、今回『ホビット』のトレーナーを射止めた。
 「電話を受けたときは半信半疑でした。“荷物をまとめておいで(pack your bags)”と言われて漸く安堵しましたが、同時に圧倒的な思いにとらわれました。これは大きなショーですから」 【Calgary Herald】
2月23日(水) *サー・ピーター・ジャクソンと『ホビット』プロダクション、NZ大地震の被害に対して援助申し入れ
ジャクソン監督、ニュージーランド政府防災省及び危機管理局へ、被災者に対する実際的な援助や支援を準備すると申し入れ。WETAは地震発生当日の夜から、ウェリントンへ非難した人々のために衣類提供を開始 【The Hollywood Reporter】
2月22日(火) *ニュージーランド南島クライストチャーチでM6.3の大地震発生
Film New ZealandとNew Zealand Film Commission、国内で撮影されている国際的な映画やテレビ作品のいずれにおいても、地震での影響は報告されていないとTHRの取材にて語る 【The Hollywood Reporter】
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サー・イアン・マッケラン、『ホビット』ブログを開始!

2011年02月27日 03:00

ガンダルフ役のサー・イアン・マッケランが、自身のホームページ内に「Hobbit Blog」コーナーを開設されました。
1月10日付の“中つ国復帰”声明をブログの第1日目として、2月22日からはニュージーランドでの出来事を報告しており、現場の状況を知る上で、ファンには願ってもないブログとなりそうです。
そんな訳で、サーには失礼して、管理人の拙い意訳でもって記事を紹介させて頂きます。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

2011年2月22日 中つ国の真ん中(the middle of Middle Earth)より、最初のレポート

「魔法使いは遅れん(A wizard is never late)」
とは言うものの、わたしは『ホビットの冒険』の撮影より5週間も早くウエリントンに着くつもりはなかったんだ。

目新しい話じゃないが、ちょうど1年前、わたしは『ゴドーを待ちながら』のニュージーランドツアーの後に、『ホビット』を監督することになっていたギレルモ・デル・トロのもとで、2010年7月に撮影が始まると思っていたんだよ。

そのときわたしは、ブレーカー湾の彼の別邸に泊まっていた。ピーター・ジャクソンのスタジオなんかがあるすぐ近くだ。
そこでデル・トロは、彼が何故中つ国を去る気になったのかを話してくれたよ。ワーナー・ブラザーズとMGMが『ホビットの冒険』を危険なほど永遠に延期しそうなので、既に取り交わした他の契約が心配なのだとね。
結局、ベケットからトールキンへ一直線に飛ぼうというわたしの計画は断念せねばならなかった。長い中断のために仕方なく飛行機で帰ったよ。

一年経って、映画は2011年2月末に撮影開始と決まったので、わたしは予定に間に合わせるために、インドでの休日を短縮したんだ。
そうしたら、わたしがいない間にピーター・ジャクソンは胃の手術を受けることになったというじゃないか。保険会社は5週間で回復すると請け負ったがね。それが再び早々とここにいる理由だよ。“ビルボを待ちながら”ね。

フィリッパ・ボウエンが俳優たちのために先週とその翌日もう一度開いたパーティで、わたしは回復して元気になったピーターと会いたかったが叶わなかった。そしてグレアム・マクタビッシュ(*ドワーリン役)とグウェンは、ウエリントン港を見渡す彼らの家で新築祝いのパーティをやっていた。
ついてないね。でも、他の“13人のドワーフたち”とは挨拶を交わすことが出来たんだ。

---続く---

2011年2月25日 ドワーフたちとのパーティー

「まさしく、マーティン(フリーマン)とドワーフたちは“ファミリー”になるわ!」
ボウエンは熱を込めてこう言ったよ。まったくその通り、彼女の家のテラスに群がっている様子ときたらね。
仕出し料理と第一級のニュージーランド赤ワイン--欠席したジョン・カレンは別として、このパーティはわたしにとって、皆に会う最初の機会でもあったんだ。

このパーティーに備えて、事務所はカンニングペーパーをくれたよ。全員の顔と名前と、キャラクター…それに信頼できるウィキペディアから収集した情報から、わたし自身のメモを書き加えてみた。

1)アルスター大学総長--そりゃ誰だい?(北アイルランド)バリミーナ出身。わたしの先祖、ジェームズ・マッケランも1841年にここから移住してきた。

2)パントマイムに夢中でその道のエキスパート。最も若いドワーフのオーリ役。

3)アップルジュースしか飲まない。そしてしばしばイギリスの最もセクシーな男優に選ばれる。


この3人のドワーフが誰だか分かるかね?

