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『ホビットの冒険』の撮影期間は370日!?

2008年12月04日 05:43

Hellboy 2: The Golden Army [Original Motion Picture Soundtrack]Hellboy 2: The Golden Army [Original Motion Picture Soundtrack]
(2008/07/15)

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『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』のブルー・レイディスク発売を記念して、デル・トロ監督とファンとのライブチャットが Universal Hidef.com にて、先月の23日に行われました。
実はこのチャット、ウェブ対応のBDプレイヤーによって行われ、トランスクリプトの閲覧にも同サイトへの会員登録が必要でありました。
そんな訳で、チャットが23日に行われることは事前に知っていたのですが、会員登録を厭わないマメな英語圏のファンがどこかのサイトにUPしてくれる迄、その内容については“おあずけ”だなぁと指をくわえて待っていたのであります。
最近になって漸くBilboHobbit.com (Special Thanks!)にて、『ホビットの冒険』に関する部分のトランスクリプトが掲載されていることが分かりましたので、こうして記事をお届けすることが出来たという次第です。

前置きが長くなりましたが、その“なんちゃって翻訳”でございます。ドゾ!

  *   *   *   *   *   *   *   *  

Q 「ユニバーサルの発表によれば、『ホビットの冒険』を撮り終えた後のあなたの映画スケジュールはかなり忙しいようですが、我々は『ヘルボーイ3』を観ることが出来るでしょうか?」
GDT 「僕は勿論そのつもりだよ!だけど、最終的には全て会社判断だし、映画会社の体制というものはえてして、非常に急速に変わってしまうものだからね」

Q 「『ヘルボーイ2』で働いたスタッフたちは、『ホビットの冒険』にも加わりますか?」
GDT 「そうあって欲しいね。ミニョーラ(*マイク・ミニョーラ:コミック作家で、原案と製作総指揮を担当)、バーロウ(*ウェイン・D・バーロウ:ビジュアルデザイナー)、スペクトラル・モーション社(*VFX工房)、ギレルモ・ナヴァロ(*撮影)、それに他のスタッフたちも…」

Q 「作曲家のダニー・エルフマンとは、この先のプロジェクトで一緒に仕事をする予定がありますか?」
GDT 「勿論だよ。だけど『ホビット』の後になるね」

Q 「『ヘルボーイ2』は『ホビットの冒険』を撮影する準備として役立ったと思いますか?」
GDT 「技術的な面で言えば答えはイエスだね。挑戦なしに『ホビットの冒険』は撮れないよ。LotR3部作と同じくらい夢中にさせられる、広大な世界の創造と拡張への挑戦なんだ。それは敬意と熱意、そして創造力との正しい調合でもって、トールキンの原作にアプローチすることなんだ」

Q 「『ヘルボーイ2』のようにクールなクリーチャーが、『ホビット』でも見られるでしょうか?」
GDT 「そりゃもう、たくさんね。ゴブリンの王国やスマウグ、それに闇の森のクモたち!
僕たちはクリーチャーを創り出すのに、CGIとアニマトロニクスをシームレスで融合させた最先端の技術でもって、新しい芸術形式を生み出そうと努力しているんだ」
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デル・トロ監督、キャスティングとクリーチャーについて語る

2008年11月15日 22:11

日本では2009年のお正月映画として公開予定の『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』ですが、本国では去る11月11日にDVD(及びブルーレイ・ディスク)も発売されました。
我らがデル・トロ監督、その発売イベントの会場でも、ComingSoon.net に問われて、『ホビットの冒険』でのキャスティングの未定と、クリーチャー造形について熱弁を揮っております。それでは短いインタビューですが、ドゾ!

