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日本へようこそ!デル・トロ監督!!

2008年10月31日 20:21

世界一多忙な映画監督の一人と言われておりますギレルモ・デル・トロ監督、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』 (日本での公式タイトルは、最終的に“2”が抜けたようですね)の最後の公開国(恐らく)となる日本へ、同作の宣伝の為にやってまいりました!
10月30日、東京は有楽町のザ・ペニンシュラ東京での記者会見の様子を、多くの映画情報サイトが取り上げております(Source: Variety Japaneiga.com & シネマトゥデイ

それらによりますと、彼のモンスター偏愛について訊ねられた監督、その理由は、「モンスターは人間の精神性を純粋に、強く象徴している存在だから」だそうです。そして、「ゴジラであれガメラであれ、感情移入できるキャラクターを構築しているから日本の作品は秀逸なんだ。それに、西洋では軽視されがちなアニメなどの文化にも、きちんと見合うべき敬意を払っている唯一の国だ」と絶賛。そして、日本のサブカルチャーについて話が及ぶと、
「手塚治虫や高畑勲、宮崎駿を見て育った。その後は押井守や大友克洋からも多くインスピレーションを得た。漫画やイラストでは韮沢靖、弐瓶勉の作品に大変な影響を受けた。また、ビデオゲームでもアートと呼べるものは日本のものだけ。『メタルギアソリッド』や『ワンダと巨像』『ICO』は非常に素晴らしい」と、日本人もびっくり!の知識を披露し(伊藤潤二、日野日出志等の名前もあがったそうで)、会場から驚きのどよめきが起こる程だったとか。す、凄すぎ・・・!

惜しむべくは、他国では必ず『ホビットの冒険』についての質問攻めにあっていたのに、日本の記者がそれについて質問した様子がないことですね。どれだけ映画としての『ロード・オブ・ザ・リング』がヒットしようとその先に関心が及ばない。このへんが我が国でファンタジーという文化が市民権を得てからの歴史の浅さ、ファン層の薄さを痛感するところですね。これ以上ない『ホビット』の最新情報が聞ける(かも知れない)チャンスだったのに。まぁ、監督自身は、それを訊ねられることに辟易としていたかもしれないので、「助かった」と思っているかもですが(^_^;

尚、以前の記事で、監督の創作の源である“アイデアノート”についてご紹介させて頂いたことがありましたが、会見中もずっとノートを手にしていたそうです。それから、
「東京に来る時は、空(から)のスーツケースを別に1つ持ってきて、玩具やグッズでいっぱいにして帰るんだ」と楽しそうに話した、とか。
今日辺り秋葉原へ行けば、山積みのフィギュアを手にしたギレルモ監督と出会えたかも知れませんね(笑)ザ・ペニンシュラ東京・・・当日すぐ近くにいたのになぁ。知ってたら出待ちしてサインを貰ったのに!(>国内情報には疎い)と、ちょっぴり悔しい管理人でございました。

*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
こちらこそ、いつもコメントを頂いて、本当に有り難うございます!
自分のあまりの語学力のなさに、マジで泣きたくなる思いを毎日しておりますが、唯々『ホビット』関連の情報を知りたいのと、皆さまのエールをエネルギーに頑張っております。まだまだ先は長いですが、これからもどうぞ宜しく御つき合い下さいませ。
・・・という訳で、インタビュー記事の続きは近々必ず。お待たせしてすみません~★
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デル・トロ監督インタビュー~TORn編~(Part1)

2008年10月27日 23:27

今回ご紹介するのは、10月初旬に開催された「ニューヨーカー・フェスティバル」に出席するためニューヨークに滞在中だったギレルモ・デル・トロ監督を、Indalo Productionsのプロデューサー、アンソニー・ムーディ氏が、TORnのためにインタビューしたものです。
大変長いインタビューなのと、自らも映画プロデューサーであるアンソニー氏との腹の探り合い的な(>超私感(^^; )遣取りが若干冗長なので、私的判断で一部割愛等しておりますこと、予めご了承下さい。それと毎度のことではありますが、“なんちゃって意訳”でゴメンナサイです★
インタビューの全トランスクリプトは、TORnの10月17日(Part1)10月21日(Part2)、それに10月22日(Part3)の記事で、それぞれご確認下さいませ。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

