スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ホビット』今月の動き〜 2013年6月後半〜

2013年06月30日 23:52

6月29日(土) *エヴァンジェリン・リリーとオーランド・ブルーム、『ホビット』撮影終了。
 ジャクソン監督はfacebookにて、タウリエル役のエヴァンジェリン・リリーとレゴラス役のオーランド・ブルームも登場シーンの撮影が全て終了したことを報告しました。
「ガンダルフとタウリエルにさよならを言った翌日、レゴラスと別れる時間となった。なんて素晴らしい日だったろう。オーランドの重要なオークとのバトルシーンは計12時間に及んだ。3番目の『ホビット』映画のための五軍の合戦の部分だ。一日が漸く終わったとき、ぼくたちはオーランドにさよならを言って、ビールを少し飲んだ…そして、これをやるのを抗えなかったんだ!」 【facebook(Peter Jackson)】
---という訳で、何をしたかというと、その動画がコチラ↓
かつてネットで大評判になった『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』のMAD、「They're taking the Hobbits to Isengard」を、10年の時を経てオーリィが歌い(?)ます!
  *ケイティ・ジャクソン、『ホビット』ビデオブログ新作はあと2日以内に公開と発言。
 ピーター・ジャクソン監督のお嬢さんで、『ホビット』にも若いホビット女性役で出演している(EE登場予定)ケイティ・ジャクソンさんが、Twitterでファンの質問に答えて、『ホビット』プダクション・ダイアリー(ビデオブログ)はあと2日以内に公開とツィートしています。 【Twitter(Katie Jackson)】
6月28日(金) *ピーター・ジャクソン監督、ガンダルフの登場カットを全て撮り終えたことを報告。
 ジャクソン監督は6月28日夜、サー・イアン・マッケラン扮するガンダルフの最後のショットを撮り終えたことを、サー・イアンとのツーショットと共にfacebookにて報告しました。
「ちょっと前に、ガンダルフの最後のショットを撮り終えたよ。1999年に始まった驚くべき冒険の終わりだ。ぼくは今、とても悲しく感じているよ」
サー・イアンの額に傷のようなメイクが見えますから、最後のショットは五軍の合戦の一場面だったのかもしれませんね。LotR3部作と『ホビット』3部作、ガンダルフの出演シーンを全て演じきったサーの、感極まった表情に目頭が熱くなります。 【facebook(Peter Jackson)】

6月26日(水) *第39回サターン賞発表。『ホビット 思いがけない冒険』は映画部門の美術賞受賞。
 映画、TVドラマ、ホームビデオ等の優秀なSF、ファンタジー&ホラー作品に送られるサターン賞の第39回受賞作品の発表が6月26日にありました。
『ホビット 思いがけない冒険』は映画部門において、ファンタジー映画賞、主演男優賞(マーティン・フリーマン)、助演男優賞(イアン・マッケラン)、監督賞、美術賞、音楽賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、特殊効果賞の計9部門にノミネートされていましたが、美術賞(ダン・ヘナー)のみの受賞となりました。 【Saturn Awards】
6月25日(火) *イライジャ・ウッド、『ホビット』第2部、第3部に出番なしと語る?
 フロド・バギンズ役で『ホビット 思いがけない冒険』のプロローグに登場したイライジャ・ウッドが、『ホビット』3部作の残り2作には登場しないと語ったとiamROGUE.comが伝えています。
記事によれば、『ホビット』続編のどちらかに参加しているかどうかをイライジャに尋ねたところ、彼は「いいや、参加していないよ」と答えたとのこと。
更に、既に撮影済みのシーンは全て第1部に使用されたのかと尋ねることで、記者が念押ししたところ、「 拡張シーンを作る予定でない限り、ぼくの出番は最初の映画(第1部)の中だけだった筈だよ」と答えたとのことです。
しかし、「親愛なるフロド」と、『ホビット』3部作の主人公であるビルボから、LotR3部作の主人公であるフロドへの呼びかけで始まるこの映画が、冒頭でビルボ111才の誕生日の2人を描いたのなら、結末に再び“現在”に戻って、何らかの形でフロドの運命を示唆しないのは、物語の構成上とても不自然だと思われます。
イライジャがどう答えていようが、少なくとも第3部には出演シーンがあることを(希望的観測でもって)信じております。 【iamROGUE.com】
[『ホビット』今月の動き〜 2013年6月後半〜]の続きを読む
スポンサーサイト