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

えっと、1)ジェームズ・ネスビット、2)アダム・ブラウン、3)リチャード・アーミテージ…???でしょうか。

総長、この間ニワトリの着ぐるみでNZのスポーツイベントに出てらっしゃいましたねw→コレ
オーリは13人のドワーフたちの中で一番若いドワーフではなかったと思いますが、パントマイムに情熱を燃やすブラウンは、4年連続クリスマスのパフォーマンスとしてニューベリーの穀物取引所でパントマイムを披露してきたそうです。
そして、セクシーといったらアーミテージではないかと思うのですが、ロバート・カジンスキーかもしれません(本名はRobert J Applebyだったり)
サー・イアン・マッケランのこの記事を読んだファンから質問でもあったのでしょうか?カジンスキーは25日の Twitter上で、「うん、アップルジュースは好きだよ。でも、ぼくが飲む唯一のソフトドリンクってわけじゃないけどね」とツイートしておりました。正解は次回更新時ですか?サー。

映画の進行状況のみならず、こうして現場の雰囲気や、今まで名前も知らなかった俳優一人ひとりの個性が見えてくるのは、本当に嬉しいものですね。
多忙にも拘らずウイットに富んだ日記で楽しませてくれるサー・イアン・マッケランに深く感謝しつつ、興味深いエピソードが更新されましたら、また紹介させて頂きたいと思っております。

サー・ピーター・ジャクソン、ニュージーランド地震で援助申し入れ

2011年02月25日 08:32


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ニュージーランド南島クライストチャーチで22日に起きたマグニチュード6.3の大地震から今日で4日目。
現地では24時間態勢で必死の救出作業が続けられていますが、サー・ピーター・ジャクソンと『ホビットの冒険』制作チームは23日、ニュージーランドの同胞と全ての被災者のために、出来る限りの実際的な援助を提供していくつもりであることを表明しました。 【Source: The Hollywood Reporter (2月22日付)(2月23日付)


「『ホビットの冒険』に携わっている誰もが、今回の地震と、それが齎した破壊的な影響に大きなショックを受けて悲しんでいます」とジャクソン監督はハリウッドレポーター誌に語りました。
また彼は、役者やクルーの何人かは、クライストチャーチの出身だと言い、「彼らを支えるために、出来ることの全てをしています」とも言いました。
加えて彼は、プロダクションが既にニュージーランド政府防災省及び危機管理局とコンタクトを取っていることを明らかにしました。
「わたしたちが出来るどんな方法であれ、実際的な援助や支援を準備すると申し入れました。わたしたちの思いと祈りは、クライストチャーチと、この恐ろしい悲劇に打ちのめされた全ての人々と共にあるのです」

地震発生の翌日、被災地の多くのニュージーランド人と外国人は、クライストチャーチから『ホビット』制作の本部が置かれているウェリントンを含む、NZ国内の別の都市まで避難する準備をしていました。
WETAワークショップのスポークスマンは、その夜ウェリントンへ非難する人々のために、地震救済基金への寄付と共に衣類を提供していると語りました。
「当然、わたしたちの思いはカンタベリー(*NZ南島中央部の地方。クライストチャーチはその最大都市)を含む全ての被災者の方々にあります。もっと何か出来ることがあればと願っています」

また『ホビットの冒険』を始め、NZ各地で撮影されている(又は予定の)映画の制作状況ですが、同誌の問い合わせに対してFilm New Zealand(*1)及びNew Zealand Film Commission(*2)は、映画やテレビ作品への影響は報告されていないと答えています。

Film New Zealandの最高経営責任者Gisella Carr氏は、南島最大の都市の中心部が、恐ろしい破壊状態にあるのを見るのは大変衝撃的であると語りました。
「わたしたちは全てのニュージーランド人と世界の人々と心を共にし、クライストチャーチの悲惨な地震で被災された人々と、その全ての関係者に心からの同情を申し上げます。
問い合わせに関しまして、わたしたちはニュージーランドで撮影されている国際的な映画やテレビ作品のいずれにおいても、地震で影響を受けたとは思っていません。それらはみな、カンタベリー地方から遠く離れた場所で制作されています。わたしたちの思いは、愛する者を失った人々と、昨日の地震によって、衝撃的な方法で人生の再構築を余儀なくされたカンタベリー地方の人々にあります」