Part1「僕は『ホビット』にとっても貪欲さ!」

アンソニー「私たちが最後に聞いているのは、公式に脚本執筆が始まったということでしたが・・・」
GDT「はい!」
アンソニー「あなたの言葉を借りるなら、“人生の中で最も素晴らしい執筆体験を、ものすごく楽しんでいる”その通りですか?」
GDT「はい!」
アンソニー「では、最新のニュースは?」
GDT「そのことは、全部本当だっていうことさ!」
アンソニー「(笑)それはいい!」

GDT「僕は来週には、ニュージーランドへ向けて旅立つんだ。僕たちはカードをフルセットで配置して・・・3×5のヤツだよ(*多分、5×3と呼ばれている規格のことだと思います。図書カード等に使われているごく一般的なサイズです)、そして二つの映画の筋書きの、より良い構成を考えるんだ。
実はね、(笑いながら)そうやって僕が作ったヤツがどっさりあるんだけど、周りに話すわけにはいかないんだよ」
アンソニー「そうでしょうとも(笑)」
GDT「このことを隠し立てしなきゃならないことを謝罪するよ。通常僕は映画の進行状況については完全にオープンなんだが、『ホビットの冒険』に関しては慎重にならないとね。だけど計画については打ち明けることが出来ると思うよ。
僕たちはそれぞれの仕事に取り組んでいるんだ。僕も脚本の分担箇所と取り組んでいていて、今度皆と会った時には、お互いが現在持っているものよりずっと大きな文書になるだろうね。僕たちの望みは、次の6~7ヶ月で脚本を更に練り上げて、予算を割り出すのに充分な草稿が出来上がっていることなんだ」
アンソニー「6~7ヶ月で、映画2本分の脚本を?」
GDT「ああ、いや。どのみち連続して撮られることになるんだし、もし可能ならば、そのアイデアは基本的に一つのプロジェクトのように扱われるべきだし・・・」
アンソニー「分かりました。そのことについてあまり喋れないのことは理解しています。それでも質問しますけどね。現在のところ、最初の映画の終わりと2番目の映画が始まる(*中つ国の年表上の)時点については、基本的に明確なイメージをお持ちなんですね?」
GDT「答えは“イエス”・・・というか、まぁ、そんなところだね(笑)」
アンソニー「(笑)結構」
GDT「現段階で断言出来ることがあるとしても、もしそれが今後変わってしまったら、今色々喋っていることは悲劇的でしかないよね。他のインタビューでも言ってきたことだけど、それは常に変わっていくんだ」
アンソニー「ええ」
GDT「暴露すればする程、より変ったことになってしまうんだからね。だけど、僕にとって一番すごいことはね、このプロジェクトを開始した時は、この1本の映画--あるいは2本の映画にしろ、僕は完全にオープンな立場にいたんだ。全然独断的じゃなかったね。現在、たった今僕にとって、2本の映画であることは全く正当だと感じているんだ。これらを統合するやり方は完全に正しいってね。もしそうじゃなかったら、過去のインタビューで言ってきたように、僕はそう言ったろうね。そしてたった今、これが重大なすっぱ抜きになりそうなのを感じているよ。素晴らしい方法で、本当に・・・う~む、すごい方法で3部作に発展するかもしれないな」
[デル・トロ監督インタビュー~TORn編~(Part1)]の続きを読む

『ホビットの冒険』は3D!?~デル・トロ監督、噂について語る

2008年10月21日 20:08

『ホビットの冒険』を取巻く噂の中で最も一般的なものの一つに、この2部作が3DやIMAX対応で撮られるのではないかというものがあります(*あるんです。いつもソースの曖昧な小さな記事でしたので、これまでUPしませんでしたが(^^;)。
この噂についてデル・トロ監督は、MTV Newsのインタビューにこう答えました。

「IMAX は素晴らしいメディアだね。僕は株主なんだよ。IMAXが大好きだからね。
『ポーラー・エクスプレス』(*2004米、ロバート・ゼメキス監督によるフルCGアニメーション映画)を3DとIMAXで観て、僕の人生は完全に変わってしまったんだ!」