ホビット 思いがけない変更〜アゾグで読み解く3部作化の苦心〜(後編)

2013年02月17日 21:39

■アゾグの再設計

話は元に戻って2012年7月、『ホビット』を3部作で制作することを決断したピーター・ジャクソン監督とライター陣は、もう一度アゾグの扱いを検討し直します。アゾグを第1部を通しての最大の敵とし、予定されていたボルグの本格的な登場(…というのは、アザヌルビザールの合戦にチラリと映っているからです)を第2部以降に変更したのです。

PJはこの時点で、アゾグを抜本的に作り替えたのだと思われます。
まず、最初はボルグと同じようにフィジカルな特殊メイクで表現するつもりだったキャラクターを、モーションキャプチャーを使ったフルCGに変更、残忍で凶暴でありながらどこかミステリアスな風貌の巨大オークを作成しました。そして、メインキャラクターとして演技力も存在感もあるマヌー・ベネットを呼び寄せ、配役を変更した上、8月に追加撮影を行ったのです【Source:Twitter

このときジョン・ロールズは、アゾグからヤズネグという名の映画オリジナルキャラクターへと配役を変更されたのですが、ヤズネグとはどんなオークかといいますと、この方(左画像)です。アゾグに命じられて、トーリンとドワーフたちを追跡するワーグライダーのリーダーです。

そして次の画像は、先月Weta Digitalが公開したアゾグのメイキングムービーから構成したものです。
トーリンが後に「トーリン・オーケンシールド」と呼ばれることになった件の戦いの相手を、そっくりフルCGのアゾグに差し替えたことが説明されています。
差し替えられたオークは一見すると先に紹介したヤズネグのようですが、このシーンの重要性からすれば、ジョン・ロールズ扮する旧デザインのアゾグだったのではないでしょうか。任務に失敗して簡単にワーグのご飯にされてしまうオークとの戦いによって“樫の盾”の呼び名がついたなんて、ちょっとしまりませんから。
つまり、ヤズネグというキャラクターは、アゾグの再設計が決定して初めて生まれたキャラクターであり、そのデザインは没になった旧バージョンアゾグのデザインを、殆どそのまま引き継いでいると考えられるのです。


新しいアゾグに差し替えられた、アザヌルビザールでのトーリンの死闘。

■アゾグとヤズネグの関係

旧アゾグ=ヤズネグと考えるもう一つの理由は、タイアップ商品における主要オークキャラクターの扱いです。
タイアップ商品は公開とタイミングを合わせて販売するために、先行して製作が進められていることは先にお話ししましたね。下の表をご覧ください。主なタイアップ商品に登場したオークを発売日順にまとめてあります。

制作スケジュール 主なタイアップ商品に登場するオーク
2012年7月 6日:クランクアップ
30日:3部作化発表
 
2012年8月   30日:Danilo Promotions Ltd.『ホビット』カレンダー(ボルグ)
     
2012年10月   1日:Bridge Direct アクションフィギュア(ボルグ、フィンブル)
2012年11月 28日:ワールドプレミア 6日:公式ガイドブック(ボルグ)
6日:ビジュアル・コンパニオン(ボルグ)
2012年12月 14日:世界同時公開 1日:LEGO 『ホビット』シリーズ(ヤズネグ)

映画では第2部以降の登場となったボルグを始め、レゴラスやタウリエルまでが発売になりながら、実際に第1部に登場したアゾグはどこにも登場していないのです。このことを不思議に思われていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2012年10月1日、玩具メーカーのBridge Directから、『ホビット』シリーズ第一弾が発売されます。時を同じくして、このラインナップに含まれていないものの、何故か既に完成していたヤズネグの画像がネットに流出します。【Source:Tolkien Drim
左がその画像ですが、こちらもアゾグ同様第1部に登場しながら、しかも、製品が出来上がっていながらラインナップから外されたということはどういうことでしょうか?
それは、こう考えれば辻褄が合います。

最初はアゾグとして作られた。
→3部作化決定により、アゾグのデザイン変更の知らせがスタジオから入る。
→この時点でラインナップ発表の締め切り。アゾグの発売中止。
→後日、アゾグの最終デザイン入手。同時に、既に製作されていた旧バージョンは、ヤズネグとして売り出せることが分かる。
→第2弾でアゾグ、ヤズネグ販売決定
(*実際に、2月11日にニューヨークで開催されたTOYフェア2013のBridge Directのブースに登場となりました)

