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TORn発『竜に奪われた王国』プロット予想と解説(後編)

2013年09月13日 07:20

8月30日にThe One Ring.netに掲載されたDeciphering the plot of The Desolation of Smaug(『竜に奪われた王国』におけるプロットの解説)と題したCaptain Salt さんによる考察の後半です。
こちらも前編同様、あくまでも「予想」ではありますが、映画のストーリーに関する重度のネタばれを含んでおります。ネタばれに抵抗がある方はご注意下さい(*なお、記事中の灰色の小フォントは、管理人による注釈です)

■Act 2

ある時点で、ドワーフたちはエルフの地下牢から脱出します(LEGOのプレイセットは、このシーケンスが原作にある程度忠実なのを伝えています)



タウリエルは閉じ込められていたドワーフたちが逃れたのを知って、「独房は空です!」とエルフ語で報告します(*19) 樽での脱出は、原作とは全く対照的に、ビルボとドワーフたちはとても人目を引きます。逃走の間中、トーリンと仲間たちは、レゴラスとタウリエル及び森のエルフたち、それにアゾグとオークの追っ手たちとの三つ巴の交戦を繰り広げます。これはかなり大きなアクションシーンとなります。

【注19】2011月10月2日、『リアル・スティール』のワールドプレミア会場で、エヴァンジェリンはインタビューに答えて、エルフ語で「Come Now!」と「The cells are empty!」を披露しました(動画参照)

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『ホビット 思いがけない冒険』第2予告編登場!

2012年09月21日 06:40

9月19日23時頃(日本時間)、ピーター・ジャクソン監督の約束通り、『ホビット 思いがけない冒険』の第2予告編がネット上に公開されました。【Apple.com】

映画が公開される今年2012年は、小説『ホビットの冒険』の出版75周年でもあり、9月22日の「ホビットの日(HOBBIT DAY)」とその7日前から始まる「トールキン週間(Tolkien Week)」のお祝いをスタジオ側からも盛り上げようという趣向のもと、『ホビット』公式サイトでは、エンディングの異なる5パターン(通常版+4パターン)の予告編も、その直後に公開しました。

毎度精度の低い「意訳」で恐縮ですが、5パターン邦訳してみましたので、宜しければご覧下さい。(エンディング以前のシーンは共通です)




0'05" 【中つ国の山々 〜 高原を駈けるドワーフたち】
ガンダルフ(VO)「遥か東、山脈と川を越えたところに、ただ一つひっそりと聳える山がある。ドワーフたちは祖国を取り戻すことを決意した…」

0'19" 【ホビット庄 〜 袋小路屋敷】
ビルボ「わたしだって、普通のホビット並にお客が好きさ。でも、お客が来る前にそうと分かっている方がもっと好きなんだ」

フィーリ、キーリ「バギンズさん?どうぞご別懇に!」

ビルボ「ドワーフに囲まれるなんて…いったいここで何を?」
ガンダルフ「おお、なんとも愉快な集まりじゃな」

トーリン「そうか、これがホビットか…」

ガンダルフ「諸君はわしに14番目の仲間を見つけるように頼んだな。そこでわしは、バギンズ君を選んだのじゃ」
ビルボ「わたしが?いや、そんなこと!」

ガンダルフ「その気になれば、ホビットは殆ど人目に触れずに通ることが出来る。紛れもなくわしらに有利じゃ」
トーリン「この機を逃さず、エレボールを取り戻すのだ!」

0'52"  【ホビット村の道を走るビルボ】
近所のホビット「ビルボの旦那、どちらへお出かけで?」
ビルボ「冒険に行くんだよ!」

0'59" 【裂け谷】
ガラドリエル「ミスランディア…どうしてホビットなど」
ガンダルフ「“何故ビルボ・バギンズか”…多分それは、わしが恐れているからじゃ……ビルボはわしに勇気を与えてくれる」

1'13" 【裂け谷・テラス】
エルロンド「これがそなたたちの目的と申すか?山に入ることが」
トーリン「問題でも?」
エルロンド「それを賢明と思わぬ者もおろう」

1'21"  【兎橇 〜 ラダガストの家】
ラダガスト「暗黒の力が、この世に戻る方法を見つけてしまった…」

1'28"  【ゴラムの洞穴】
ビルボ「なぞなぞ問答をしないのかい?」
ゴラム「(自分自身に)もし負けたとして、それがどうしたっていうんだい?もし負けたら、愛しいしと、奴らが食っちまうよ!(ビルボに)もしバギンズが負けたら、わしらが丸ごと食ってやるよ」
ビルボ「…いいだろう」