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

デル・トロ監督は、シナリオを書き終わるまでキャスティングを始めないと言いました。

「誇張なしに、二つの映画のストーリーを書いていて、毎週のようにそれが変わっていくのを発見するんだ。そう、毎週新たな発見があって、今週僕たちが言ったことは、次の週には否定されることになるんだよ。だから、キャスティングにおいてもそれは同じことなんだ。どうして無責任な望みや予想をたてられるだろう、まだ全く方向性が分からないっていうのにね。それはあまり良い考えとは言えないな」

クリーチャーについては、LotR3部作に登場しなかったものも含め、ずっと多くの生き物が探求されることになりそうです。

「いくつかは無線操縦スーツ、muscle- driven (*直訳すれば“駆動筋肉”ってとこでしょうか?)でやりたいんだよ。僕たちは『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』で、既にWink(*CGI用ソフトの名だと思うのですが、チュートリアル作成フリーウェアのあれかしら???)でそれを始めてみたんだ。映画の予算と制限時間内で出来たのと同じくらいのことが出来たよ!そこで習得したことを生かすつもりなんだ。
『ホビットの冒険』に登場するスマウグは、トールキンが生み出した偉大なるドラゴンで、素晴らしいキャラクターなんだ。勿論、皆に“あなたが一番好きなドラゴンはどれか?”って訊いたら、それぞれ違うドラゴンを挙げるだろうけどね。でも、僕としては、今までに見たことのある全てのクリーチャーを超える意匠や創造となるよう、限界まで挑戦するつもりでいるんだよ。
僕が創ろうとしているドラゴンについて、誰もがなかなか到達出来ない最高の例の一つに、『ドラゴンスレイヤー』(*1981米、監督:マシュー・ロビンズ)がある。これに登場する悪竜ヴァーミスラックス・ペジョラティヴのデザイン(*こんなカンジ)は、これまでに創られたクリーチャーのうちで、最も完全なもののうちの一つだね。だけど注意しなくちゃならないことは、特徴的である為に(他との差異を出すことが目的で)特徴的にしちゃいけないって事だ。その点スマウグは、彼を独特なものと成らしめている特徴が既にあるからね。
僕は今にも口を滑らせてしまいそうなんだけど、それは止めとくよ。だって、どのみち僕が撮るんだもの!」

日本へようこそ!デル・トロ監督!!

2008年10月31日 20:21

世界一多忙な映画監督の一人と言われておりますギレルモ・デル・トロ監督、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』 (日本での公式タイトルは、最終的に“2”が抜けたようですね)の最後の公開国(恐らく)となる日本へ、同作の宣伝の為にやってまいりました!
10月30日、東京は有楽町のザ・ペニンシュラ東京での記者会見の様子を、多くの映画情報サイトが取り上げております(Source: Variety Japaneiga.com & シネマトゥデイ

それらによりますと、彼のモンスター偏愛について訊ねられた監督、その理由は、「モンスターは人間の精神性を純粋に、強く象徴している存在だから」だそうです。そして、「ゴジラであれガメラであれ、感情移入できるキャラクターを構築しているから日本の作品は秀逸なんだ。それに、西洋では軽視されがちなアニメなどの文化にも、きちんと見合うべき敬意を払っている唯一の国だ」と絶賛。そして、日本のサブカルチャーについて話が及ぶと、
「手塚治虫や高畑勲、宮崎駿を見て育った。その後は押井守や大友克洋からも多くインスピレーションを得た。漫画やイラストでは韮沢靖、弐瓶勉の作品に大変な影響を受けた。また、ビデオゲームでもアートと呼べるものは日本のものだけ。『メタルギアソリッド』や『ワンダと巨像』『ICO』は非常に素晴らしい」と、日本人もびっくり!の知識を披露し(伊藤潤二、日野日出志等の名前もあがったそうで)、会場から驚きのどよめきが起こる程だったとか。す、凄すぎ・・・!

