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デル・トロ監督インタビュー~Scifi編~

2008年06月30日 23:52

ここのところ、我らがギレルモ監督、諸々の映画ニュースに“出ずっぱり”なんです。
6月24日は、カリフォルニアのユニバーサルシティで行われたサターン賞(SFファンタジー&ホラー・アカデミー〈The Academy of Science Fiction Fantasy & Horror Films〉が主催する、所謂「ジャンル映画」の祭典)授賞式に参加、19日から始まったロサンゼルス映画祭では、26日のトークイベントに登場し、28日には同映画祭の栄えあるクロージング作品として、新作『ヘルボーイ2』のワールドプレミアが行われ、レッドカーペット上の人となりました。
そんな訳で、行く先々でいろんなメディアの記者さんに捕まっているものですから(監督ったら、サービス精神旺盛なのよね)、こちとらそれらの記事に目を通すのだけで精一杯の状態です。その中から、『ホビットの冒険』について語られた(大概どこでも質問されてるんですけど(^.^; )記事を、いくつかご紹介して参りますね。

まずは、サターン賞授賞式会場でのScifi.comのインタビューで、『ホビットの冒険』の原作へのスタンスを語った監督のコメントから。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

GDT「僕は忠実にやろうとしているよ。
ターザンのシナリオを書こうとした時も皆から訊かれたんだ。『それってホラーになるの?』ってね。で、僕はこう答えたよ『いや、いや、まさか!』
僕が目指しているのは、11歳の時にベッドで読んだ『ホビットの冒険』の感覚を、スクリーンに再現することなんだ。どんなに興奮したことか。どんなに想像に耽ったことか。敬意なしに撮ることなんか出来ないよ。
僕には、自分がどんなにこの小説に引き寄せられているかが分かっているんだ。僕にとって、強く共鳴する何かがあるんだよ。こんなこと、他のファンタジーじゃ、そうそうあることじゃないね。
僕たちは、二つの映画(*『ホビット…』2部作)の概要を話し合ったけど、まだ脚本は書けていないんだ。小説を分析し書き留める作業はもう始まっているけど、本格的な制作準備は7月下旬になってからだね。
その非常に嬉しいニュース(*『ホビット…』の監督決定)は、『ヘルボーイ2』のポストプロダクション作業の間に飛び込んできたんだ。同時に、この素敵な障害物のおかげで、僕たちが計画していた他のプロジェクトは12月まで寝かしつけなくてはならなくなったよ。僕の全エネルギーを『ホビットの冒険』に捧げるためにね」

デル・トロ監督、ここでも『ホビットの冒険』に賭ける情熱を強くアピールなのであります。


*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
>LotRで“剣と魔法の人”の仲間入り
『指輪物語』は、ファンタジーは勿論のこと、他の様々なジャンルに目を開かせてくれる驚異の物語ですよね。そうやって“指輪”に魅せられた多くの同志たちに出会えて、ワタクシにとってもこの小説は掛け替えのない宝物です(*^^*)
それにしても、デル・トロ監督の読書量はスゴイですよね。映画作ってる暇がいつあるんだろう?なんて思っちゃいました(笑)
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An Unexpected Party で語られたあんなことこんなこと!~Part6~

2008年06月26日 05:12

Q「デル・トロ監督が、ホビットや“剣とサンダル”ジャンルへの軽蔑を自ら認めている以上、どうして公正な映画を作ることが出来るでしょうか?
何故、ピーター(ジャクソン)自身が、『ラブリー・ボーン』の後、『ホビットの冒険』を監督することが出来ないのですか? 彼は『ホビット・・・』2部作を監督することが出来るし、その上で『タンタンの冒険旅行』も監督すればいいじゃありませんか」


(*“剣とサンダル”〈Sword and Sandals〉:通常は、古代ローマ史劇などのヒーローを描いた映画ジャンルのことで、『ベン・ハー』や、最近なら『グラディエーター』や『トロイ』等がこれにあたります。後にデル・トロ監督自身から指摘がありますが、質問者は所謂“剣と魔法”〈Sword and Sorcery〉ものと混合しているようです)

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

遅れに遅れて申し訳ない。第6回目でございます。
さて、このいささか挑発的な質問は、デル・トロ監督の『ホビットの冒険』への正式参加が発表された翌日、4月25日のSalon.comの記事に端を発すると思われます。
ファンのお祭り気分に水をかけるような内容の記事でしたので、あえて当Blogでも取り上げませんでしたが、要約するならばこんなカンジです。