(*1)Film New Zealand:主に海外からの映画誘致、地域FCへの支援、NZ映画の海外プロモーション等を行う政府機関
(*2)New Zealand Film Commission:主にNZ国内映画への制作資金提供と海外セールス等を行う政府機関

『ホビットの冒険』今週の動き 【2011年2月13日~19日】

2011年02月21日 07:06

2月19日(土) *『ホビット』スタジオセット(?)写真をTORnがUP!
ニュージーランド・ミラマー地区のスタジオ(おそらくストーン・ストリート・スタジオ)を撮影した写真がトールキンファンサイトThe One Ring.netに投稿され、掲載となる。
【ネタばれ注意】 『ホビット』のセットと思われる装置の一部(はなれ山の地下宮殿のアーチでしょうか?)が写っております。公開まで画像をご覧になりたくない方は、リンク先へ飛ばないで下さい→→→ 【TORn】
2月17日(木) *サー・イアン・マッケラン、舞台劇「The Syndicate」に出演決定。『ホビット』ロケから一時離脱予定
英チチェスター・フェスティバル劇場で世界初演となる「The Syndicate」に出演の為、サー・イアン・マッケランは『ホビット』の撮影から、準備期間を含めてその間一時離脱予定。上演期間は2011年7月20日~8月20日(8月2日以降はミネルバ劇場にて) 【Variety】
2月15日(火) *ウェリントンでエルフ役のエキストラ公式募集
今回の募集はエルフの馬の乗り手と、(通常の)エルフ役のエキストラ。
応募条件は、17-40歳の男女。男性身長183cm以上、女性は175cm以上。いずれもニュージーランド在住で、政府発行の労働許可証が必要。 【trademe.co.nz】
2月14日(月) *シアーシャ・ローナン、『ホビット』出演決定の噂について語る
「いいえ、まだ何も決まっていません。勿論『ホビット』での役が欲しいです。世界中の誰だって欲しいと思うでしょう」
2月12日、IFTA(アイルランド・アカデミー賞)授賞式会場で記者に訊ねられて。シアーシャはこの日「The Way Back」の演技で助演女優賞を獲得し、4年連続の演技賞受賞となった。 【IrishTimes】

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

主要キャストによる記者会見以降、特に大きなニュースは報道されなかった先週ですが、エルフ役のエキストラ募集にスタジオセットの写真流出と、撮影の準備に大忙しな現場の空気が感じられる一週間でした。

さて、今後撮影が進行するにつれて、公式発表以外にこうした“ネタばれ”情報が相次ぐと思われます。
当ブログでは、映画本編の映像やストーリーに関する情報は、その信憑性を問わず【ネタばれ注意】を表記して、該当部分は白フォントで記入するか、別ページに表示する等の処置をしてまいりますが、公開前に過度の情報を仕入れたくない読者さまには、ご注意下さいますようお願い申し上げます m(_ _)m


*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
■Fさま
コメント大変嬉しく拝読しました。
ワタクシも3部作公開の折には、小心故なかなかファンの集いに入っていけず寂しい思いを致しました。
今回は思い余って早々にこんなブログを立ち上げてしまいましたが、周囲に「指輪好き」がいらっしゃらない皆さまや、ちょっぴりシャイな皆さまが集い易い場所となれば、管理人としてこんなに嬉しいことはございません*^^*
これからもお気軽にお立ち寄り下さいませ。心よりお待ち申し上げております。

最進ロケ地情報:アラティアティア・ラピッズ「森の川」になる!?