1'50"  【ゴブリンからの逃亡 〜 荒野に立つトーリン】
トーリン「一人一人が最強の軍隊に勝るドワーフたちだ」
ドワーフの一人「気をつけろ…!」
トーリン「“忠誠”、“名誉”、“信念”…それ以上のものは求めない」

2'07"  【裂け谷 〜 岩の巨人】
ガンダルフ「“わが家は後ろ、世界は前に…"」

2'18"  【タイトル:『ホビット 思いがけない冒険』】

2'22"  【崖の下で呻くドワーフたち(エンディングパターン1:ドワーフ編)】
ボフール「まぁ…もっと悪くなってたかもしれないしね」
ドワーフの一人「冗談キツいぞ!」

*以下、他の4パターンのエンディング部分です。

[『ホビット 思いがけない冒険』第2予告編登場!]の続きを読む

ミニチュアリリースから『ホビット』3部作を推理する(その3)

2012年09月10日 21:17

9月7日(日本時間9月8日)、ワーナー・ブラザーズはiPad及びiPhone用の無料アプリ『Hobbit Movies』を公開し、そのコンテンツとして既出画像も含め60枚以上のスチルをUPしました。
「そんな、どっちも持っていないよ…!」とお嘆きの(管理人含む)皆さまは、以下のリンクからご覧下さい。 Hobbit stills1 Hobbit stills2 Hobbit stills3

そして、7月に行われたサンディエゴ・コミコンでのピーター・ジャクソン監督の発言通りならば、今月中に劇場予告編の第2弾が公開される予定です。
公開日は明らかにされていませんが、9月にはトールキンファンのお祭り「Hobbit Day(またはBaggins Birthday)」---言わずと知れたビルボとフロドの誕生日ですね---がありますので、その日に合わせるのではないかという噂もネット上にはチラホラ見受けられますが、単にファンの希望的観測であって根拠のあるものではなさそうです。でも、そんなバースデープレゼントもいいですね。いずれにしても待ち遠しい限りです。

さて、それでは前回の記事の続きです。『ホビット』のアクションフィギュアに添付された、ワーナー・ブラザーズ公式キャラクター紹介の後半です【 Source:SF-Fan.de & TORn


【注意】以下、『ホビット 思いがけない冒険』の登場人物やストーリーに関するネタばれがあります。映画をなるべく白紙状態で楽しみたい方は、読むのをお控え下さい。


*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *


16.茶のラダガスト
ラダガストは、忘れっぽく少々ぼんやりしていて、たいそう風変わりに見えます。出来れば人間より動物と話していたいと思っています。灰色のガンダルフとは魔法使いの同僚であり、また友人でもあります。
中つ国の広大な森の守護者の一人で、彼の風変わりな小さな家があるロスゴベルと呼ばれる森をしばしば散歩しています。一方で闇の森の暗い片隅から始まった異変に、切迫した運命を感じています。

17.白のサルマン
尊敬すべき力をもったサルマンは、世界の秩序と均衡を守る他の4人の魔法使いとともに、中つ国の守護者です。特にサルマンは、自由裁量で中つ国の自由な民の国々の運命を調停します。
「白の会議」の議長である彼は、灰色のガンダルフとトーリン・オーケンシールドが、彼の慎重な計画をだいなしにすることを心配しています。サルマンは非常に年をとっていて知恵がありますが、意識下の弱さに屈服して力に貪欲です。そしてその貪欲さは、最終的に全ての同盟にとって命取りのものとなります。

18.エルロンド
エルロンドは、中つ国に留まっているエルフたちの中で、最も年長で最も賢いエルフたちの一人です。裂け谷の主で、大海の東の「最後の憩」館に住んでいます。
トーリンとその仲間たちは、短い時間裂け谷に留まるだけですが、エルロンドはビルボとドワーフたちに宿と食事を提供しました。ドワーフたちは生まれながらにエルフが嫌いですが、快く彼らの助力を受け入れます。
エルロンドは、奪われた財宝を取り戻すというドワーフたちの計画に不審を抱きましたが、ガンダルフとトーリンがはなれ山に辿り着くのに必要な秘密の情報を与えました。

19.ガラドリエル
ガラドリエルは、中つ国に留まっているエルフたちの中で、最も年長のエルフの一人で、未来を見通す力を持っています。運命が中つ国を脅かす兆候が高まっているのを感じたガラドリエルは、その原因を突き止めるというガンダルフの使命を密かに支援します。
ガラドリエルは勿論、悪しき力が優位に立たなければ、仲間たちが成功するに違いないことを、さもなければ暗黒が全てを支配するだろうことを知っているのです。