“このプロジェクトは成功する筈がない。何故ならば、
●過去のデル・トロ作品の、およそ児童文学向けではない陰惨な作風に加えて、公式の場で“剣と魔法”ファンタジーへの嫌悪と軽蔑を表明した(*2006年のカンヌ映画祭でのインタビューのこと)監督への不信。
●相次ぐ訴訟やニューライン・シネマの吸収合併などの問題の山積。
●PJ&フラン、P・ボウエンに加えて、デル・トロ監督までもが脚本を書くという『船頭多くして船山に登る』状態(勿論、こんな諺英語記事に出てきませんが(^o^: )。
であるから”

一見暴論のようでもありますが、ワタクシを含む全てのファンが密かに懸念していることと合致する部分があることも認めざるを得ません。
デル・トロ監督が、Best20に入った質問でもないのに、この問いに一番多くの時間を費やしたのは、この回答をファンの不安(や不満)に対するご自分の意思表明としたかったのではないでしょうか?
それでは、続けてギレルモ監督の真摯でかつ情熱的な答弁をどぞ!

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

GDT「オーケー。あなたの言う“剣とサンダル”というのは、もしかして“剣と魔法”ジャンルについての2006年当時の僕の基本指針について言及していると思っていいかな?
じゃあ、4歳から始まった僕の熱狂的な読書家であって本の収集家となった遍歴から話を展開することを許してくれないか。

写本、パンフレット、初版本、小冊子、それにくたびれたペーパーバック・・・。これらのコレクションに圧迫されて、ぼくの家族は家を越さなければならなかった程なんだよ」
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デル・トロ監督、『ホビットの冒険』の魅力を語る

2008年06月21日 23:58

ソースの日付前後しますが、「Geek Monthly」(何だか楽しそうな雑誌ですねv)7月号の特集記事は、デル・トロ監督の新作『ヘルボーイ2』!
同誌のインタビュー記事の中で、デル・トロ監督が『ホビットの冒険』について語った部分のトランスクリプトが、TORnに掲載されております(ありがたや!)
先月行われたライブチャットの内容と重複してはいますが、こちらも、ギレルモ監督の確固とした信念が伺えて、なかなか興味深いものになっております。
相変わらず“なんちゃって意訳”ですまんこってすが、御覧くだせぇまし☆


Geek Monthly「現在、『ホビットの冒険』2部作を準備中とのことですが、その魅力について話して下さいませんか?」
GDT「僕は子供の頃、『ホビットの冒険』と『指輪物語』を一緒に買ったんだ。お小遣いを稼ぐのが大変だったよ。まだ11歳だったからね。友人の薦めもあって『指輪物語』も読み始めたんだが、興味を持つことは出来なかったんだ。勿論、今は全て読了しているよ。だけど、『ホビット・・・』には本当に魅了された。ビルボと一体感を持ったんだ。世界の向こうはどんなか、主人公が隠遁的な生活からどのようにして旅立ったかを、その物語は語ってくれた。几帳面な小男が、ドワーフの驚くべき一団によって、どうやって素晴らしい冒険へ引きずられていったかをね。
小説は非常に無邪気に始まり、悲劇的な最後とは言わないが、とてもほろ苦い調子で終わるんだ。何というか、第一次大戦時のイギリス人、イノセンスを喪失して勇ましさを獲得する、言わば青年期への移行を意味しているんだね。
ちょっと目を通しただけでも、本当に魅力的な話なんだ。軽妙で気取りのないトールキン独自の個性だね。彼は信じられないくらい簡潔に、お伽話として語るんだよ。お伽話の中ではいつだって、王国の中に良い少年がいたじゃないか。この彼特有の魅力に、即座に捕まってしまったのさ。
その中でも特に僕を魅了しているものを選ばなくちゃならないとしたら、それはスマウグと蜘蛛たちだろうね。この二つの映画は、僕の人生の中でも最高の経験になると思うよ」