2011年02月14日 03:28


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現在、『ホビットの冒険』の制作会社Three Foot Sevenが撮影場所を公表しているのは、ウェリントンのストーンストリート・スタジオとワイカト地方マタマタのホビット村だけです。

2月13日付のNZ Heraldによりますと、ニュージーランド自然保護局は、『ホビット』の制作会社に対し、アラティアティア景観保護区での4日間の撮影を許可したとのことです。タウポのワイカト川フカ滝の上流、アラティアティア・ラピッズ(急流)でのロケーション撮影です。
制作会社は、アラティアティアが映画のどのシーンで使用されるのかはコメントしていませんが、おそらくエルフ王の岩屋からビルボとドワーフたちが樽で逃げ出した「森の川」になると思われます。

今回の政府の“譲歩”に対して、旅行代理店Destination Great Lake Taupoの総支配人スコット・ピアソン氏は、「『ロード・オブ・ザ・リング』3部作はニュージーランドにおける観光収益の“大きな遺産”を残してくれました。今回のロケは、アラティアティアでの体験全ての価値を高めてくれます。わたしたちは今まで以上に国際的な訪問客を迎えることになるでしょうね」と大歓迎しています。
フカ・ロッジのマーケティング・ディレクターであるジェーン・キングストン氏は、滝の周囲の景色は現実の世界を後ろに追いやり、イマジネーションの世界へ誘ってくれるようで、中つ国として完璧だと言っています。
「この映画は、再びニュージーランドの美しさに人々の注意を惹き付け、観光旅行とその収益とを増やしてくれることでしょう」

他にも、ピーター・ジャクソン監督は先月、山に囲まれたワナカ湖を調べるために、クイーンズタウンをヘリで訪問しています。こちらは「湖の町」エスガロスになるのではないかと言われています。
また、ロケハンスタッフは、タラナキルアペフ地区も訪問しています。こちらはいずれも、ドワーフ一行の旅の目的地「はなれ山」の候補地と思われています。

ルアペフ地区のトンガリロ国立公園にあるナウルホエ山は、LotR3部作で「滅びの山」として重要な役割を演じました。しかし、『ホビットの冒険』のクランクイン5週間前になって地元のマオリ族は、ジャクソン監督が再び北島中央の山々を使用するの拒否してきました。部族はこの場所を神聖な場所と考えているからです。
トンガリロ国立公園の山を使用する選択肢が失われた場合、タラナキ山や、南島の南アルプス山脈(サザンアルプス山脈)が代わりのロケ地となるかもしれないとのことです。


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話は少し変わりますが、現在夏の盛りにあるニュージーランドで、ホビット村の青々とした芝生や樹木を枯らさずに保つには相当量の水が必要です。
この問題を解決するために、ワイカト州議会の環境委員会は制作会社Three Foot Sevenに対し、マタマタに近いヒヌエラ峡谷の湖やその支流から、一日あたり890キロリットルの水をホビット村に引き入れることを許可しました。
この水は4ヘクタールのセットを灌漑するのに使用され、トールキン教授が愛したイギリスの田園風景の面影をもったホビット村に、瑞々しい外観を与え続けることになっています。

ニュージーランドのどの自治体も、『ホビット』のロケーションに多大な関心と期待とを示しています。
この映画が前シリーズ同様世界中で愛され、ロケーション場所の一つ一つが、中つ国の面影を求める全ての人々の心の故郷となると良いですね^^

ビルボと13人のドワーフ役俳優が集結!ウェリントンで記者会見

2011年02月12日 09:22



『ホビットの冒険』の撮影開始日が正式発表されたことを受けて、ビルボ役のマーティン・フリーマン、それにトーリン役のリチャード・アーミテージを始め13人のドワーフ役俳優たちが一堂に会し、2月11日午前、ウェリントンのパークロードスタジオで記者会見を行いました。 【Source:Dominion Post3News(2/11AM)、NZ Herald3News(2/11PM)、TORnWellington Nz.comStuff(2/12)】

2月3日にウェリントン病院を退院したばかりで“自宅軟禁中”(本人弁)のピーター・ジャクソン監督は、残念ながら欠席となりましたが、司会者が次のような彼の声明を読み上げて会見は始まりました。
「この会見に出席出来ないことをとても残念に思っています。でも、正直言ってこれで良かったのでしょう。ここにいる連中はわたしを激しく笑わせるので、手術の縫い目が破れる危険がありますから」

サー・PJがそう予見したように、会見は終始ジョークが飛び交い、笑い声の絶えない賑やかなものとなりました。
マーティン・フリーマン他13人の俳優たちは、およそ4週間前に既にウェリントン入りしています。彼らは映画のためにスポーツ・ジムに通い、乗馬や殺陣の稽古、それに役柄別の発音練習などを受けており、既に“ファミリー”な間柄になっているようです。