ギレルモ監督、非常に情熱的にIMAXのフォーマットの可能性等について論じたそうですが、『ホビット』での使用についてとなりますと・・・、

「僕はそれが価値ある議論だと思うよ。だけど、まだ(映画に用いるかどうかの)結論には到達していないんだ。僕たちには充分にその技能があると思う。でも、シナリオ執筆中に白昼夢に耽っているわけにはいかないからね。
今の僕たちは“2人の映画作家と2人の脚本家”じゃなくて、“4人の脚本家”なんだ。勿論IMAXと3Dのことは話し合うだろうけど、今はその時期じゃないんだよ」

とのこと。まだ3Dについては噂の域を出ませんが、何と言っても公開は2011年の終わりですからね。現在は特別なことであっても、どんどん技術が発達して、ひょっとしたらその頃には3Dが映画の標準になっているかも知れないなぁ、なんて夢想する半アナログ世代の管理人でありました★

MTVインタビュー~スタッフ、そしてキャスティングのこと。etc...~

2008年10月16日 20:37

昨日UPしたMTVインタビューの続きです。こちらは、MTVの本家サイト(MTV.com)の映画ニュースコーナーに掲載された中から、『ホビットの冒険』に関する部分をピックアップしてお届けします。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

MTV「あなたは今まさに、『ホビットの冒険』を食べて、飲んで、呼吸しているところですか?」
GDT「ああ、まさしくそうだね。現在僕は大量の読書をこなして、更に大量の山積みの未読本に囲まれているところなんだ。でも、そのうちのいくつかは本当に興味深かったよ」
MTV「何が興味深かったのですか?--本のことに留まらず--それについて話してくれませんか?」
GDT「そうだね、例えば脚本を書き始めるに及んで『ホビットの冒険』を再読した時、僕はそれが第一次世界大戦を経験したトールキン世代の体験が反映された本だという暗示を受けたんだ。ピーター・ジャクソンは第一次世界大戦について書かれた本の相当な愛好家でね、僕は今、第一次世界大戦と当時のイギリス、そして他国の状況などについて読んでいるんだ。それは関係があるべきものじゃないのかもしれないけど、事実そうなんだ。そこには原作本と、したがって映画に関係する道徳的な論争点を見ることが出来るんだ」

MTV「ご自分が創りたいと思うスマウグのデザイン案を、もうお持ちですか?」
GDT「僕は既に、ジョン・ハウとアラン・リー(*いずれもトールキン作品の挿絵やイラストで有名な画家。LotR3部作の美術コンセプトを担当)の二人と、スマウグの容貌についての詳細を議論したよ。そして、ロンドンでの会議でジョンが描いた、スマウグについてのおおよそのイラストをいくつか持っているんだ。あまり多くは語れないけど、スマウグの姿は日増しに明確になってきているよ」
MTV「スマウグを生み出す手段としては、CGIを使いますか?それともクリーチャー・エフェクト(*相応しい日本語の用語が見つからないのですが、モデリングや特殊メイクを含めたフィジカルなキャラクター造形というところでしょうか)?」
GDT「うーん、多分CGになるね。はなれ山でのスマウグとの遣取りなど、若干他のフィジカルな技術を必要とされる部分があるかもしれないが、大部分はデジタルだね」

MTV「ハワード・ショアが作曲を担当するそうですね。確か前に話があったと思うのですが、ギレルモ・ナヴァロ(*『クロノス』時代からのデル・トロ作品常連の撮影監督。『パンズ・ラビリンス』では、アカデミー撮影賞を受賞)も『ホビットの冒険』で働くことになりますか?」
GDT「そうなったらとても嬉しいね。彼との共同作業は、僕にとってはすごくスムーズで心地いいことだからね。僕はそのことについてピーターと話し合ったんだ。ナヴァロが参加してくれることになれば、彼にとっても幸せなことだと思うよ」