Geek Monthly「あなたが熟練した映画作家であるという事実に関わらず、ピーター・ジャクソンが成し遂げた三部作に続くことに、不安を感じていませんか?」
GDT「いや、全然。僕たちがやろうとしているのは、言わばシンフォニーの美しい序曲を作ることなんだ。序曲は異なる雰囲気を持っていても、その音色はシンフォニーに属しているだろう?
僕の考えとしては、『ホビットの冒険』が(『ロード・オブ・ザ・リング』の)半世紀前の事件ならば、指輪の仲間のことに若干触れてもいいんじゃないかと思っているんだ。
僕たちはもう、ガンダルフが誰かも、ゴラムがどんなふうかも知っているんだし、既に確立された世界観は重んじるつもりだよ。だけど、その範例内でこれは僕の映画で、映画作りを楽しむつもりであって、ずっと考え続けている気はないんだ。
僕は慎重に計画する。愛をもってそれをするんだ。僕自身が楽しい気分で撮れる世界じゃなかったら、過去に断ってきた有利なフランチャイズ同様、この話も断ってたさ。全然問題ないね。彼(ピーター・ジャクソン)が作った世界が好きだから、夢中になってるよ。
僕が望むことは、みんなが黄金期にあるホビット庄を見て、二本の映画が展開するのを存分に楽しんで、そして途切れることなく『旅の仲間』の世界へ入れることだね」


*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
デフォで「拍手」ツールがついているのを見た時には「何じゃこれ?」と思いましたが(いまだ何もカスタマイズしてません(^.^; )、ポチッとして頂けたのがとっても嬉しかったので、そのままです(笑)いつも本当に有り難うございます!

マカヴォイ=ビルボ→ホルム=ビルボのイメージが出来ない?(^o^)
ジェームズ君がビルボを演じるかどうかはともかく、メイクやコスチューム、何より役作りで、思いもしなかった俳優さんが、すっかり以前と違ったイメージでぴったり役にはまることは、よくあることですよね。ここはデル・トロ監督を始め、PJたちスタッフの目利き具合を信じて、配役発表を待ちましょう~♪
いつもコメント、有り難うございます。今年は長梅雨になりそうですが、七夕は晴れるといいですね。蒸し暑い日が続いていますが、お身体にはくれぐれも気をつけてお過ごし下さいませ(*^^*)

ロバート・シェイ&マイケル・リン、“古巣”に返り咲き?

2008年06月18日 22:36

今年2月末に、姉妹会社のワーナー・ブラザーズにニューライン・シネマが吸収されたニュースは以前にこちらでも紹介させて頂きましたが、その際、ニューラインを離れることとなった同社の創業者でもあるロバート・シェイとマイケル・リンが、このたびワーナー・ブラザースとファーストルック契約を結んだとのことであります。

「ファーストルック契約」とは、読んで字の如く(?)フリーランスの映画監督やプロデューサー(及びその会社)が作成した企画を、特定の配給会社に“最初に(First)見せましょう(Look)”という契約で、優先交渉権契約の一つです。どんな大手スタジオだって、自社の企画部門だけでは映画の企画開発も、その管理も到底賄いきれませんものね。(詳しくはコチラで)

二人の新会社については、まだ正式な発表がなされていませんが、ロサンゼルスに設立するのではないかという話もあるようですね。また、ニューラインの重役を長年務めてきたマーク・カウフマン(『ヘアスプレー』や『レッスン!』等のエグゼクティブ・プロデューサー)の参加も決まっているとのことです。

この契約によって、シェイとリンの二人は古巣であるニューラインのオフィスに返り咲くことになった訳ですが・・・どんなことがあっても、才能豊かな人はちゃぁんと己の手でその道を切り開く才にも長けてるんだよなぁ・・・と、凡人万年下流層のかんりにん、しみじみ羨ましかったりします(^o^;
『ホビット・・・』映画と直接の関係は(今のところは)ありませんが、“解雇”ニュースを以前お伝えした関係で、後日情報をお届けです。
(Source:Deadline Hollywood Daily.comVariety Japan

マカヴォイ、「ビルボはイアン・ホルムに演って欲しいです!」

2008年06月17日 23:16

先週、ビルボ役の噂を否定したものの、未だ世界中のファンの熱い視線から逃れられないジェームズ・マカヴォイさん、MTVのインタビューに、こんなふうに答えています。

「僕は中つ国で繰り広げられる全ての“トールキン・サーガ”が大好きなんだ。でも、彼ら(『ホビットの冒険』の制作関係者)からはまだ何のアプローチもないんだよ」

では、ビルボ役には誰が適任だと思うかという質問に対して彼は、

「イアン・ホルムさ!彼がまた戻るかどうかは知らないけど、彼が演じるべきだよ。ホルムが僕の本命だな、彼は卓越した俳優だからね!」

・・・そりゃそうなんですけど、80近い年齢の彼に、中年域に差しかかったあたりのビルボを演じて頂くのは、ちょっと無理があるんじゃないかと。
『ロード・オブ・ザ・リング』で久しぶりに会ったビルボを、「全然変わっとらん」とガンダルフは驚いていましたが、そのシーンの撮影からも既に10年。ビルボはともかく、現実のホルムさんは“一つの指輪”を所持しておられないと思いますぞ (^.^)σ○