惜しむべくは、他国では必ず『ホビットの冒険』についての質問攻めにあっていたのに、日本の記者がそれについて質問した様子がないことですね。どれだけ映画としての『ロード・オブ・ザ・リング』がヒットしようとその先に関心が及ばない。このへんが我が国でファンタジーという文化が市民権を得てからの歴史の浅さ、ファン層の薄さを痛感するところですね。これ以上ない『ホビット』の最新情報が聞ける(かも知れない)チャンスだったのに。まぁ、監督自身は、それを訊ねられることに辟易としていたかもしれないので、「助かった」と思っているかもですが(^_^;

尚、以前の記事で、監督の創作の源である“アイデアノート”についてご紹介させて頂いたことがありましたが、会見中もずっとノートを手にしていたそうです。それから、
「東京に来る時は、空(から)のスーツケースを別に1つ持ってきて、玩具やグッズでいっぱいにして帰るんだ」と楽しそうに話した、とか。
今日辺り秋葉原へ行けば、山積みのフィギュアを手にしたギレルモ監督と出会えたかも知れませんね(笑)ザ・ペニンシュラ東京・・・当日すぐ近くにいたのになぁ。知ってたら出待ちしてサインを貰ったのに!(>国内情報には疎い)と、ちょっぴり悔しい管理人でございました。

*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
こちらこそ、いつもコメントを頂いて、本当に有り難うございます!
自分のあまりの語学力のなさに、マジで泣きたくなる思いを毎日しておりますが、唯々『ホビット』関連の情報を知りたいのと、皆さまのエールをエネルギーに頑張っております。まだまだ先は長いですが、これからもどうぞ宜しく御つき合い下さいませ。
・・・という訳で、インタビュー記事の続きは近々必ず。お待たせしてすみません~★

デル・トロ監督インタビュー~プレミア編~(後編)

2008年09月15日 17:25

9月8日に投稿した記事の後半になります。
『ホビットの冒険』についての目新しい情報は特にありませんが、ギレルモさんの撮影スタイルと、現場での雰囲気が伺える内容になっております。(Source

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

『ヘルボーイ2』のまた別の場面では、『スター・ウォーズ』と『メン・イン・ブラック』の酒場シーンを思い出させます。異様なクリーチャーが無頓着に一般市民と混じっているのですから。同様に、ヘルボーイと彼の同僚がブルックリン大橋の下のトロール・マーケットを散策している間も、奇妙なクリーチャーが辺りをうろついています。
「マイク(*ミニョーラ:コミック原作者)は酒場シーンに物言いたげだったけど、僕は何か違ったことがしたかったんだ。背景に彼らがいることによって、よりエキストラっぽく、リアルな感じになるからね」

セットでは、彼が頭の中で構想したショットが撮れるまで、長い時間を費やします。
3~4テイクで終わることは殆どなく、必要に応じて12テイクに至ることもあるのです。
「僕は相当な偏執狂さ。僕にはいつも思い描くヴィジョンがあるんだ。それが現れるまで撮り続けるのさ」

「実際、彼は『ヘルボーイ』の時より沢山テイクを重ねたわね」と、ヘルボーイのガールフレンド、リズ・シャーマンを演じたセルマ・ブレアーは語ってくれました。
「監督は自分が求めることに対して、決してシャイじゃないわ。それでも、誰もが彼を尊敬しているのよ。自分たちは、今世界で最も卓越した監督のうちの一人と働いているんだ、という雰囲気がセットの中にあるの」
ジェフリー・タンバー(*『ヘルボーイ』シリーズで官僚トム・マニングを演じた俳優)は更に、
「彼は望むものに対して、強い意識を持っている。でも、セット内の雰囲気は決して厳しいものじゃない。僕たちはしばし大笑いしたもんだ。彼は特に照明と特殊効果に労を惜しまない。でも、後で映画を観た時、そのことに感謝することになるんだよ」

しかし、そのような完璧さは、決して代価なしでは成し得ません。
撮影期間は長く、故郷からは遠く(『ヘルボーイ』はプラハで、『ヘルボーイ2』はブダペストで撮影されました)、特に俳優のロン・パールマンをうんざりさせました。ホーンや『ヘルボーイ』の他のキャラクターになることは、彼の心身を疲れさせて、毎日撮影するのが難しいこともありました。
「彼は特別、特殊メイクや着ぐるみが好きって訳じゃないと思うね。だけど、演じる役と僕との仕事が好きだからやってくれてるんだ」
とデル・トロは言います。
「時には、6時間かけてメイクして、その後10時間撮影することもあるんだ。僕たちには15年間に及ぶ友情が存在する。互いに率直で、そして残忍でもあるのさ」