更に、左のヤズネグのフィギュアをクリックして拡大画像で見てみて下さい。実際に映画に登場したヤズネグ(前述の画像参照)より顔つきも上品で精悍な上、ずっと手の込んだ禍々しいキャラクターデザインであることが分かります。
上着と“前掛け”に、いくつも人の顔が浮かんでいるのがはっきり見えますね。忌まわしい想像ですが、これ彼の犠牲となった人間やドワーフたちから剥ぎ取った顔の皮をあしらっているのではないでしょうか。もしそうだとすると、アゾグというキャラクターにぴったりのデザインだと思うのです。

映画でも、とにかくトーリンの「首」に拘るアゾグ。他の部分は要らないとゴブリンの王に言わせていましたね。トーリンの祖父スロールも首を刎ねられていました。
映画の字幕では“穢れの王アゾグ”となっていましたが、原文は“Azog the Defiler”、 Defilerは「冒涜する者」の意味です。原作でもアゾグは、斬り落としたスロールの首(の額)に自分の名を焼き付けたとあります。
犠牲者の首から剥いだ皮を身に纏うオーク、死者に対する冒涜この上ないオークがアゾグでなくてどうしましょう。


The Bridge Direct:THE HOBBIT series.
ちなみに、10月1日にボルグと同時に発売されたフィンブルという名のオーク(左画像)は、これも映画のオリジナルキャラクターなのですが、SF fan.deが7月時点ですっぱ抜いたアクション・フィギュアのパッケージ添付用のテキストによれば、フィンブルは「ワーグライダーの群れを指揮する」とあります(映画でも、ヤズネグとともにワーグに乗っています)
つまり、ヤズネグと全く同じ役割なのです。そして、このリストにはアゾグの名があってヤズネグの名はない。
このことからもヤズネグは、アゾグを最終的にメインの悪役として再設計し、それに相応しい力量の俳優を据え直したとき、先に決定していた俳優と先行してグッズを作ってしまったメーカーへの配慮で、言わば“仕方なく”生まれたキャラクターのような気がしてならないのです。
[ホビット 思いがけない変更〜アゾグで読み解く3部作化の苦心〜(後編)]の続きを読む

ホビット 思いがけない変更〜アゾグで読み解く3部作化の苦心〜(前編)

2013年02月16日 19:22

この記事を書こうと思ったきっかけは、先日来ツイッターやファンサイトのフォーラム、また個人ブログ等で、「映画のクライマックスであるアゾグ VS トーリンのシーンで、ナズグルのテーマが使われているのは何故か」という疑問に対して、トールキンクラスタによる様々な意見が交換されているのを目にしたことです。
曰く「行方不明のトーリンの父スライン2世が所持していた“7つの指輪”はトーリンの手に渡り、この時既に彼が指輪の影響下にあることを暗示している」、曰く「トーリンの手によって一度は死んだ筈の悪(アゾグ)が蘇った、この状態が生と死の狭間を彷徨うナズグルと似ているからである」等々…。

真剣な意見の遣り取りを尻目に、極めて俗物なワタクシめは、

「えっ?そこにあてる曲を作ってなかったからじゃないの?」

と即座に思ってしまった訳ですが(ホントすみません)、日々制作に関するニュースを追いかける中で気付いたあれやこれやを考え合わせますと、あながち間違ってもいないのではないかという結論に至り、情報を整理するにつけ見えてきた3部作への移行に伴うスタッフの苦心について、僭越ながら大真面目に語ってみることに致しました(今回も当然ながらネタばれあります


© MGM, New Line Cinema, WingNut Films & Warner Bros.