*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
マカヴォイ=ビルボ、お客好きでおもてなし上手なところはまんま“タムナスさん”風で、冒険を経て精悍な顔付きになったところは、新作『ウォンティド』風に(スチールしか見てないけど)と、ワタクシも色々夢見ております(^-^)
今年ももう、なんのかの言って半年過ぎようとしてますもの。クリスマス(の主演俳優発表)なんてあっと言う間ですよ~♪

An Unexpected Party で語られたあんなことこんなこと!~Part5~

2008年06月15日 12:50

前回から1週間も間が空いてしまってすみません。
しかも、最初に謝っちゃっておきますが、やっぱり完結してません m(_ _;)m
シゴト追い込み中につき、なかなか腰を落ち着けて翻訳(と言うのもおこがましい出来ですが★)する時間がないものですから。
いつも遊びに来て下さる心優しい皆さま、お待たせしてしまって申し訳ないです。とにかく、続きをご覧下さいませ。

尚、チャット中の飛び込み質問は、その性質上、既に取り上げられた質問や回答と重複するものも多々ありますが、PJ & GDT両監督のコメントが(個人的に)興味深いこともあって、そのまま紹介しております。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

Q「私は、どのようにゴブリンが扱われるか知りたいのです。LotRでは小さなオークのように見えますが、『ホビットの冒険』では、完全に新しいデザインにするのですか?」
GDT「ゴブリンについては、3部作で確立されたデザインから発展させ、特に強化したいと望んでいる分野だよ。ワーグもまた、原作での彼らの役割に合わせて設定し直さなくちゃいけないと思っているんだ。」

Q「私はそれぞれの映画作家が、彼ら独特の映像をスクリーンに展開するのを見るのが楽しみなんです。でも、『ホビットの冒険』2部作は、LotRでピーター・ジャクソン氏が確立した規定に従うために、デル・トロ監督の素晴らしいイマジネーションが制限されることを意味するのでしょうか?」
GDT「既に敷かれた道を辿って歩き回ることは僕の特権だよ。でも僕は、3部作で探検したことのない新しい刺激的な場所へ、あなたを連れて行くと約束しよう。それでもやはり、5本の映画を途切れなく続く交響曲のようにするのが僕たちの意図するところなんだ」

Q「広大な中つ国を表現するために、大規模なマットペインティングや“ビガチュア”(*ミニチュアをもじった造語で「巨大な細密模型」のこと。PJ版LotRファンにはお馴染み(^-^ )を使いますか?それとも、よりシンプルなCGを使う予定ですか?」
GDT「ピーターも僕も、どちらも“古きよき時代”の技術が好きさ。僕はフィジカルなミニチュアを崇拝していて出来る限り利用したいと思っているし、そのことにかなり執着しているんだ。マットペインティングと“ビガチュア”は絶対に使うよ」

Q「ギレルモ監督へ質問です。ピーター、フラン、それにフィリッパが再び脚本に携わるとして、あなたも彼らと一緒に執筆するのですか?」
GDT「そうするつもりだよ。彼らの参加は文化的な創造にとって不可欠なものだからね。僕は彼らをあてにして、中つ国をあてもなくさまよう楽しい数ヶ月間を過ごすつもりなんだ」
PJ「シナリオをグループで共同執筆することは、レノンとマッカートニーのコラボみたいなものだね。時にはグループの中の1~2人が、特定の部分をより多く受け持つし、その逆の場合もある。これは結構うまくいくんだ。互いに等しい影響力を共有することにもなるしね。僕たち4人で興味深い方法で仕事を分割出来て、そして全員が映画創りを手助け出来ることになるんだよ」
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ジェームズ・マカヴォイ、ビルボ役の噂を否定!?