20.スランドゥイル
強力なエルフの君主にして伝説的な戦士であるスランドゥイルは、レゴラスの父親です。森の国の王として、かつて「緑森大森林」と呼ばれ、今では不吉な「闇の森」という名で知られる森の北側の広大な地域を支配しています。
長く続いた暗い年月の間に、スランドゥイルはますます下界から遠離り、自分の周囲の人々だけを案じるようになりました。古代からの苦々しい確執は、彼が基本的に全てのドワーフたち、そしてトーリン・オーケンシールドを拒絶する状況に繋がっています。

21.レゴラス
レゴラスは森の国の王子であり、父親のスランドゥイル同様、高貴なエルフです。しかしながら、スランドゥイルとは宮廷で滅多に顔を合わせません。もっと正確にいえば、彼は森のエルフの森林守備隊とともに地域をパトロールしているのです。
スレンダーで熟達した戦士である彼は、父親とその側近たちに絶対に忠実です。しかし、外の世界の出来事は、最近では孤立した森のエルフの世界にも痕跡を残すようになりました。厄災の到来を目にして、レゴラスは彼の父親か自分の良心か、どちらに従うべきかの選択を迫られます。

22.タウリエル
「闇の森」の女性のエルフは、美しいのと同じくらい危険な存在です。スランドゥイル王の護衛及び森の国の守備隊の指揮官として、タウリエルは自分が正しいと思うことに関しては非常に独断的で情熱的です。
卓越した戦士であることは、彼女の2本の短剣及び弓と矢とで証明されます。レゴラス同様、非常に機敏で素早く戦うことが出来ます。
彼女はこの世界に何百年もの間生きていますが、エルフとしては最も若いうちの一人で、大きな森から滅多に外に出たことはありません。
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キャスト公式発表第3弾!ケイト・ブランシェット、ガラドリエル役で復帰!!

2010年12月11日 07:18

12月7日ロサンゼルスにて、待望のキャスト公式発表第3弾が行われました…!!
前2回同様、ニューライン・シネマの社長兼最高執行責任者トビー・エメリッヒ、ワーナー・ブラザーズの社長兼最高執行責任者アラン・ホーン、それにMGMの共同最高経営責任者スティーヴン・クーパーの連名による発表で、ケイト・ブランシェットのガラドリエル役復帰を始め、かねてから噂に上がっていたシルヴェスター・マッコイやミカエル・パーシュブラントを含む計7人の配役が新たに明らかになりました!【Source:The One Ring.net

今回公式発表された配役は以下の通りです。

ガラドリエル…ケイト・ブランシェット
バーリン…ケン・ストット
茶のラダガスト…シルヴェスター・マッコイ
ビヨルン…ミカエル・パーシュブラント
ドロゴ・バギンズ…ライアン・ゲイジ
ノーリ…ジェド・ブロフィー
ビフール…ウィリアム・キルシャー


ガラドリエル役のケイト・ブランシェットは、LotR3部作から引き続き『ホビットの冒険』に出演するメンバーとしては、公式発表一番乗りを果たしました。
ブランシェットの続投について監督のサー・ピーター・ジャクソンは、「ケイトは一緒に仕事をしたい大好きな俳優の一人です。彼女が前シリーズと同じ役で映画に美しく甦ること程スリリングなことがあるでしょうか」と、復帰を歓迎しています。
また、バーリン役のケン・ストットについては、「わたしとフランは長いことケンの仕事のファンでした。彼が今回わたしたちの“旅”に加わったことに、とても興奮しています」とコメント。またミカエル・パーシュブラントの参加については、「ビヨルンという役柄は非常にアイコニックな存在で、わたしたちはまず最初にミカエルを選びました。(オーディションで)彼がこの役を演じるのを見てから、ミカエル以外の誰かがビヨルンを演じるなんて、想像も出来なくなりました」と絶賛しています。
それでは、前回までに倣って、キャストのプロフィールを簡単に紹介していきますね。


■ガラドリエル
ケイト・ブランシェット(Catherine Élise Blanchett)
1969年5月14日生(41歳) オーストラリア ビクトリア州メルボルン出身
〔出演作〕『エリザベス』(1998)、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作(2001-2003) 、『アビエイター』(2004)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)、『ロビン・フッド』(2010)他