■2部作から3部作へ

まず、2007年12月に『ホビット』の映画化発表が行われてから、ずっと2部作で制作される予定だったこのシリーズが3部作となった経緯について振り返ってみますね。

2012年7月6日、『ホビット』の主要部分に対する266日に及んだ撮影は終了しました。
この後12日からサンディエゴで開催されたコミコン・インターナショナルの直前になって、「『ホビット』3部作に変更か?」の噂が流れ始めます。15日に行われる『ホビット』のプレゼンテーションにおいて、ピーター・ジャクソン監督が3部作になったことを電撃発表するのではないか?とも言われていました。
しかし、この噂をワーナー・ブラザーズの公報担当者は全面否定。3部作が計画されたこともなければ、コミコンでのサプライズ発表もないと発言したのです【Source:Variety
しかし、ジャクソン監督はコミコン会場でのインタビューの中で、「確かに(2本の)映画に収まらない素材についてスタジオと話しをしている。それが拡張版(EE)になるかどんな形になるかは分からないが、議論は進行中だ」と語ったのです【Source:HitFix

この結末は皆さまご承知の通りです。
7月30日、PJは彼のfacebookにて3部作決定を報告。それから4ヶ月に満たない11月28日には、『ホビット』3部作の1作目である『ホビット 思いがけない冒険』はウエリントンでワールドプレミアの運びとなったのです。

何故最初に長々と3部作化発表当時の話をしたかというと、この決定がどのくらい急に行われて、それに伴う作業がどのくらい短時間で行われたかをイメージしてもらうためです。
PJは7月30日の記事でこう書いています。

撮影したフィルムを腰を据えて見る機会を最終的に得るのは、撮影終了後しかない。
最近、ぼくとフラン(・ウォルシュ)、そしてフィル(フィリッパ・ボウエン)は、初めて最初の映画と2本目の映画の大半を見る機会に恵まれた。物語の統一性、特に登場人物たちの説得力と、その登場人物たちに命を吹き込んだキャストには本当に満足したが、その全ては、とても単純な疑問を生じさせることになった。「ぼくたちには、もっと多くの物語を伝える機会があるのではなかろうか?」

勿論、撮影中から「これはとても2本では語り切れないな」と感じていたことと思いますが、3部作化を現実的に考え始めたのは、彼の言葉を信じるならばクランクアップ後ということになります。
すぐにスタジオと交渉するも、7月中旬に行われたコミコンの最中はまだ議論半ば。これはワーナーの広報担当の発言からも、またコミコン用に準備されたビデオには、2部作を前提にエスガロスの舞台裏まで組み込まれていたことからも分かります(このビデオは9月にネット流出して話題になりました)

■2部作としての『ホビット 思いがけない冒険』

3部作化決定で、『ホビット 思いがけない冒険』が2012年7月以前の構成からどう変化したかを考える前に、そもそも2部作であったらどんな話になっていたかを推理してみたいと思います。

これについてはヒントは沢山あります。何故なら先に述べた経緯により、3部作化への決断が非常に早急かつ公開まで間がない時期に行われたために、映画公開に合わせて販売すべく先行して作成されていたタイアップ書籍やグッズに、当初は第1部に登場する予定だった場面やキャラクターが多数使用されているからです。
勿論、スタジオやピーター・ジャクソン監督だってそのつもりだったのですから、7月以前に発表されたプロダクション・ビデオや公開されたスチルにも、沢山カーロック(ラストに一行が鷲に運ばれて着いた“見張り岩”)以降のシーンを見ることが出来ます。

その中で最も分かり易い例として、下の2つのバナーをご覧ください。上がコミコン開催に合わせて7月9日にワーナー・ブラザーズが公開したバナーポスター、下がそのほぼ2ヵ月後の9月7日に改めて公開されたバナーポスターです。
画像の右側が大きく変更されていることが分かりますね。下の新しいバナーでは、最終的に公開された映画のクライマックスの舞台が右端にきています。
そう、7月時点では、“熊の人”ビヨルンと出会い、闇の森のクモたちと戦い、少なくともビルボとドワーフの仲間たちがエルフ王の地下牢から脱出するまでの物語は第1部で語られる予定になっていたのです。恐らく、クライマックスを“樽の川下り”とし(児童小説の語り口ではコミカルにも聞こえますが、実際あれやったら命がけですものね)、たての湖のほとりから、エスガロスとその背後に聳えるはなれ山を臨むエンディングだったのではないでしょうか。


↑2012年7月9日に公開されたバナー


↑2012年9月7日に公開されたバナー

[ホビット 思いがけない変更〜アゾグで読み解く3部作化の苦心〜(前編)]の続きを読む

ミニチュアリリースから『ホビット』3部作を推理する(その3)

2012年09月10日 21:17

9月7日(日本時間9月8日)、ワーナー・ブラザーズはiPad及びiPhone用の無料アプリ『Hobbit Movies』を公開し、そのコンテンツとして既出画像も含め60枚以上のスチルをUPしました。
「そんな、どっちも持っていないよ…!」とお嘆きの(管理人含む)皆さまは、以下のリンクからご覧下さい。 Hobbit stills1 Hobbit stills2 Hobbit stills3