2008年06月13日 23:27

12日夜にロンドンで行われた、新作映画『ウォンティド(Wanted)』のプレスリリースの際、同映画の主演俳優でありますジェームズ・マカヴォイ氏、ビルボ役の噂について記者に問われ、次のように答えたとのことです。 (Source:Collider.com

「そのような事実はまったくありません。それは全てインターネット上の噂にすぎませんね、申し訳ないですが」

マカヴォイの名前が浮上してから半月余り。『ホビットの冒険』の主役として望むべくもない有能な俳優さんですし、自分的にも何となくマカヴォイ版ビルボのイメージが出来上がってきたところでしたので、ちょっぴり残念です。
しかしまぁ、ビルボ役については今年中に正式発表があるとのことですから、デル・トロ監督からのクリスマス・プレゼントをおとなしく待つことにしましょうか?
でも、そのギレルモさん自身が、最初はウワサを否定しながら、結果やっぱり監督として正式発表がなされたイキサツを思うと、どうも素直に信じられない勝手なファン心理であります。今後も彼についての情報は、おっかけていきたいと思います。

ところで、欧米では来月から公開予定の『ウォンティド』。
マーク・ミラーの同名コミック・シリーズが原作のSF映画とのことですが、日本でのニュースでは必ずといっていいくらい“アンジェリーナ・ジョリーの新作映画”との見出しで紹介されてましたもんね。
欧米での知名度は日本よりはずっと上とはいえ、ビルボ役候補でいきなり時の人となってしまったジェームズ君、記者の質問に苦笑する顔が目に浮かぶようです(^-^;
それだけLotR3部作が偉業であったということなんだなぁと(いまだに映画の出来に文句言い言い)しみじみ思うアタシなのでありました★

An Unexpected Party で語られたあんなことこんなこと!~Part4~

2008年06月08日 23:58

たまには前置きナシで、ちゃちゃっと参りましょうか(笑)

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

質問5「私は最近子供と一緒に『ホビットの冒険』を読み直したのですが、この物語は多分に直線的で、所謂“3幕構成”(*Three Act Structure=ハリウッドメソッド(映画作法)におけるドラマ展開の基本形)の公式に当てはめるのは難しいのではないかと感じました。どのようにして『ホビットの冒険』を映画向けのドラマにするのですか?」
GDT「僕は小説が持っているあらゆる特異性を保ったまま映画化することに賛成だし、映画化不可能とされている物語を映像化することに、スリルを憶えているよ。
あなたが最初に思ったより、この小説は非常に工夫され、物語の配置を変えられている(五軍の合戦で、ビルボが岩に打たれた時のこととかね)。だから、博物館に詰め込まれた古典作品のように扱うことも、生きて呼吸する物語としてその場で展開することも出来ると思うよ」
PJ「構成は映画にとって重要なものだ。でも、ギレルモが言うように、多くの場合構成というものは、ありそうもないところで見つかるものだよ!物語を構築しながら特異性を保持することは全く可能なことだし、そのことはシナリオを書くことの楽しみの一つでもあるんだ」

Q「制作途中で、またこうしたチャットを開催してくれますか?」
GDT「そりゃもう、喜んで!!」
PJ「僕たちにとっても、すごく楽しみにしていることなんだよ!」

質問4「ゴラムはPart2に登場しますか?でなければ、アンディ・サーキスが演じる他の役の予定がありますか?」
GDT「勿論!みんな知っていると思うけど、(『ホビットの冒険』の後)ゴラムはモルドールへ渡ってシェロブと契約を交わしたり、スランドゥイルに監禁されたりする。
だけど、早すぎる段階にそれ以上曝け出して、自分たちを拘束するのも逆効果というものだからね。いずれにしろ、アンディはもう沢山だ!という事態にはならないよ」

質問3「LotRと比較して、『ホビットの冒険』と、それに続く映画では、制作上どんな挑戦がなされるのでしょう?」
PJ「いやぁ、あらゆる映画はみんな挑戦なんだよ!
僕はいつも、映画を作ることは映画学校で学ぶようなものだと言っているんだ。ただ、大概の学校と違って、終了することもないし、学ぶことが尽きることもない。
しばらくすれば、少しは問題を予測出来るようになるだろう。だけど、すぐに新しい問題が起こるんだ。やがて解決方法を学ぶようになるけど、決して推測できない極端な問題が常に持ち上がってくるんだよ。だから、僕はこの経験を楽しむつもりなんだ。問題とその解決とを予測して、より良い状況に出来るようにね。
監督は現場でいつも疲れ果てて、感情的になることも度々あるだろう。そんな時、距離をおいていくらかの明瞭な手助けが出来るのを楽しみたいと思っているんだ。
先の3部作で監督としての時間を過ごして、順調にことが運ぶようギレルモを助ける術を多く学んだのさ」