「13の異なった強い個性の集まりだが、それでいてわたしたちはアンサンブルなんだ」
とビフール役のウイリアム・キルシャーとグローイン役のピーター・ハンブルトンは、ドワーフ役の仲間たちについて言いました。
「すごい奴らの集まりだよ。すっかり一つの群れの仲間のように感じているんだ。全員が癖のある連中だが、皆仲良くやっているよ」
オイン役のジョン・カレンも、彼らの一体感はドワーフ役の俳優にとどまらないと言いました。
「一緒にいるとき、わたしたちはグループなんだよ。一つの存在というかね。それはわたしたち役者に限ったことではなくて、クルー全てに言えることなんだ。この映画に取り組んでいる何百人もの人々に会ったけれど、一人として“ぼんくら”はいなかったね。マーク・ハドロー(ドーリ役)を除いてね」

また、ハンサムな顔にひげと髪とを長く伸ばし、既にドワーフ然とした容貌になっているキーリ役のエイダン・ターナーは、13人のドワーフたち一人ひとりが個性的で異なった容貌となるように、顔ひげのボリュームまで調節中だと語りました。
既にLotR3部作で樹脂による特殊メイクを体験しているノーリ役のジェド・ブロフィーは、
「顔ひげはチェック中で、顎ひげは今日出来上がってきたんだ。おかげでそれぞれ見分けがつくようになったよ。やっとぼくらしくなれて嬉しいね。あとは死なずにこの映画を乗り切ることが出来るよう望んでいるよ。ああ、恐ろしい!」と、かつてギムリ役のジョン=リス・ディヴィスを悩ませたドワーフの特殊メイクについて冗談めかして言いました。

そして、映画化発表からクランクインまで3年以上かかり、スタジオの財政難や俳優協会のボイコット運動など様々な問題に悩まされた『ホビットの冒険』には、“指輪の呪い”がつきまとっているのではないかとの、記者団からのいささか意地悪な質問に対しては、
「いいや!おかげで大量のラテックスをまだ身につけなくてすむから、これからいくつかの週末を楽しむことが出来るしね!」とドワーフ役の面々。マーティン・フリーマンに到っては、
「それに由来する(いささか滑稽な)ある種の不運が付きまとったけれど、ぼくたちはそれについては楽観視しているんだ。2015年過ぎにはただちに撮影にとりかかれるよ。ぼくたちはここにいて、準備万端だからね」
とちょっぴりキツいジョークを飛ばしておりました。

さて、主役を務めるフリーマンは、ビルボ役のオーディションテープを送ったものの、BBCのTVシリーズ『シャーロック』とのスケジュールが重なって出演できないことを、大変危惧したと記者たちに語りました。
また、ビルボ役を生涯一度の大役と考えていおり、出演が叶ったことを「大いに喜んでいる」とも言っています。
LotR3部作でイアン・ホルムが演じたビルボ・バギンズというキャラクターを、今度は自分が演じることについては、
「勿論、サー・イアン・ホルムが映画で成し遂げたことを見ているよ。ぼくは彼の演技をよく見て、だけど一方でそれを忘れる必要があるんだ。彼が彼の声と動きとで成したことを見た上で---自画自賛も、心にもない謙遜な言葉も言うつもりはないから---ぼくはかなり彼とマッチしていると思うんだ。ぼくは彼を真似て理解すると共に、ぼく自身であらねばならないんだ」と語りました。

またフリーマンはサー・ピーター・ジャクソンを賞賛して、
「彼はクロイソス(*リュディア王国の最後の王)のように裕福で、沢山のオスカーを受賞しているにも拘らず、すごく“普通”なんだよ。ぼくが言いたいのは、ヒップでもクールでもなくて、仰々しくまっとうであることを演じている人間とは対照的に、気さくで普通の感覚、普通の好みをしてるってことさ。
PJはスターじゃなくて専門家なんだ。もし12歳の彼を知っていたとしたら、基本的に彼は今も同じで、熱心家だという感じがすると思うな。このプロダクションに愚か者はいないし、そんな人間がトップであるのを望む者もいないんだよ」

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こうして、いずれ劣らぬ実力派揃いの13人のドワーフ役俳優全員が顔を揃えると、何とも壮観なものですね。(記者会見のフルムービーは3Newsで、また音声ファイルはTORnで視聴出来ます)
機関銃のように喋りまくる陽気なジェームズ・ネスビット(ボフール役)とウイリアム・キルシャー。若いのに思慮深げなロバート・カジンスキー(フィーリ役)や、辛辣なジョークを飛ばすシニカルなジョン・カレン。今をときめく人気スターなのに意外と口数少なく、たまに話す一言が厳粛なイメージのリチャード・アーミテージ etc...。
そして、小説の中のビルボその人のように、ウィットに富んだ語り口で聴衆を魅了するマーティン・フリーマン。スクリーンでの彼らパーティのやり取りが目に浮かぶような、興味深い会見でありました。

『ホビットの冒険』撮影開始日発表!!