そして、7月に行われたサンディエゴ・コミコンでのピーター・ジャクソン監督の発言通りならば、今月中に劇場予告編の第2弾が公開される予定です。
公開日は明らかにされていませんが、9月にはトールキンファンのお祭り「Hobbit Day(またはBaggins Birthday)」---言わずと知れたビルボとフロドの誕生日ですね---がありますので、その日に合わせるのではないかという噂もネット上にはチラホラ見受けられますが、単にファンの希望的観測であって根拠のあるものではなさそうです。でも、そんなバースデープレゼントもいいですね。いずれにしても待ち遠しい限りです。

さて、それでは前回の記事の続きです。『ホビット』のアクションフィギュアに添付された、ワーナー・ブラザーズ公式キャラクター紹介の後半です【 Source:SF-Fan.de & TORn


【注意】以下、『ホビット 思いがけない冒険』の登場人物やストーリーに関するネタばれがあります。映画をなるべく白紙状態で楽しみたい方は、読むのをお控え下さい。


*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *


16.茶のラダガスト
ラダガストは、忘れっぽく少々ぼんやりしていて、たいそう風変わりに見えます。出来れば人間より動物と話していたいと思っています。灰色のガンダルフとは魔法使いの同僚であり、また友人でもあります。
中つ国の広大な森の守護者の一人で、彼の風変わりな小さな家があるロスゴベルと呼ばれる森をしばしば散歩しています。一方で闇の森の暗い片隅から始まった異変に、切迫した運命を感じています。

17.白のサルマン
尊敬すべき力をもったサルマンは、世界の秩序と均衡を守る他の4人の魔法使いとともに、中つ国の守護者です。特にサルマンは、自由裁量で中つ国の自由な民の国々の運命を調停します。
「白の会議」の議長である彼は、灰色のガンダルフとトーリン・オーケンシールドが、彼の慎重な計画をだいなしにすることを心配しています。サルマンは非常に年をとっていて知恵がありますが、意識下の弱さに屈服して力に貪欲です。そしてその貪欲さは、最終的に全ての同盟にとって命取りのものとなります。

18.エルロンド
エルロンドは、中つ国に留まっているエルフたちの中で、最も年長で最も賢いエルフたちの一人です。裂け谷の主で、大海の東の「最後の憩」館に住んでいます。
トーリンとその仲間たちは、短い時間裂け谷に留まるだけですが、エルロンドはビルボとドワーフたちに宿と食事を提供しました。ドワーフたちは生まれながらにエルフが嫌いですが、快く彼らの助力を受け入れます。
エルロンドは、奪われた財宝を取り戻すというドワーフたちの計画に不審を抱きましたが、ガンダルフとトーリンがはなれ山に辿り着くのに必要な秘密の情報を与えました。

19.ガラドリエル
ガラドリエルは、中つ国に留まっているエルフたちの中で、最も年長のエルフの一人で、未来を見通す力を持っています。運命が中つ国を脅かす兆候が高まっているのを感じたガラドリエルは、その原因を突き止めるというガンダルフの使命を密かに支援します。
ガラドリエルは勿論、悪しき力が優位に立たなければ、仲間たちが成功するに違いないことを、さもなければ暗黒が全てを支配するだろうことを知っているのです。

20.スランドゥイル
強力なエルフの君主にして伝説的な戦士であるスランドゥイルは、レゴラスの父親です。森の国の王として、かつて「緑森大森林」と呼ばれ、今では不吉な「闇の森」という名で知られる森の北側の広大な地域を支配しています。
長く続いた暗い年月の間に、スランドゥイルはますます下界から遠離り、自分の周囲の人々だけを案じるようになりました。古代からの苦々しい確執は、彼が基本的に全てのドワーフたち、そしてトーリン・オーケンシールドを拒絶する状況に繋がっています。

21.レゴラス
レゴラスは森の国の王子であり、父親のスランドゥイル同様、高貴なエルフです。しかしながら、スランドゥイルとは宮廷で滅多に顔を合わせません。もっと正確にいえば、彼は森のエルフの森林守備隊とともに地域をパトロールしているのです。
スレンダーで熟達した戦士である彼は、父親とその側近たちに絶対に忠実です。しかし、外の世界の出来事は、最近では孤立した森のエルフの世界にも痕跡を残すようになりました。厄災の到来を目にして、レゴラスは彼の父親か自分の良心か、どちらに従うべきかの選択を迫られます。

