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『ホビット』スタッフはメキシコ人がいっぱい!

2008年12月18日 04:27

今月半ば、ニュージーランドからメキシコへ一時帰国したデル・トロ監督ですが、故郷メキシコで行われたインタビューの中で、いくつか『ホビットの冒険』のスタッフに関する情報を語っております。それによりますと、

「僕たちは今、長い製作準備期間の中にあるけど、僕はもうデザイン画や図面は見ているんだ。ギレルモ・ナヴァロは既にプロジェクトに参加していて、僕たちと一緒にこの仕事を続けていってもらうつもりなんだ」と、古くからの馴染みでもあるメキシコ出身の実力派撮影監督をご指名です!

また別のレポートによりますと、『ホビット…』のデザインスタッフとして、『ヘルボーイ』シリーズのコンセプト・アートを担当していたデザイナー、パブロ・アンヘレス(Pablo Angeles)とフランシスコ・ルイス・ベラスコ(Francisco Ruiz Velasco)についても、クルーに加わるとのことですよ。

デル・トロファミリーから優秀なスタッフをWETAに集結させ、『ホビットの冒険』2部作をとことん“俺色”に染めそうなギレルモ監督であります。どんな中つ国が登場しますやら、今からとっても楽しみです!(Source:Informador.com.MXMilenio.com & English Translation:BilboHobbit.com


*** 拍手&拍手コメント、有難うございます! ***
いつも忘れた頃の更新で、お返事も遅くなって申し訳ないです~!
『指輪物語』の追補篇にある「アラゴルンとアルウェンの物語」は、それだけで一編の映画になりそうな、ロマンチックで美しい物語だと思います。そのシーンのいくつかでも肉眼で見ることが出来るのなら、ファンにはこの上ない幸福ですよね!
ホントに、麗しいエルフの若殿likeアラゴルンを、ヴィゴで見たいものであります(*^^*)
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デル・トロ監督インタビュー~Premiere編~(前編)

2008年09月08日 23:57

こちらも一ヶ月程前の記事になりますが、デル・トロ監督のお気に入りの映画作家や、幼年時代のエピソードなど、ファンにはなかなか興味深い内容となっております。
Premiere.comでサイト4頁に渡って掲載された、ちょっと長めの特集記事ですので、前後編でお届け致しますねー(^-^)/

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

“mensch(*ドイツ語の「人間」)”に相応するスペイン語は何か?

それは、ドイツ語に由来するイディッシュ語で、“賞賛に値し、高潔で、確固とした目標を持った者”である(*米の話言葉では「立派な人」の意とか)。

この質問は、『ヘルボーイ』及び『ヘルボーイ2:ゴールデン・アーミー』で、官僚トム・マニングを演じた映画スター、ジェフリー・タンバーから発せられました。彼はそれが、ギレルモ・デル・トロ監督を語る上で最も正確な表現であると言います。
「彼は非常に強い男だ」とタンバーは説明します。「己の望むものに対して、強い意識を持っているんだ」

デル・トロの望みが新進気鋭の映画作家として認識されることであるならば、その使命は達成されたとみなされるべきでしょう。
20年以上前に処女作『Dona Lupe』の脚本を書いて自ら監督し、1993年には『クロノス』でカンヌ映画祭の最高の賞を獲得。そして、最近発表した数々の映画で、世界的にその名を知られるようになったのですから。

2001年の『デビルズ・バックボーン』はアートシアターで大評判となりましたが、彼をコミックファンの間だけではなく、本当に有名にしたのは『ヘルボーイ』でした。
2004年に公開されたこの映画の製作費はおよそ6600万ドルでした。それに対して米国での興行収入は5900万ドル程度。とても『スパイダーマン』タイプの作品ではありません。
それでも、かなりの海外収益に加えてDVDの売り上げも良好で、フランチャイズの可能性を証明するに充分な理由をユニバーサルに与えました。
デル・トロ監督によれば、『ヘルボーイ2』の製作費は8500万ドル。7月11日全米公開予定の夏の超大作の興収は高めに想定されています。

一部の監督は続編を嫌いますが、デル・トロ監督は彼らとは違います。
「振り返ってみれば、最初の『ヘルボーイ』では違うことをやれたせいで、いろんな発見が出来たんだ。僕はこの世界に再び戻ってこれて満足だよ。もし観客が、二つの映画を一緒に観るとしたら、それぞれまったく異なった物語であるほうがいいと思うんだ」と彼は言います。
「僕はキャラクターと、魅力的なアクションのシークエンスにもっと時間を使いたかったんだ。一作目も型通りのアクションがあるにはあったんだけどね。クリーチャーは素晴らしかったが、充分に生かしきれていなかったね。最初の映画は、可能な限りコミックに忠実でありたいと思っていたんだ。だけど、振り返ってみれば、この作品が僕のインプリント(*出版社や発行者を記したラベル)とされるのなら、僕自身の楽しみも若干あっていいんじゃないかって思えたんでね」
[デル・トロ監督インタビュー~Premiere編~(前編)]の続きを読む

デル・トロ監督インタビュー~Guardian編~

2008年09月02日 22:36

こちらも『ヘルボーイ2』のプレミアツアー頃に行われたインタビューの一つです。
記事のタイトルを直訳すれば、“どのようにして、ヘルボーイを僕のイメージから作ったか”であります。
『ホビットの冒険』に関する言及はほんの少しですが、アイデアスケッチから実際に映画のクリーチャーを作り上げるまで、デル・トロ監督の創作上の秘密が垣間見える、個人的にとても興味深いインタビューの一つでありました。『ホビット』のビジュアル面の傾向を占う上でも、参考になるのではないでしょうか?(Source)