2011年02月08日 06:49

昨年10月にスタジオから撮影のGOサインが出され、最初のキャスト発表があってから、今か今かと待たれてきたクランクイン(撮影開始日)の日付が、漸く発表となりました…!

2月7日ウェリントンにて、『ホビットの冒険』の制作会社であるThree Foot Sevenは、映画の最初の主要場面の撮影開始日を2011年3月21日(月)と発表しました。
撮影はウェリントンのミラマーにあるストーン・ストリート・スタジオ及び、ニュージーランド各地のロケーション現場で行われることになっています。

この日にちは、出演者のスケジュールやニュージーランドの気候条件、そして勿論、2月3日に退院したばかりのサー・ピーター・ジャクソン監督の体調の回復を考慮して決定されたものです。
ジャクソン監督はクランクインの日付が発表されたことについて、
「若干の遅れにもかかわらず、わたしたちは完全に元の軌道に戻って、撮影が開始されることに非常に興奮しています」とコメントしました。 【Source: TORnstuff.co.nz

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2007年12月の映画化発表からおよそ3年3ヵ月、様々な問題を乗り越えて、今度こそ本当にカメラが回りそうです。
先週末には、マタマタに建設されているホビット村のセット周辺を、映画撮影のため2月14日から5週間に渡って立ち入り禁止にする旨、マタマタ-ピアコ地区の町長(Mayor)より発表がありましたが、撮影スケジュールが明らかになった現在、おそらく1ヶ月程後ろ倒し、あるいは延長になるのではないかと思われます。【Source:stuff.co.nz(2月5日付)】


さて、1月にゴラム役のアンディ・サーキスと、フロド役のイライジャ・ウッド続投の発表があってから、キャスティングに関する噂は色々漏れ聞こえてはきますが、“出演確定”の最新ニュースに登場したのは、ヤギのジョーディーくん、20歳!【Source:Taranaki Daily News

ジョーディーは長く湾曲した角をもった(ただし片角)威風堂々たる雄ヤギですが、昨年ニュージーランド北島のニュープリマスで放牧されていたところを、心ない輩の悪戯によって二度もペンキをスプレーされてしまい、地元のニュースになっていました。
ジョーディーのことをフェイスブックで知った『ホビット』の動物スカウト氏は、彼を映画に出せないか飼い主であるフィールド夫人に電話で打診。出演の運びとなったそうです。

ジョーディーは人間の女性が好きで男性は嫌い(特に制服を着た男性…警官は大嫌いとか)。夫フィールド氏のトラックに頭突きをくらわしたこともあるそうで、彼のもう片方の角もゲートに何度も頭突きをした結果、何年も前に失われたとのこと。
「ジョーディーがどんなふうに振舞うか分からないけど、出演前に映画用のトレーニングを受けているよ。撮影が終わったら、きっと大きな顔をして帰ってくるだろうね」とフィールド氏。
フィールド氏は、映画のプレミア上映には3枚のチケットを買う予定だそうです。夫妻とそしてジョーディーの分です。ジョーディーくん、映画観られるかな?


また、少し古い記事になりますが、スタートレック『エンタープライズ』のマルコム・リード大尉役等で人気のイギリス人俳優ドミニク・キーティングが『ホビット』のオーディションを受けて結果待ちと、1月25日付のLots of interviews.comのインタビューの中で答えています。
彼によれば、複数の役のオーディションを受けたとのことですが、最近更新されたIMDb(例によって^^;)の『ホビットの冒険』 part1のキャスト欄によりますと、闇の森の王スランドゥイルの酒蔵の管理人ガリオンとか。
同ページでは、昨年10月に出演の噂があったブライアン・ブレッスドをドワーフのダイン2世役としていますが、いずれもソースは明らかでありません。
撮影開始日が明らかになった今、残るキャストの公式発表が待ち遠しいこの頃です。


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