22.タウリエル
「闇の森」の女性のエルフは、美しいのと同じくらい危険な存在です。スランドゥイル王の護衛及び森の国の守備隊の指揮官として、タウリエルは自分が正しいと思うことに関しては非常に独断的で情熱的です。
卓越した戦士であることは、彼女の2本の短剣及び弓と矢とで証明されます。レゴラス同様、非常に機敏で素早く戦うことが出来ます。
彼女はこの世界に何百年もの間生きていますが、エルフとしては最も若いうちの一人で、大きな森から滅多に外に出たことはありません。
[ミニチュアリリースから『ホビット』3部作を推理する(その3)]の続きを読む

『ホビット』今月の動き〜 2012年4月 〜

2012年04月30日 23:59

4月26日(木) *オークのアゾグ役、コナン・スティーブンスからジョン・ロールズに変更。
 コナン・スティーブンスは、アゾグの息子のボルグ(五軍の合戦でオーク軍を率いた)役となった模様。 【KR-Actors】【IMDb】
4月24日(木) *がラスベガスで開催されたシネマコンにて、『ホビット 思いがけない冒険』の映像が10分間上映される。
 全米劇場主協会(National Association of Theatre Owners)主催の映画祭シネマコンにて、フッテージ映像を48/秒で上映。ストーリーテリングに関する部分は賞賛されるも、48/秒フォーマットの映像については賛否両論。 【MarketWatch】 【BADASS DIGEST】 【About.com】
4月23日(火) *『ホビット』の進行状況を訊かれたアンディ・サーキス、「窮地の真っ只中だが、7月の撮影終了に向けてトンネルの先に灯りが見えてきたところさ」
 NZ映画「Good For Nothing」のプレミア会場でのインタビューで。【The Dominion post】
4月18日(水) *ロンドンオリンピックまであと100日となったのを記念して、ウエリントンで最初のストリートパーティが開催される。サー・イアン・マッケランやグレアム・マクタビッシュ他『ホビット』出演の英国俳優陣も参加。 【British High Commission Wellington】
4月17日(火) *スティーヴン・フライ、撮影を終了して、本日帰国の途に。
 先週末の帰国予定が追加撮影のために遅れたとのこと。ちなみに、土曜日(14日)には盛大なお別れパーティを催してもらったそうです。【Twitter】
4月13日(金) *Three Foot Seven、エルフ役のエキストラを公式募集。条件は「17歳以上の男女で、スレンダーな体型で身長182cm以上」 【trade me】
4月11日(水) *エスガロスの町長役のスティーヴン・フライ、『ホビット』における彼の撮影シーンを終えて週末に帰宅予定とtwitterで発言。 【Twitter】
4月9日(月) *湖の町と思われるセット写真流出。
 ミラマーのストーン・ストリート・スタジオで火災警報装置の誤作動があり、消防隊が出動。入り口のゲートが開いている間にドミニオン・ポスト紙のカメラマンが撮影。ちなみに消防隊は昨年、ストーン・ストリート・スタジオ及びWETAワークショップと秘密保持契約を結んでいます。 【The Dominion Post】
4月3日(火)
大きな地図で見る

*『ホビット』ロケ隊、ネルソン地区タカカ・ヒルで2日間の追加撮影。
 昨年12月の広範囲に渡る河川の氾濫で撮影出来なかった分の追加(再ロケ)とのこと。 【Nelson Mail】
4月1日(日) *『ホビット』に関するエイプリル・フール情報のまとめ
●『ホビット 思いがけない冒険』にエルラダン&エルロヒア兄弟(*エルロンドの双子の息子でアルウェンの兄)が登場する(予告編に 映っている裂け谷の騎馬エルフ2人がそうである)。その配役に、映画『ハリー・ポッター』シリーズでフレッド&ジョージ・ウィーズリーを演じている双子の兄弟、ジェームズ・フェルプスとオリバー・フェルプスが起用された。 【TORn】

●『ホビット 思いがけない冒険』の主題歌を、ドイツのファンタジー・メタル・ロックバンドBlind Guardianが手がける。 【HDRF】


■Recent Entries


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。