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

(*以下、全てデル・トロ監督のコメントとして)

「僕が完全に自由である時間は唯一、僕の創作ノートに取り組んでいない時だね。それらは100パーセント創造の過程に必要なんだ。最初にアイデアを思いつく時、それはノートの頁の上で起こるんだ。

僕は、鞄の中にいつもノートを入れて持ち歩いているんだ。それが傍にない時は、出来るだけ早く僕の他の皮のノート(それは僕の左手さ)に書き込むことにしているよ。
そして必ず脚本やデザインの最終段階で、このノートに戻るようにしているんだ。最初の色彩設計や美術設計、それに照明の分析もこれで行うんだよ。それはすごく熱中する瞬間なんだ。基本的なことは全てこのノートで間に合うんだ。『ヘルボーイ2』では20~30頁を使ったよ。『パンズ・ラビリンス』でさえ、それ程じゃなかったね。

映像的には、僕が全てやったのと同じくらい、この映画を誇りに思っているんだ。
『ヘルボーイ』一作目は、作者のマイク・ミニョーラのヴィジュアル世界そのままだったんだ。今回はもっとざっくばらんに自分なりにやることに決めたのさ。
この映画を撮ることは、非常に難しくて痛みを伴うものだった。でも、僕にとって最も価値ある創造的な経験の一つとなったよ。

僕は始めに下絵を描く。時々はカテドラルヘッドやザ・キングのキャラクターように、殆ど(最初のアイデア通りで)変更なしに済ませるものもある。
時にはマイク・ミニョーラや、他のデザイナーの一人がスケッチを描くし、ポストプロダクションのデジタルデザイナーが更に変更を加えるかもしれない。その過程は、実際の生物にも似ているよ。“死の天使”は彫塑の段階を何回も経て、絶えず進化していたしね。

僕たちが映画のために生み出した32体のクリーチャーのうち、90パーセントはフィジカル(物質的)な作業で作られたんだ。あまりにも巨大だったり、霊体のようだったり、歯の妖精のようにすごく小さなキャラクターだけはCGIで作ったけどね。
最近では、こういうふうに映画を作ることはとても珍しいことなんだ。でも僕は、CGI単独では成し得ない、芸術的技巧や質感の価値が映画に手作り感--言わばヒューマンタッチ--をもたらしてくれるのを感じているんだ。だから僕は、クリーチャーにフィジカルな効果を保つことを、とても重要視しているんだよ」
[デル・トロ監督インタビュー~Guardian編~]の続きを読む

デル・トロ監督インタビュー~Times Online編~

2008年08月30日 22:11

青空が広がってるのに、なんで大雨の天気予報???と電車に乗って本に目を落とし、動き出した途端に乗客のざわめきで顔をあげれば、車軸のような雨であります。最近この手の土砂降りに、何度遭遇したか分かりゃしません。雷でいつこのおんぼろMacがいかれる(逝かれる?)かと、それもヒヤヒヤな毎日です。

さて、今回もギレルモ監督のインタビュー記事(ちょい古!)を紹介させて頂きます。例によってなんちゃって意訳ですので、正しくはソースをご確認下さいね。題して、
ギレルモ・デル・トロは、中つ国を彼の神話世界に加える” です。どぞ!

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

ギレルモ・デル・トロ監督によれば、印象派の画家ピエール=オーギュスト・ルノワールは、映画作家であった息子のジャン・ルノワールにこう言ったそうです。
『本当に才能のある芸術家は、同じ木を何度も何度も描くものだ』

「彼は、“芸術家は決して(同じ仕事やテーマの探求から)動くことなく、執拗に戻るべきだ”ということを言ったんだ。でも僕は、人はその生を終えるまで、たとえやり遂げられようがやり遂げられまいが、繰り返し同じ木を描くものだと信じているんだ。それが意志による決定であるとは思わない。むしろ“衝動的な性向”だね」

この「衝動」こそが、43才の映画作家の経歴を形作ったと言えます。
彼は2つの異なる経路を辿ってきました。
スペイン語のインデペンデント・ムービーでは多数の批評家の賞賛を獲得し、英語の映画スタジオによる作品では、ボックスオフィスを賑わしました。それでも、すべてのデル・トロ作品は、極度に個人的な物語として成り立っており、テーマと象徴が繰り返し散りばめられています。

次のプロジェクトの為に、彼はニュージーランドで4年間を過ごすことになっています。そこで彼は、トールキンの古典『ホビットの冒険』の映画化に着手するのです。それはLotR3部作を監督したピーター・ジャクソンをプロデューサーとする、ファンにとっては夢の組合せです。

コミック雑誌を原作とするアクション映画--『ブレイド2』や『ヘルボーイ』シリーズ--か、彼の自国語の映画--『デビルズ・バックボーン』や『パンズ・ラビリンス』--であるかに関わらず、このメキシコ人監督は、常にイデオロギーの疎外、追放と対立の本質を探究して止みません。彼のすべてのキャラクターは、構築された(しかし荒れ果てた)世界に棲息しています。

「それは、僕がおとぎ話を愛しているからだ。おとぎ話は、組織的な政治や、宗教や経済などと違って真実を告げるからね。これらのものは魂を破壊する。それが『パンズ・ラビリンス』の着想であり、『ヘルボーイ』や僕の全ての映画に、程度の差こそあれ表れているものなんだ」
[デル・トロ監督インタビュー~Times Online編~]の続きを読む


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