MTV「公式に出演が決定している俳優はいますか?イアン(*マッケラン)とアンディ(*サーキス)は、絶対に出演すると言ってしまっていいですか?」
GDT「それそれ!つまりはこういうことだ、公式には誰も決まってないよ!」
MTV「だけど、もしかするとダグ・ジョーンズがエルフ王(*闇の森の王・スランドゥイル)をやることになるのではと、話題になっていましたよね?」
GDT「ダグに役を見つけてやりたいと思ってるよ。だけど、それは必ずしもエルフ王という訳じゃないんだ。彼に相応しい役がある筈だ。でも、それはエルフの王じゃないね」
MTV「私はちょうどヴィゴ(モーテンセン)とも話をしたんですよ。彼はまだあなたから話がないと言っていましたが・・・」
GDT「この件には関わりなく、彼とお喋りをしてコーヒーを飲みたいものだね。
もし特定の俳優に、いかにも出演してもらいたがっていると感じさせてしまうような状況を作ってしまって、彼に相応しい役を見つけることが出来なかったとしたら、彼は自分が軽んじられたように思えるんじゃないだろうか?それじゃ、互いの関係にも、プロジェクトそのものにも害となるだけだ。
僕たちは、軽々しく名前を出さないよう、本当に慎重を心がけているんだ。脚本が僕たちにどうするべきかを示してくれるだろう。だから、それまでは何も決定出来ないよ」
MTV「とは言っても、『ホビットの冒険』に明らかに登場するキャラクター、エルロンド役のヒューゴ・ウィーヴィングはどうですか?」
GDT「ああ、勿論。彼とは交渉しなくちゃいけないね。ヒューゴ・ウィーヴィング、アンディ・サーキス、イアン・マッケラン・・・彼ら全員に、映画に出てくれるよう持ち掛けなくちゃね」

デル・トロ監督にとっての「ビルボ」とは?

2008年10月15日 20:47

『ホビットの冒険』の主人公は、管理人も敬愛して止まない(*^^*)ビルボ・バギンズその人ですが、毎度お馴染みMTV Movies Blogのインタビューから、デル・トロ監督が自身の“ビルボ観”について語った部分をお届け致します。




「ビルボの最も顕著な美徳は、ベーシックな常識人であり誠実であることだ。実際、正しいことを行うヤツなんだ」
と、デル・トロ監督は、トールキン作品の表題になっている人物について語りました。
「ビルボは情け深い男なんだよ。ビルボの誠実さは、物語全てに顕れるスマウグの貪欲さ、それに、権力と財宝とに目がくらんでしまったトーリンが陥った貪欲さや傲慢といったものと、真っ向から相対するものなんだ」

勿論、トールキンが類似作品には興味がなく、また、寓話の概念を嫌ったことは有名な話です。彼の本の中の物事や登場人物は現実世界の何か他のものを表していますし、彼自身もまた、そんなに単純な性格ではありませんでした(象徴に頼ったり、無味乾燥に陥ることなく創造された作品の、信じられない程の感情指数!とデル・トロは言いました)。
ビルボが、何のかの言いつつも正しいことをしようとする、その過程こそトールキンの興味の対象であり、そして監督自身も興味を持ったことであると、彼は主張しました。

「僕が好きな原作中の一節に、こんなのがある。
何事によらず、バギンズ家の者がいいそうなことは、たずねてみるまでもなくわかるのでした
だけどビルボがすごいのは、彼の血筋の半分、母方のトゥック家の影響によって、より予測不可能なキャラクターとなっていることで、したがって道徳的な選択に直面するからなんだよ。彼が下す様々な選択--それこそが物語の美しいところなんだ」


*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
監督には情報小出しにしているつもりはないのでしょうが、ファンとしては気が逸るばかりですよね(^.^;
実際、今から“つもり”を言ってみても、脚本執筆過程や、そして撮影中でも、どんどん内容が変わってしまうからなんでしょうね。
公開までまだ3年以上ありますから、ご一緒にゆっくりと「待ち時間」を楽しみましょう♪ 第一、あんまり大量に情報が露出してしまうと、アタシの語学力では更新が追いつきませんから~(笑)