質問2「多分同じ質問を沢山の人から受けたと思いますが、『ホビットの冒険』に続く第2部のために、どんな題材が扱われるのでしょうか?」
GDT「アイデアとしては、『ホビットの冒険』と『旅の仲間』とをつなぐ説得力のある方法を見つけるのと、5つの映画の世界観を視覚的に強化することを考えているんだ。省略することと、利用可能な充分な量の公認の題材の中から試してみることでね。
とはいえ、第2部は他との関連性と、命を吹き込むのに充分な情緒的な強さがなくてはならないとも思っているんだ。それが出来なければ、『ホビットの冒険』一本に収まるよう努力すべきだからね」
PJ「僕は本当に第2部を作りたいんだ。(中略)トールキンが展開する危険な出来事を創作する感覚において、『ホビットの冒険』はとても面白い!その出来事はガンダルフの心を占領している。そして60年の間に、凄まじい出来事が沢山起きるんだ。
現段階では、その60年間を伝記やドキュメンタリーのようにカバーする映画は考えていないんだ。我々はその60年間に何が起こるかを理解して、映画のために脚色する短いセクションを選ぶんだ。
僕は、その出来事が『ホビット・・・』でどのように描かれるかに、本当に興味を持っているんだ。ガンダルフが留守の間、彼の旅で何が起こったかを示すことが出来るかどうかをね。第2部のために、『ホビットの冒険』の中に巧妙に種を蒔いておくつもりだよ」
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ビルボ役の正式発表はクリスマス頃!?

2008年06月05日 19:32

こちらは、ギレルモ・デル・トロ監督が、巷を賑わしているビルボ役の噂について、イギリスのIGN.comのインタビューに答えたものです。それによりますと、
「ジェームズ・マカヴォイにせよ、ジャック・ブラックにせよ、またダニエル・ラドクリフにしたところで、まだ何も決まっていないんだ。だから、心配することも祝うこともないんだよ。でも、6ヶ月先には皆が知るところとなるだろうね。僕たちは、キャスティングのニュースをクリスマスのプレゼントにしたいと頑張っているんだ」とのこと。

デル・トロ監督は以前、「キャストの発表は来年」と発言しておりましたが、意外と早く主だった配役を知ることが出来るかもしれませんね。
ちなみにIGNのUKオフィスは、「断固マカヴォイを支持」だそうですが・・・・・皆さまのイメージするビルボはどんな役者さんでしょうか?

*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
キャストの発表、ホントに楽しみですね!PJとデル・トロ監督の顔の広いところで、すご~く豪華なカメオ出演が実現したら!なんて空想するのもファンの悦びの一つですよね♪

クリストファー・リー、再びサルマンに!?

2008年06月04日 23:16

Empire onlineが独占インタビューとして伝えたところによりますと、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でサルマンを演じたクリストファー・リー氏は、ギレルモ・デル・トロ監督の出演依頼さえあれば、喜んで『ホビットの冒険』への復活を果たすであろうとのことであります。ヤターーッッ!!

「私は原作を何度も繰り返し読んでいる。魔法使い、またはイスタリと呼ばれた彼らは5人いて、そのうち2人の名前は原作に出てこない--勿論私は知っているがね。残りの3人は“白のサルマン”、“灰色ガンダルフ”、それに“茶色のラダガスト”だ。ラダガストを知らない?そう、表舞台に登場するのは基本的に2人の魔法使いだからね。中つ国に送られた彼らは、数千年もの間生きてきた事実上不死の存在だ。サルマンはその中で最も気高く、勇敢で、信頼されていたナンバー1の存在だった」

熱心なトールキンファンとして知られるリー氏、早速Reng Geekの博学ぶりを披露(>てゆーか、それをしっかり記事にしている記者さんがエラい!(^o^; )

「どういう方法でかは説明はされないが、彼の変貌にはおそらくパランティアの石と、そしてサウロン自身が関わっている。実際、私は善から悪への変容がどのように行われるかを見ることに興味があるからね。要請さえあれば、役に戻るよ」