*メルボルン大学メソジスト女子カレッジで美術史と経済学を専攻するも中退。1992年オーストラリア国立演劇学院を卒業した後、舞台女優として俳優のキャリアをスタートさせました。
1994年に『Police Rescue』で映画デビュー。1997年公開の『オスカーとルシンダ』のヒロイン役で国際的な評価を得、海外にもその名を知られるようになりました。
『エリザベス』で英国アカデミー主演女優賞及びゴールデングローブ主演女優賞受賞、『アビエイター』ではアカデミー助演女優賞受賞他を受賞するなど、美貌と演技力を兼ね備えた実力派女優として誉れ高く、2008年12月5日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれたのは記憶に新しいところです。


■バーリン
ケン・ストット(Ken Stott)
1955年生(55歳) スコットランド エディンバラ出身
〔出演作〕『Takin' Over the Asylum(TV)』(1994) 、『メサイア(TV)』シリーズ(2001-2005)、『キング・アーサー』(2004)、『カサノバ』(2005)、『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(2008)他


*エディンバラで教師の息子として生まれ、青年時代の3年間はKeyholeと呼ばれるバンドのメンバーだったこともあるそうです(残りのメンバーには後に、かのベイ・シティ・ローラーズの一員となった者もいるとか!)
その後芝居に目覚め、ロンドンのMountview Academy of Theatre Artsで演劇を学んだ後ロイヤルシェークスピア劇団で働き始めました。しかし、数年間は役者としての収入では生活出来ず、二重ガラスのセールスマンなどで生活費を稼ぐ時期もあったそうです。
1977年、BBCのTVシリーズ『Secret Army』の脇役でTVデビュー。主にTVドラマでキャリアを重ね、2001年から放映され人気を博した犯罪ドラマ『メサイア』シリーズのレッド・メトカーフ警部役で特に有名です。
映画への出演も多く、最近では『カサノバ』のダルフォンソ役を、また『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』では「松露とり」の声を務めました。


■茶のラダガスト
シルヴェスター・マッコイ(Sylvester McCoy)
1943年8月20日生(67歳) スコットランド ダヌーン出身
〔出演作〕『ドラキュラ』(1979)、『Big Jim and the Figaro Club (TV)』3部作(1979-1981) 、『ドクター・フー』(1987-1989)、『The Academy』(2009)他


*少年時代は聖職者を志し、アバディーンの神学校で12~16才までの4年間を過ごしました。ドミニコ会の修道士となることを希望するも若過ぎることを理由に断られ、地元ダヌーンのグラマー・スクールに入校。卒業後27才までは保険会社で働きました。その後、ロンドンのラウンドハウス劇場でチケット売りと帳簿作成の仕事を得たことが、彼と演劇とを結びつけることになりました。
芝居に魅せられたマッコイは、コメディ集団ケン・キャンベル・ロードショーに参加。「シルヴェスター・マッコイ」の芸名は、サーカスで演じた即興劇におけるの架空のスタントマンの名を、評論家が彼の名前と思い込んで報じてしまったのを、面白がってそのまま使うことにしたのだとか。
イギリスの天才女性舞台演出家で「現代演劇の母」と呼ばれるジョアン・リトルウッドの舞台の前座を務めたことから彼女の目に留まり、これが本格的な舞台進出への足掛かりとなりました。
国立劇場での『ハーメルンの笛吹き男』他、多数の舞台劇やミュージカルに出演。1987年にはBBCの人気TVシリーズ『ドクター・フー』の7代目ドクターを演じて、イギリスはもとより国際的に名前を知られるようになりました。
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『ホビットの冒険』今週の動き 【2010年10月17日~23日】