ギレルモさん、監督は「一人で出来るもん!」

2008年10月11日 23:54

まず最初に、Happy Birthday, GDT!!
ギレルモ・デル・トロ監督は、1964年の10月9日、メキシコはグアダラハラに生まれました。44才のお誕生日、おめでとうございます!!
その超人的な創作意欲が、いつまでも彼とともにありますように。愛すべきオタクぶりに、ますます磨きがかかりますように(^-^)

さて、別段彼のバースディ企画という訳でもないのでしょうが、MTV Movies Blogにて、10月7日8日の二日連続で短いインタビューが掲載されておりましたので、まとめてご紹介です。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

『ホビットの冒険』とその続編の映画化に際して、トールキンファンの一番の関心事の一つは、やはり『旅の仲間』へと続くことになる“2番目の映画”が、どんな内容になるかということでしょう。
それについてデル・トロ監督が、ちょっぴり気になる発言をしております。

「現実は、僕たち(脚本チームであるピーター・ジャクソン監督とフラン・ウォルシュ、フィリッパボウエン、それに彼自身)が“最初の映画”“2番目の映画”という言い方をやめたことなんだ。そして、“二つのエピソード”“二つのパート”というふうに、一つの物語の一部分のように言うようになったんだよ。僕たちはそれを、“橋渡し映画”とは言わない。ただ“映画(The Movie)”と呼んでいるんだ。
これは凄いことなんだ。これは脚本のバーチャル会議のうちの一つで、互いに分かち合ってあって確認したことなんだ。この2本は“一つの映画”なんだよ」

そもそも『指輪物語』も、途切れのない一つの話としてトールキン教授が書いたものが、出版の便宜上で3部作となったことを思えば、映画においてもこの方法論は間違っていないでしょうね。デル・トロ監督はさらに、

「この映画で正しく仕事が成されたならば、すべてが連続した旅のように感じられる筈だってことで、僕たちの意見は一致しているんだ。それが僕たちが努力していることなんだ。(レポーターに)いずれ君は5部作全てを観るはめになるよ!」

それを聞いたMTVスタッフが、「それは大変しんどい、長い一日になるでしょうね(5部作連続上映会!休憩を合間に挟まなくても15時間超!?)」と苦笑するとギレルモ監督、
「だけど、楽しい一日だよ!税金を払うよりもね」とニヤリ。

2011年と2012年公開予定の2本が、『ホビットの冒険』と『“旅の仲間への橋渡し映画”』という区別でなくなるとすると、その2作の切れ目はどこになるのでしょう?そして、2作目にはどんなキャラクターたちが登場して、どんなエピソードが扱われることになるのでしょう? それを知りたくてやきもきするインタビュアー(そして我々ファン全部)に、デル・トロ監督は、

「ひとつ暴露しよう。スマウグは最初の映画で死ぬことになるだろう。あとは、君自身で結論を見つけ出してくれたまえ」

とのことですが(笑)、早くその辺りがはっきりして、それぞれの映画のタイトルが決まってくれないと、Blogの記事一つ書くのも、「続編」と言ってみたり「第2部」と表記したり(その他「2番目の映画」「ホビット後日談」「旅の仲間前日譚」「橋渡し映画」「エピソード2」etc...、)と、面倒で仕方ありません(^o^;

話変わって、PJはLotR3部作を一度に撮影する方法をとった為、撮影ユニットを複数に分け、別の人間に演出を任せた部分もありましたね。
デル・トロ監督にはセカンドユニットを作り、カメラの背後にPJを立たせる計画があるのでしょうか? それについての彼の考えははっきりしていました。

「僕たちは、そのことについても話し合ったんだ。僕は基本的に、セカンドユニットを作ることに完全に反対だ。僕の本能がそう告げるんだ。スケジュールがかち合うとか、その種の問題が出てきたら考慮することもあるだろうけど、でも、今の僕の考えは、僕が全てを撮るということだよ」

D・ジョーンズ インタビュー、配役とデル・トロ監督のこと

2008年10月08日 23:35

ダグ・ジョーンズ氏は、ミッド・オハイオコン(米中西部のコミック本のコンベンション)会場にて、Fear.netの独占インタビューに答えました。
同サイトの記事から、『ホビットの冒険』について語られた部分をご紹介致します。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