デル・トロ監督の『ヘルボーイ2』で、クリストファーがキング・バロール役を断ったことをギレルモ監督が遺恨に思っていない限り、彼は白のサルマンとしてスクリーンに復活するだろう、と同誌は結んでおります。
リー御大は現在86歳。クランク・インが予定通り2010年なら、撮影時は88歳、第2部公開時は90歳過ぎってことですね。
それでも、老いてますます演技に貪欲な氏のことですから、きっと高貴で優雅で、かつ鬼気迫るイスタリのリーダーを演じてくれるものと信じております(*^^*)

An Unexpected Party で語られたあんなことこんなこと!~Part3~

2008年06月01日 22:01

「思いがけないパーティ」が、「忘れられたパーティ」になりそうな第3回目です(^o^;
ひえ~、笑い事ぢゃない~★ それでは今回もちゃちゃっと(=判んないとこ誤魔化しながら)参りましょうか。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

質問9「ピーター、エグゼクティブ・プロデューサーとは、実際のところ何をするのですか?ギレルモの役割とはどう違うのでしょう?それから、フランやフィリッパと一緒に、再びシナリオを書きますか?」
PJ「真実の“エグゼクティブ・プロデューサー”は、映画におけるあらゆる実際的なことは何もしないんだよ!僕の関心は、ギレルモが作り得る最高の映画を彼が作れるよう、手助けをすることなんだ。
フラン、フィリッパ、それに僕と一緒に、ギレルモはシナリオを書くことになる。僕はシナリオを書くのが大好きで、それを楽しみにしているよ。でも、僕は脚本家としての手腕は持っていないし、ギレルモにもそれを期待してはいないんだ。
だけど、監督がシナリオに携わっていれば、物語についての議論が起こった時、物事が何故こうなって、そしてどうなるべきかを知っていることになるだろう?全ての理由はシナリオの中にあり、書くことによってのみ、あらゆる意図が分るようになるんだ。僕がライター陣の一員であることの役割は、映画の青写真を作ることであり、ギレルモが映画を構成する手伝いをすることでもあるんだよ。
『ホビットの冒険』2部作を、ギレルモの映画として欲しい。そうすることで、5部作の最高の映画シリーズとして完結すると確信しているんだ」

Q「喋るワーグについてのアイデアを聞かせて下さい。『ホビットの冒険』のワーグは、LotRの“ハイエナ”とは随分違いますよね?」
GDT「その通り!3部作のハイエナ風のワーグとは違った、原作に準じたデザインに再設計するつもりだよ」

Q「私は『キング・コング』のビデオ日記が大好きでした。『ホビットの冒険』でも、これに似た企画を考えていますか?」 (*同映画の公式ファンサイトで公開されていたムービーによる制作日記。メイキングやキャストのインタビューより、どんどんスマートになっていくPJに目が釘付け(笑))
PJ「インターネットの「プロダクション・ダイアリー」について沢山の質問を受けるけど、本当のところ、この件については、まだギレルモと話をしたこともないんだ。
誤魔化そうとしている訳じゃなくて、僕たちはまだ、シナリオについて考え始めたばかりだということを分かって欲しいな。2009年にはDVDやインターネットに対するプランもはっきりしていると思うよ」

質問8「LotRのゴラムは、芸術的にも素晴らしい仕事でしたね。『ホビットの冒険』でこれに匹敵する挑戦になるのは、スマウグの造形だと思います。
今までいろんな映画にドラゴンは登場しましたが、スマウグについてのデザインやスタイルについては、どんなイメージをお持ちですか?」

GDT「僕は新しい、そして草分け的なものとなるプランを考えているんだ。スマウグは、『ホビットの冒険』という映画の中の、多くの動物キャラの一つというだけじゃなくて、過去から現在に至る全ての映画に登場した、正に「ドラゴン」たるべき存在でなければならないと思っているからね。
彼が投げかける影・・・全てを己のものにしたいという“貪欲”の具象化がテーマなんだ。それこそがスマウグをデザインする上で重要な点だね。
小説の中に顕れるスマウグの壮大な傲慢さ、知性と洗練、宝物への執着は、トーリンの貪欲さに対するビルボの「手放すこと」による気高い変容というテーマの延長なんだよ。ドワーフが過ちに気付いた時に概念上対応するもの(つまり、ビルボが苦難の末に獲得した静かなヒロイズムや道徳観といったもの)であって、その主題はトーリンの臨終場面でのビルボとの対話でクライマックスを迎えるんだ」
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