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ビルボと13人のドワーフ役俳優が集結!ウェリントンで記者会見

2011年02月12日 09:22



『ホビットの冒険』の撮影開始日が正式発表されたことを受けて、ビルボ役のマーティン・フリーマン、それにトーリン役のリチャード・アーミテージを始め13人のドワーフ役俳優たちが一堂に会し、2月11日午前、ウェリントンのパークロードスタジオで記者会見を行いました。 【Source:Dominion Post3News(2/11AM)、NZ Herald3News(2/11PM)、TORnWellington Nz.comStuff(2/12)】

2月3日にウェリントン病院を退院したばかりで“自宅軟禁中”(本人弁)のピーター・ジャクソン監督は、残念ながら欠席となりましたが、司会者が次のような彼の声明を読み上げて会見は始まりました。
「この会見に出席出来ないことをとても残念に思っています。でも、正直言ってこれで良かったのでしょう。ここにいる連中はわたしを激しく笑わせるので、手術の縫い目が破れる危険がありますから」

サー・PJがそう予見したように、会見は終始ジョークが飛び交い、笑い声の絶えない賑やかなものとなりました。
マーティン・フリーマン他13人の俳優たちは、およそ4週間前に既にウェリントン入りしています。彼らは映画のためにスポーツ・ジムに通い、乗馬や殺陣の稽古、それに役柄別の発音練習などを受けており、既に“ファミリー”な間柄になっているようです。

「13の異なった強い個性の集まりだが、それでいてわたしたちはアンサンブルなんだ」
とビフール役のウイリアム・キルシャーとグローイン役のピーター・ハンブルトンは、ドワーフ役の仲間たちについて言いました。
「すごい奴らの集まりだよ。すっかり一つの群れの仲間のように感じているんだ。全員が癖のある連中だが、皆仲良くやっているよ」
オイン役のジョン・カレンも、彼らの一体感はドワーフ役の俳優にとどまらないと言いました。
「一緒にいるとき、わたしたちはグループなんだよ。一つの存在というかね。それはわたしたち役者に限ったことではなくて、クルー全てに言えることなんだ。この映画に取り組んでいる何百人もの人々に会ったけれど、一人として“ぼんくら”はいなかったね。マーク・ハドロー(ドーリ役)を除いてね」

また、ハンサムな顔にひげと髪とを長く伸ばし、既にドワーフ然とした容貌になっているキーリ役のエイダン・ターナーは、13人のドワーフたち一人ひとりが個性的で異なった容貌となるように、顔ひげのボリュームまで調節中だと語りました。
既にLotR3部作で樹脂による特殊メイクを体験しているノーリ役のジェド・ブロフィーは、
「顔ひげはチェック中で、顎ひげは今日出来上がってきたんだ。おかげでそれぞれ見分けがつくようになったよ。やっとぼくらしくなれて嬉しいね。あとは死なずにこの映画を乗り切ることが出来るよう望んでいるよ。ああ、恐ろしい!」と、かつてギムリ役のジョン=リス・ディヴィスを悩ませたドワーフの特殊メイクについて冗談めかして言いました。

そして、映画化発表からクランクインまで3年以上かかり、スタジオの財政難や俳優協会のボイコット運動など様々な問題に悩まされた『ホビットの冒険』には、“指輪の呪い”がつきまとっているのではないかとの、記者団からのいささか意地悪な質問に対しては、
「いいや!おかげで大量のラテックスをまだ身につけなくてすむから、これからいくつかの週末を楽しむことが出来るしね!」とドワーフ役の面々。マーティン・フリーマンに到っては、
「それに由来する(いささか滑稽な)ある種の不運が付きまとったけれど、ぼくたちはそれについては楽観視しているんだ。2015年過ぎにはただちに撮影にとりかかれるよ。ぼくたちはここにいて、準備万端だからね」
とちょっぴりキツいジョークを飛ばしておりました。

さて、主役を務めるフリーマンは、ビルボ役のオーディションテープを送ったものの、BBCのTVシリーズ『シャーロック』とのスケジュールが重なって出演できないことを、大変危惧したと記者たちに語りました。
また、ビルボ役を生涯一度の大役と考えていおり、出演が叶ったことを「大いに喜んでいる」とも言っています。
LotR3部作でイアン・ホルムが演じたビルボ・バギンズというキャラクターを、今度は自分が演じることについては、
「勿論、サー・イアン・ホルムが映画で成し遂げたことを見ているよ。ぼくは彼の演技をよく見て、だけど一方でそれを忘れる必要があるんだ。彼が彼の声と動きとで成したことを見た上で---自画自賛も、心にもない謙遜な言葉も言うつもりはないから---ぼくはかなり彼とマッチしていると思うんだ。ぼくは彼を真似て理解すると共に、ぼく自身であらねばならないんだ」と語りました。

またフリーマンはサー・ピーター・ジャクソンを賞賛して、
「彼はクロイソス(*リュディア王国の最後の王)のように裕福で、沢山のオスカーを受賞しているにも拘らず、すごく“普通”なんだよ。ぼくが言いたいのは、ヒップでもクールでもなくて、仰々しくまっとうであることを演じている人間とは対照的に、気さくで普通の感覚、普通の好みをしてるってことさ。
PJはスターじゃなくて専門家なんだ。もし12歳の彼を知っていたとしたら、基本的に彼は今も同じで、熱心家だという感じがすると思うな。このプロダクションに愚か者はいないし、そんな人間がトップであるのを望む者もいないんだよ」

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

こうして、いずれ劣らぬ実力派揃いの13人のドワーフ役俳優全員が顔を揃えると、何とも壮観なものですね。(記者会見のフルムービーは3Newsで、また音声ファイルはTORnで視聴出来ます)
機関銃のように喋りまくる陽気なジェームズ・ネスビット(ボフール役)とウイリアム・キルシャー。若いのに思慮深げなロバート・カジンスキー(フィーリ役)や、辛辣なジョークを飛ばすシニカルなジョン・カレン。今をときめく人気スターなのに意外と口数少なく、たまに話す一言が厳粛なイメージのリチャード・アーミテージ etc...。
そして、小説の中のビルボその人のように、ウィットに富んだ語り口で聴衆を魅了するマーティン・フリーマン。スクリーンでの彼らパーティのやり取りが目に浮かぶような、興味深い会見でありました。
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