ダグ・ジョーンズ(以下ダグ)「(中略)あなたは恐らく、ギレルモ・デル・トロが『ホビットの冒険』を監督することを、聞き及んでいるんでしょうね?」
インタビュアー「あなたがその映画で、何か興味深い役を与えられないとは、考えられませんからね」
ダグ「僕は、彼がその心の中で、僕にどんな役を与えようと思っているのか全く知らないんだ。彼がもう、全てのことを決めてしまっているのかどうかも分からないしね」
インタビュアー「でも、彼は何かそのことについて、触れませんでしたか?」
ダグ「そうだね・・・彼は記者たちにこう言ったんだ。サターン賞のレッドカーペットで、僕はもう報道陣による撮影を終えていたんだけど、そこへギレルモがやってきて、インタビューに加わった。
『ああ、ギレルモ。あなたは「ホビットの冒険」で、ダグに何をやらせるんですか?』
ジャーナリストの一人が、彼の顔にマイクを近づけてこう訊いてきた。でも、僕たちはそのことについて、今まで話をしたことがなかったんだ。僕は言ったよ。『これは面白くなりそうだね』って。
そしたら、彼がこう言ったんだ。
『さぁ。ダグに何らかの痛みと拷問を与えることになるとは確信してるけどね』
僕らは皆、くすくす笑った。それからギレルモは、
『聞いてくれないか!公式に報告出来ることは何もないが、これだけは言っておこう。もし僕が痔のコマーシャルを演出することになったら、ダグ・ジョーンズはその中にいるってことだ』
それが僕たちの答えだと、そう思っているんだよ。
勿論、もっと何か聞けたらと思うよ。でも、僕は知らないんだ。いつ、何を、どんなふうに、それに、どんな役をどれだけやるのかも。と言うのは、『パンズ・ラビリンス』では2役だったし、『ヘルボーイ2』では3役をこなしたからね。だから、僕には何か壮大な映画が--壮大な二つの映画かな--が始まっているということが、想像出来るだけなんだ」
インタビュアー「あなたはトールキン作品のファンですか? 演じてみたい特定のキャラクターがありますか?」
ダグ「筋書きはよく知っているよ。でも、再読する必要があるね。すごく長い話だし。
ああ、やりたい役はあるよ。でも、それがどのキャラクターかは言わないよ。
こういうことなんだ。ファンは、僕がどんな役に相応しいかを話しあって、僕が愛している2人の名を挙げたんだ。ギレルモは彼のファンの話を聞いて、自分も沢山の意見を返す。彼自身がネット中毒だからね。だから僕は、彼の僕に対する見方とファンのそれとの間で、ギレルモが最良の答えを導き出すと思っているんだ」
インタビュアー「デル・トロ監督は、『ホビットの冒険』の続編も撮りますよね。ですから私は、そこにあなたが演じることが出来る無数のキャラクターがあると確信しているんです」

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

要するにダグ・ジョーンズさんは、『ホビットの冒険』にまず確実に出演するであろうけど配役は未定ってことで情報的には何ら進展はないワケなんですが、インタビューから伺えるデル・トロ監督とジョーンズさんの深い信頼関係がいいカンジだったのと、毎度絶好調のギレルモ節が可笑しくてUPさせて致きました。
現在、彼の役としてネット上の噂で目にした限りでは、闇の森の王・スランドゥイルが挙がっていましたが、“顔出し”も特殊メイクも含めて変幻自在な彼のことですから、ひょっとしたら続編も合わせて何役も演じることになるのかもしれませんね。

デル・トロ監督、『ホビットの冒険』と『フランケンシュタイン』について語る

2008年10月07日 19:59

「僕は、素晴らしい(Motherf***ing)『ホビット』を作ってるよ!」
我らがデル・トロ監督、今回は、ニューヨーカー・フェスティバルのトークショーで、マンハッタンにある全米監督協会にその姿を現しました!
『ホビットの冒険』を始め、メアリー・シェリー原作の『フランケンシュタイン』のニューバージョンを含む彼の将来のプロジェクトについての、大変興味深い講演がなされたようです。Comingsoon.netの記事から、その概要をお伝えいたしますね。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