2010年10月23日 03:48

10月21日(木) *主役のビルボ・バギンズ役を始め、主要キャストの一部が発表となりました!マーティン・フリーマン、ビルボ役で正式決定です!!
ニューライン・シネマ、ワーナー・ブラザース、それにMGMとサー・ピーター・ジャクソンとの連名で、『ホビットの冒険』の配役の一部が発表されました。今回発表された配役は下記の通りです。 【Deadline】 【TORn】 【AICN】
■ビルボ・バギンズ……マーティン・フリーマン(MARTIN FREEMAN)
■トーリン・オーケンシールド……リチャード・アーミテージ(RICHARD ARMITAGE)
■キーリ……エイダン・ターナー(AIDAN TURNER)
■フィーリ……ロブ・カジンスキー(ROB KAZINSKY)
■ドワーリン……グレアム・マクタビッシュ(GRAHAM MCTAVISH)
■オイン……ジョン・カレン(JOHN CALLEN)
■ボンブール……スティーヴン・ハンター(STEPHEN HUNTER)
■ドーリ……マーク・ハドロー(MARK HADLOW)
■グローイン……ピーター・ハンブルトン(PETER HAMBLETON)
*実業家カール・アイカーン氏、MGMの貸手に対し、ライオンズゲートの合併に賛成するならば、彼らの所持するMGM債権を自ら買い取るとの申し出。MGMとスパイグラス・エンターテインメントとの取引き妨害を推し進める 【Reuters】
*『ホビット』ボイコットに対するニューライン・シネマの公式声明発表(スタジオ側からの公式声明はこれが初めて)
「組合による『ホビット』ボイコット解除が既に数日前に決定していたにも拘らず、その発表を先延ばしにするようワーナー・ブラザーズが依頼したという最近の報道は全くの間違いです。わたしたちが報道を通じて、NZ俳優組合とSAG(映画俳優協会)、それにAFTRA(米テレビ・ラジオ放送芸術家連盟)の勧告撤回を確認したのは、漸く昨夜になってからのことです。わたしたちは他の組合からの撤回をまだ待っています。
不穏当なボイコット勧告の無条件の撤回がなされるまでの1ヵ月間、NZ俳優組合とMEAAは撤回の条件として、個々の俳優たちとの組合交渉に参加するよう要求し続けてきましたが、ニュージーランド司法長官の見解によれば、それは違法です。わたしたちはこれを拒否してきました。これからも拒否し続けます。
これら組合の行動は、わたしたちに重大な損害と混乱を齎し、初めて他の撮影場所を検討せざるを得ない事態となりました。代わりの場所は現在も検討中です」  【TORn】
  *『ホビット』がニュージーランドで制作されるよう最善を尽くすとジョン・キーNZ首相が発言。
「わたしが懸念するのは、ワーナーブラザーズに映画を撮るのに魅力的でない国と判断されてしまったら、世界の他の映画会社にもそう印象付けることになるということです」 【NZ Herald】
  *NZ俳優組合の決定を受けて、アメリカの映画俳優協会(the Screen Actors Guild)が『ホビット』ボイコット解除を組合員に通達。
「「本日、我々の姉妹組合であるニュージーランド俳優組合は、全ての国際的俳優組合に対し、『ホビット』ボイコット勧告を取り消すよう求める声明を発表しました。これを考慮して、映画俳優協会は組合員に対し、映画俳優協会が定める契約条件のもとで、『ホビット』に対する各自の自由な出演契約を認めるものとします」 【SAG】
  *ニュージーランド俳優組合が『ホビット』ボイコット解除を決定。
NZ俳優組合とSPADAは、ニュージーランドの映画産業に従事する俳優の雇用契約の改善に向けて、今後6ヶ月に渡って誠意的に協議していくことに合意。しかし、『ホビット』をNZで撮るか否かは結局はワーナーの判断次第  【Variety】
  *デモから一夜明けて、ウィングナット・フィルム、NZ労働組合評議会(CTU)それぞれの言い分。
〔ウイングナット〕 「ニュージーランドこそ中つ国です。わたしたちはそうあり続けるために今も戦い続けていますが、勝ち目のない戦にも思えます。ワーナーもここで映画が制作されるよう尽力していますが、彼らは数億ドルの投資を保護しなくてはなりません。残念なことに俳優組合とMEAAの行動は、NZが映画制作にとって安全な場所であるという見解を妨げているのです」
〔CTU〕 「『ホビット』の海外移転は金融上の理由によるものであって、俳優たちの行動に起因するものではありません。問題は他国がNZの倍の税制優遇措置をしているということなのです。解決は間近でした。ワーナーも完全にそれを分かっていましたが、彼らの方針は既に決まっていたのです。ピーター・ジャクソンはまるで駄々っ子のようです。彼はワークショップを通して会議を招集し、誤った情報で映画技術者たちを扇動しました。『ホビット』の海外移転は、我々ではなくThree Foot Seven(*『ホビット』の制作会社)の責任です」 【NZ Herald】 【TORn】
  *『ホビット』、ニュージーランド以外の国で制作される可能性強まる?
「ワーナーは来週、『ホビット』の制作を海外へ移す準備でニュージーランドへやってきます。相当額の資金調達が為されたとしても、もはやわたしたちが、わたしたち自身の国で映画を制作することは出来ないように思えます」とサー・PJ&フラン・ウォルシュ。
俳優組合の『ホビット』ボイコット騒動が、ワーナーにNZへの5億ドルの投資の価値を疑問視させたと、PJ怒りの発言。最終決定はスタジオによって為されるが、ロケ地はイギリス、またはオーストラリアの推測も 【The Dominion Post】
  *ビル・ベイリー、グローイン役のオーディションを受けたことを認める。 【Digital Spy】
[『ホビットの冒険』今週の動き 【2010年10月17日~23日】]の続きを読む


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