デル・トロはこの夏、以前と比較にならない程慌ただしく動き回っています。
『ロード・オブ・ザ・リング』の前章にあたる『ホビットの冒険』の製作が始まるのです。
この大作映画の将来についての長年の“お喋り”の後、プロデューサーのピーター・ジャクソンとニューライン・シネマは、トールキンの古典に基づく2つの映画を、デル・トロが監督することになったと公式に発表しました。2番目の映画は、『ロード・オブ・ザ・リング~第一部:旅の仲間』に直接繋がる物語になります。
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デル・トロ監督インタビュー~Premiere編~(前編)

2008年09月08日 23:57

こちらも一ヶ月程前の記事になりますが、デル・トロ監督のお気に入りの映画作家や、幼年時代のエピソードなど、ファンにはなかなか興味深い内容となっております。
Premiere.comでサイト4頁に渡って掲載された、ちょっと長めの特集記事ですので、前後編でお届け致しますねー(^-^)/

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

“mensch(*ドイツ語の「人間」)”に相応するスペイン語は何か?

それは、ドイツ語に由来するイディッシュ語で、“賞賛に値し、高潔で、確固とした目標を持った者”である(*米の話言葉では「立派な人」の意とか)。

この質問は、『ヘルボーイ』及び『ヘルボーイ2:ゴールデン・アーミー』で、官僚トム・マニングを演じた映画スター、ジェフリー・タンバーから発せられました。彼はそれが、ギレルモ・デル・トロ監督を語る上で最も正確な表現であると言います。
「彼は非常に強い男だ」とタンバーは説明します。「己の望むものに対して、強い意識を持っているんだ」

デル・トロの望みが新進気鋭の映画作家として認識されることであるならば、その使命は達成されたとみなされるべきでしょう。
20年以上前に処女作『Dona Lupe』の脚本を書いて自ら監督し、1993年には『クロノス』でカンヌ映画祭の最高の賞を獲得。そして、最近発表した数々の映画で、世界的にその名を知られるようになったのですから。

2001年の『デビルズ・バックボーン』はアートシアターで大評判となりましたが、彼をコミックファンの間だけではなく、本当に有名にしたのは『ヘルボーイ』でした。
2004年に公開されたこの映画の製作費はおよそ6600万ドルでした。それに対して米国での興行収入は5900万ドル程度。とても『スパイダーマン』タイプの作品ではありません。
それでも、かなりの海外収益に加えてDVDの売り上げも良好で、フランチャイズの可能性を証明するに充分な理由をユニバーサルに与えました。
デル・トロ監督によれば、『ヘルボーイ2』の製作費は8500万ドル。7月11日全米公開予定の夏の超大作の興収は高めに想定されています。

一部の監督は続編を嫌いますが、デル・トロ監督は彼らとは違います。
「振り返ってみれば、最初の『ヘルボーイ』では違うことをやれたせいで、いろんな発見が出来たんだ。僕はこの世界に再び戻ってこれて満足だよ。もし観客が、二つの映画を一緒に観るとしたら、それぞれまったく異なった物語であるほうがいいと思うんだ」と彼は言います。
「僕はキャラクターと、魅力的なアクションのシークエンスにもっと時間を使いたかったんだ。一作目も型通りのアクションがあるにはあったんだけどね。クリーチャーは素晴らしかったが、充分に生かしきれていなかったね。最初の映画は、可能な限りコミックに忠実でありたいと思っていたんだ。だけど、振り返ってみれば、この作品が僕のインプリント(*出版社や発行者を記したラベル)とされるのなら、僕自身の楽しみも若干あっていいんじゃないかって思えたんでね」
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