『ホビットの冒険』のプロジェクトが本格始動したばかりですが、デル・トロ監督は、アイデアを寄せ集め、彼独自のユニークな中つ国のビジョンを概念化する為に、彼の脳に“給電する”方法について、こんな話をしました。

「朝にはそれを書き上げるために、自制しなくちゃならないと分かっていても、午後には関連がありそうなものを見て、脇道に逸れてしまうって事があるよね。
例えば、僕は『ホビットの冒険』について熟考しようと思う時、不思議なことに、第一次世界大戦のドキュメンタリーを読んだり見たりするんだ。何故なら、『ホビットの冒険』は、第一次世界大戦に接して、戦場で全ての価値基準の崩壊を目の当たりにするという失望を経験した、トールキンの世代の体験から生まれた本だと信じているからなんだ。
ピータージャクソンは、そうした歴史的瞬間のファンで、第一次世界大戦を記憶する品々の偏執的なコレクターなんだよ。彼は戦闘機や戦車、大砲、そして戦艦の、実際に使用可能な実物大のレプリカを持っているんだ!それから、その時代の軍の、およそ120の兵士の制服の凝ったレプリカも持っているんだよ。
僕は彼に、どの本がお薦めか訊いたんだ。だって僕は、『銀河伝説クルール』も『ダーククリスタル』も観ていないから、物語についての自分独自のアプローチの方法を見つけなくちゃならないからね。皆が考えつかないものを見ること、それが『パンズ・ラビリンス』や『デビルズ・バックボーン』の時と同じ、僕のやり方なんだ」

「生涯ずっと、僕はドラゴンに魅了され続けてきたんだ。僕は中国の竜(ドラゴン)の印の下に生まれてきたのさ(*1964年生まれのデル・トロ監督は、干支が“辰”であるということを言っているらしいです)。今までもずっと、ドラゴンをコレクションしてきたんだよ。
それは強力なシンボルなんだ。『ホビットの冒険』の背景で、全ての物語を通してその影は投げかけられている。基本的にスマウグは、実に多くのことを象徴しているんだ。貪欲や傲慢・・・結局彼は“偉大なる”存在なのさ。
スマウグが投げかける影が表現されなかったり、一つの場面に限ってのことじゃダメなんだ。彼はそれら全てのことの具象化でなくちゃならないんだ。スマウグは台詞のある非常に重要なシーンを持っているドラゴンの数少ない一匹だからね。すごく美しい対話シーンがあるんだ!
デザインについては、僕たちが最終的に承認するスマウグのデザインは、最初に試みたそれになると、かなり確信しているよ。スマウグがどんなふうに見えるかは、結論を出す前に隅々まで検討されなくてはならない問題であることは明らかだ。何故なら、彼の外見は、彼がどのような存在であるかを雄弁に語るからね」

彼が2012年に2本の『ホビットの冒険』の映画を完了した後、桁外れに楽観的な(>原文のまま(^^;)デル・トロ監督には、2017年まで専念しなくてはならない、『ジキル博士とハイド氏』の新しいバージョンを含む多くの仕事が待っています。
そして、長期間に渡って延期されたラヴクラフトの『狂気山脈』の映画化や、ちょうど最近発表されたばかりの吸血鬼小説の3部作(*9月26日の記事をご参照下さい)、それから、ギレルモ版フランケンシュタインのプロジェクトもあります。
[デル・トロ監督、『ホビットの冒険』と『フランケンシュタイン』について語る]の続きを読む

アンディ・サーキスさんの、ゴラム役に対する短いインタビュー

2008年10月04日 23:18

イギリスのITNによる短いビデオインタビューですが、ゴラムを再び演じることを楽しみにしているアンディ・サーキス氏の肉声を聞くことが出来ますよ♪
で、 管理人とこのように、パソ旧環境でプラグインが未対応(駄目じゃん★)という方は、へたれ翻訳で我慢して下さいね~(^.^; (Source & Transcription

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

女性リポーター「ゴラムでいることは、とても消耗することでしたか?」
アンディ「ああ、そりゃぁもう!肉体的に酷く疲れたよ。肉体的にも、精神的にも、それから、声もね(笑)」
男性リポーター「一度だけ、スメアゴルとして、(*CGではなく)役者としてのあなたの素晴らしい演技を見ることが出来ましたが・・・」
アンディ「実際、問題なのは、彼ら(*監督&脚本家陣)が物語のどの部分をピックアップしてくるのか分からないってことなんだ。『ホビットの冒険』のゴラムは、明らかに“ゴラム”だよね。既にゴラムに変貌してしまった後なんだ。だけど、LotRの前日譚にあたる2本目の映画のことがある。脚本の中で、キャラクターがどんなふうに膨らまされたかを見るのは、とっても興味があるよ。尤も、僕は彼らがすごく面白いものを作り出すってことを知ってるけどね」

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

『ホビットの冒険』公開予定は2011年。その頃のCGIがどの位スゴいものになるのか、アナログ世代の自分には想像だに出来ませんが、CGのみならず、サーキス氏がLotRの時代とはまた違うゴラムを、どんなふうに演じ分けるのか、こちらも興味津々です。

ハワード・ショア、『ホビットの冒険』の作曲開始!

2008年10月03日 23:52

LotR3部作の作曲家で、アカデミー作曲賞を受賞したハワード・ショアですが、氏がメイシーズ(百貨店)150周年記念のイベント会場で、 Fictional Frontiersのインタビューに応じた中から、『ホビットの冒険』に関する部分を抜粋してご紹介です。(Source & Transcription: TORn

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

インタビュアー「・・・(中略)ここに集まっている皆さんの多くが『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの熱烈なファンでしょうから、映画に関連した2~3の質問をさせて頂きたいと思います。
私にとってもこのシリーズは、この35~40年間で最も影響力のあった映画の一つだと感じています。あなたの作曲は、俳優や監督同様、この作品にとって極めて重要な要素だったと思います。また、現代音楽の一つの頂点でもあると思うのです。
映画そのものとあなた自身の仕事を振り返って、最も誇らしく思っている部分、または個人的に思い入れの深い部分を聞かせて下さいませんか?」

ハワード・ショア「この壮大な叙事詩を、私はいつもホビットの非常に小さな個人的な物語と結びつけて考えてきました。『指輪物語』は実際、フロドとサムの結びつき、これがいつも物語の中心にあるのです。そのことはいつも私の作品に、そして私の心の傍にあったとの確信を日々強めているのです」

インタビュアー「ふーむ、それは我々全ての物語でもありますね。今、ホビットについて触れましたが、新しいホビットの映画が次の2年間で進行中とのことですね。このプロジェクトにも参加されるのでしょうか?もしそうなら、既に作曲のアイデアを考えられておられますか? 元の3部作に類似したテーマが、新しい映画にも持ち越されるのでしょうか?」

ハワード・ショア「ええ、『ホビットの冒険』の仕事を始めています。多くのグループは、一緒に取り組む為に戻ってきてくれました。
本当に驚くべき特別なイベントです。それは私にとって、再び中つ国に戻ることが出来て、更に多くの曲を生み出せる素晴らしい機会です。映画(で描かれる時代)は『旅の仲間』の前に位置しますから、私は少し前の中つ国に戻って、その頃の音楽を拾い上げなくてはなりません。その曲を発展させ、『ロード・オブ・ザ・リング』に繋がる部分へ導かねばなりませんからね」

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

デル・トロ監督やPJのコメント等から、ショア氏の続投はほぼ確実と思ってはおりましたが、本人の口から進行状況が確認されるのは、喜ばしい限りですね。
デル・トロ監督の映像と、氏の音楽がどんな世界を織り成すのか、興味は尽きません。


*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
>ヴィゴに電話
ホントに早いとこ契約を取り交わして、ファンを安心させて欲しいものですね(^^;
人気、実力ともに正しく“王様”になったヴィゴのことですから、彼が他の仕事に興味をひかれて、スケジュールが合わなくなってしまった、なんてことがないように願いたいものです。


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